映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

アンストッパブル

2011-02-22 13:04:43 | 映画



この映画を観てまず感じたことは、これがアメリカなんだよなって。
この映画観た人、思わなかった?
こんなこと今の日本じゃありえないよ。

ブレーキコードは外れててもそのまま。
先輩に叱られた新人が、むかついてわざと列車を多く連結させたり。
運転手が停車させないで列車から飛び降りる。
あんなデブなのに・・・
でもこれがアメリカクオリティなんだよね。
それにこれはアメリカだけではないし、やっぱり日本が進みすぎてるんだよ。

全体のGDPが中国に抜かれて3位になりました。
でもどうだろう?日本よりGDPが多いアメリカと中国と、果たして日本とどちらが住みやすいか。
明らかに日本のほうが住みやすいから、だから今の若い人たちは日本から離れたがらないんじゃないの?

ってね、この映画のヒーローストーリーが進んでいく前に、そんなことをちょっと考えてしまいました。
そして半ば呆れながら観始めましたが、でも私はこういう映画好きです。

リストラ間近の老機関士が娘に電話して、具体的なことは何も言わずにただ愛してるよとだけ告げて携帯を切るシーン、ちょっと目の前がウルウルしたりしました。

あまりにもずさんすぎる彼ら登場人物はともかく、楽しめるか楽しめないかと聞かれれば、断然楽しめたと言えることでしょう。
ただ自分が海外旅行をした際の、理不尽だったことの数々を思い出してしまうと、違った意味で厚くなるのかもしれませんが・・・

そんな映画でした。

白夜行

2011-02-21 13:10:22 | 映画




よく女性と接しているときに、それもちょっとこちらに好意があったりするようなときに、もちろんそんなときは彼女の笑顔しか目に入らないものなのだけど、でも、ほんとに何気ないひと時に彼女が不愉快そうな顔を見せるときがあるとする。
いや、そんなことは当たり前なのだけど、ただそういうときのそんな不機嫌そうな顔が許せるかどうかによって、その先のことを考えたりだとか、そういうことにつながっていくのではなかろうかと。

だって結婚してからそんなことに気がついても遅いし。
結婚してからそんなことに気がつくと、浮気をしたりだとか家に帰らなくなったりだとか、そんなことになってしまう。

否、不機嫌な顔というか仏頂面だよね。
不機嫌な顔というのは、男からみるとそれもむしろかわいかったりだとか、そういう側面がないことも否めない。
しかしながら仏頂面は・・・

仕事でへとへとになって夜遅くに帰ってきて、自分のミスで相手に怒られてしまったり、そんなときにね、心の拠り所になるのこそ家族なのだけど、もしようやく家にたどり着いて、玄関のドアを開けた瞬間にそんな仏頂面が待っていたりしたら。
「ようやく家に帰ってあんなツラされてみろよ、わかるだろ、だから俺は家に帰りたくないんだ」
と、昔会社の先輩が言っていたことがあった。
その子は全然関係のないきれいめな子だったんだけど、私もなるほどなあと、それも一理あるなと思った。
「いま仏頂面しただろ、女って結婚したらああいう顔するんだぜ」
だってさ。

なんかそんなこと思い出した。

さて、この映画のオープニング観て思ったのだけど、邦画のオープニングってなんでああいう感じなんだろ。
音楽ってイントロが大事だけど、映画だってオープニングは重要だよね。
なんかこの映画みたいな地味でぼんやりしたオープニングって多いよね。
タケシさんの『アウトレイジ』じゃないけど、もうちょっとかっちょいいオープニングは作れないものなのか。

そんなことをふと思いました。
ちなみに、だいぶ以前に『白夜行』を読んだ私は、ちょうど楽天で『幻夜』を取り寄せたところ。
今読んでいるものが片付いたら読んでみようかと思っています。

ソーシャルネットワーク

2011-02-09 08:49:07 | 映画


ソーシャルネットワークを観ました。
この映画評価がかなり高いよね。

これを見ているみなはこの映画見ましたか?
どうでした?

ちなみに私は、何が始まるんだろう?と思いながら観ていたらそこで終わってしまった感じで・・・
起承転結の起承転までしかなくなかった?
なんか尻切れトンボの印象が強かったかな。

ほら、映画の王道としては、非常にクレバーなんだけど人間的にまだ未熟で、というのはよくある人物設定だよね。
で、その主人公がさまざまな壁にぶち当たりながらも最後には人間的に成長していくと、映画というものはそういうものなのではないだろうか。
もしくは、そんな主人公が結果として社会に適応できず、悲劇的なエンディングを迎えるだとか。
でもこの映画はそのどちらでもなくて。
どうなのだろうというのが正直なところかも。

この映画はドキュメンタリーだから、ということなのかもしれない。
米国ではFacebookが人気で、創設者のマーク・ザッカーバーグも非常に注目されていて、多くの人が彼のことを知りたくてこの映画を観たと。
そのくらいの温度差を感じました。

でも音楽は良かったね。