この映画を観てまず感じたことは、これがアメリカなんだよなって。
この映画観た人、思わなかった?
こんなこと今の日本じゃありえないよ。
ブレーキコードは外れててもそのまま。
先輩に叱られた新人が、むかついてわざと列車を多く連結させたり。
運転手が停車させないで列車から飛び降りる。
あんなデブなのに・・・
でもこれがアメリカクオリティなんだよね。
それにこれはアメリカだけではないし、やっぱり日本が進みすぎてるんだよ。
全体のGDPが中国に抜かれて3位になりました。
でもどうだろう?日本よりGDPが多いアメリカと中国と、果たして日本とどちらが住みやすいか。
明らかに日本のほうが住みやすいから、だから今の若い人たちは日本から離れたがらないんじゃないの?
ってね、この映画のヒーローストーリーが進んでいく前に、そんなことをちょっと考えてしまいました。
そして半ば呆れながら観始めましたが、でも私はこういう映画好きです。
リストラ間近の老機関士が娘に電話して、具体的なことは何も言わずにただ愛してるよとだけ告げて携帯を切るシーン、ちょっと目の前がウルウルしたりしました。
あまりにもずさんすぎる彼ら登場人物はともかく、楽しめるか楽しめないかと聞かれれば、断然楽しめたと言えることでしょう。
ただ自分が海外旅行をした際の、理不尽だったことの数々を思い出してしまうと、違った意味で厚くなるのかもしれませんが・・・
そんな映画でした。