映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

トゥモローランド

2015-06-20 00:07:30 | 映画



劇場のタイムテーブルでちょうどよかった『トゥモローランド』を観てきました。
”ウォルト・ディズニー最高にして最大のプロジェクト”という謳い文句を見た記憶はあって、でもディズニーの映画だから「ウォルトディズニーが悪役と言うことはないか」なんて言うことを考えながら見始めました。
なんか『トロン・レガシー』みたいな映画なのかなと思って。

したっけ、良い意味で全然違って、むしろエッフェル塔の物語?っていうくらい。
ジョージ・クルーニーも、いつもの優男みたいな役ではないし。
そして最後は泣かされそうになったし。

切ない恋の映画といってもいいかも。
もし、映画『ドラえもん』が気に入ったという人は、この映画も好きになるんじゃないかな。

なんかいろいろな映画の狭間になって、何が何でも『トゥモローランド』を観なくては!!という世間の雰囲気ではありませんが、私はハンガーゲームだったらこちらの方が良かったかな。
最後の”モニター”がどうのこうのという話はわかりにくかったですが、ようは「モニターを破壊しなくては!!」ということのようで、アクションのシーンになるので、深く考えないでもOK笑。

人が生きてきた中で、大切なものと、大切な思い出。
自分にとって、それは何なんだろうって、考えさせられる映画でした。



おかあさんの木

2015-06-16 12:11:28 | 映画



14日はTOHO映画館1100円dayだったので観に行きました。
なんか最近TOHOに不信感がある笑。

毎週火曜日のTOHO会員の日や、ナイト割引が消費税増税に伴って値上げされた反面、水曜日は女性だけ相変わらず安いし、学生は毎日安いし、月曜はauユーザーだけ1100円だし。
どれにも当てはまらない自分は、彼らの養分にされているだけなんじゃないかと思わないではありません。

と、そんなこんなで最近ちょっと映画館から足が遠のいていたのは確かですが、久々に行くことにしたのです。

タイムテーブルを見てみると『海街diary』と『おかあさんの木』が面白そうだなと思って、でも2本観るとして両方邦画にしてしまうと、重くなったらイヤだったし、1本はハンガーゲームにすることに。
そして邦画は、海街のほうはまだ上映が続きそうだし、『おかあさんの木』にすることにしたのです。

だってTOHOのサイトの、この映画の解説がすごいんだよ。

  ” 現代――。土地の整備事業が進むのどかな田園地帯に、凛と佇む7本の古い古い桐の木。伐採の許可をとるべく、役所の職員2人が向かったのは美しい老人ホーム。
    彼らを待っていた1人の老女・サユリは、時折朦朧とする意識の中、静かに力強くつぶやく。「あの木を切ってはならん…。あれは…おかあさんの木じゃ…」
   そして彼女は、ある悲しい物語を語り始めた――。 "

なんか、オカルトチックな要素もある映画なのかなって思うじゃん。
でも、全く違ったガッチガチの戦争映画だった。
そして戦争映画ではありましたが、まだ2015年が始まってから半年も経っていないのにも関わらず、自分の中で今年1番の邦画になりそうな予感。

観ててつらくてつらくて。
それだけ突き刺さってきたということなのかな。
去年の『永遠のゼロ』といい、その前年の『日輪の遺産』といい、考えさせられますね。

みなも時間が合ったら、ぜひ観てみてください!!