映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

ピラミッドだぁ!

2016-08-31 10:13:08 | 舞台



8月26日から29日に草月ホールで行われた『ピラミッドだぁ!』を観てきました。

27日はキングコング西野さんとノンスタイル石田さんたちのTEAMナイスなやつら。
そして29日はTEAMダイノジ公演。

西野さんの脚本を、それぞれのチームが違う演出で行うという舞台です。
そして実際、まったく違った舞台になっておりました。

TEAMナイスなやつらのほうは、西野さんが計算し尽くした筋書きが、西野さんが計算したように進んでいく緻密な舞台で、たぶんお客さんも安心して観てられたんじゃないかな。
それとは真逆だったのがTEAMダイノジ笑。

ナイスなやつらは、撮影クルー役がテレビでよく見る芸能人西野さんと、元NMB48で美人な梅田彩佳さんなんですよ。
出てきた瞬間、客も「おぉっ!!」って沸くしね、安心もするわけだ。
まあ、西野さんの舞台を観に来たわけだし、当たり前なんですけどね。
盤石の体制とはこのことだ。

それに対してTEAMダイノジのほうは、去年に続いて出演している、こちらも元NMB48の山田菜々さんが、なんかもう「コウモリが見える」とか言い出すし、あぁ、これは「げいにん」の悪いときのパターンだ_| ̄|○と。
一瞬「あちゃぁ〜」とも思いましたが、いやいやこちらのワン・コーナーさんもなかなか面白いじゃないですか。

そうこうしているうちにラップが始まって、ラップかぁ〜(-_-)と、また少し戸惑い気味に・・・
でもね、それも初めだけで、なんと舞台のエンディングではマイクを客席に向けられれば、大喜びで「せ〜や!!」とか答える始末で笑。

だって、こんなヒップホップに合わせたミュージカル調の舞台が観られるなんて、誰が思いますかっ?!
書き下ろしのオリジナル曲っすよ!!
たぶんKEN THE 390っていう人が書いてくれたんですね。

もうね、エンディングなんか観客どころか演者までノッテきて「うわぁ、せっかくのオチがかぶせ気味に〜」と思っていたら、照明まで早く消えたので笑った。

でもまあ、そんなところもご愛敬。
TEAMダイノジのほうは、舞台がどう進んでいくのか見えなくて、良い意味でものすごく不安で、でも最後は大喜びで手をたたいているという・・・
おどろきと笑いをありがとう!!
私の想像力の上を行く舞台でした。

来年も、ぜひ観たいものです。
西野さん、よろしくお願いいたします。

『トーキョー・ラプソディ』大岡淳×StarLights リーディングステージ

2016-08-24 15:28:20 | 舞台



これ、すごい面白い遊びでした!!
弁士の方がいて、ジャズピアノにのせてStarLightsのメンバーがセリフを読んでいきます。
だから、椅子に座ったまま台本を読み上げるという朗読劇とはちょっと違う感じ。

お酒を飲みながら戯曲を楽しむ・・・古くて新しいというのかな?

それに理恵さんの人妻感ハンパなかった∑(゚Д゚)

あと今回だけのスペシャルカクテルというのを飲んでみました。





私がチョイスしたのは宵待草。





これ、生クリームがベースのバニラビーンズが効いた日本酒のカクテル・・・ときくとビックリしてしまうかもしれませんが、甘さ控えめでクドくなく、なかなか美味しいカクテルでしたよ(*^^*)

明日木曜日は昼夜二回公演で、当日券もあるそうなので、時間がある方は、南青山マンダラへ行かれてみてはいかがでしょうか。

StarLightsを知らない方でも、アイデアに行き詰まった演出家の方とかもぜひ笑!!

楽しい夜になりました。

あっそれから、全員浴衣姿でステージに登場するんです。





観に来てくれないと、こんな風になっちゃうって言ってましたよ笑。(極妻風だそうです)



StarLights インストアライブ in アピタ長津田  その2

2016-08-21 16:02:14 | LIVE



私の大好きなヴォーカルグループ『StarLights』が、毎月インストアライブを行っているというアピタ長津田へ行ってきました。
13時からと15時からの2回公演で、13時の回では動画を撮影したのですが、15時からは写真を撮ることにしました。

カメラはCANON EOS6Dで、レンズはEF70-300というかなり長いレンズ。
いつもあまり使うことのないレンズだったので、本格的にシャッターを切るのは初めてなんじゃないかなあ。
たぶんヨーロッパの教会の、上の方のステンドグラスが撮りたくて買ったと思うのだけど・・・

あっ、思い出した!!
バルセロナのサグラダファミリア教会を撮りたくて買って、その時もシャッター切りまくったから多分2回目。
でももう何年も前のことですね〜。

いまちょうどオリンピックが開催されていて、必死に戦う選手たちの姿は美しいですが、心を込めて歌う彼らも美しい!!

ということで、リーダーのヨシザワコウタさんから何枚か載せてみましょう。















































































と、これでもたぶん半分いってないくらい・・・
なんかでも、後から見返してみても、かなり満足(*^_^*)

ちなみに、そんなStarLightsさんですが、8月24日(水)、25日(木)と南青山のマンダラでリーディングライブ2016夏をやられるようです。

私は水曜日に行きますが、その時はカメラはバッグの中にしまったままで、おいしいカクテルでも飲みながら、声の魔術師StarLightsの紡ぎ出す世界に浸ってみようと思っている次第でございます。

StarLights インストアライブ in アピタ長津田  その1

2016-08-21 15:34:04 | LIVE





私の大好きなヴォーカルグループ『StarLights』が、毎月インストアライブを行っているというアピタ長津田へ行ってきました。

ちゃんとしたライブハウスなんかでのライブに比べると、インストアライブはなあ、という方も多いかもしれませんが、全然違った楽しみ方があるんですね。
というのもこのインストアライブ、撮影OKだったんですよ。

なので今回は、いつもスクーバダイビングでの動画撮影に使ってるビデオカメラのCANON IVIS HF G20と一眼レフカメラEOS6Dを持参していそいそと会場に向かいます。

13時からと15時からの2回公演のうち、13時からのをムービーで撮ることにしました。
はじめてだったので、なんていうか、ポジションとか持ち方とか、よくわかりませんでした。
だから通しで撮ろうと思ったのに、1曲目の途中で一度止めて、もう一度持ち直して撮影を開始したり。

なので途中からになりますが、4曲分の動画が出来上がりました。






この曲はゴスペルでした。
やっぱゴスペルはどこで聴こうがイイっすよね〜
アピタ長津田の広場がニューヨークの地下鉄の駅に見えた瞬間です。






そしてこの曲は、メンバーの中島理恵さんがメインの曲。
たしかに水深40mの暗い海底で撮るヘルフリッチもかわいいですが、室内とはいえ、光のたくさんある場所で撮る動画の、なんときれいなことか。
心なしかIVIS HF G20もうれしそう(って、そんなわけないか)





3曲目は彼らのオリジナルで、とても疾走感のある曲です。
そしてここら辺からヨンエさん、本領発揮。





そして最後はStarLightsの新曲『心からありがとう』
この曲は「横浜に全国で2つめの小児ホスピスを作ろう」というキャンペーンの公式応援ソングでもあります。
StarLightsは、自らをもっとたくさんの人に知ってもらいたいというのももちろんそうなのでしょうが、その小児ホスピスのキャンペーンの周知もあって、こうしてインストアライブなどもしているのでしょう。

13時からの回は、こんな感じで撮影しておりましたとさ。

『南太平洋』 大千秋楽 帯広市民文化ホール

2016-08-11 17:38:12 | ミュージカル



本日、2年間に及んだハロー・ミュージカル!プロジェクト『南太平洋』の大千秋楽が、北海道は帯広市民文化ホールで行われ、大盛況の中、幕を閉じました。

とにかくいろんな意味で長かった。
そもそも昨日の朝、そぼ降る雨の中、石垣島のホテルをチェックアウトしたのが、まるで遠い昔のことのようでさ笑。

昨日は、まずは石垣島から那覇空港で乗り換えで、ド定番のブルーシールの紅芋を。





そして那覇空港から北海道は札幌の新千歳空港へ向かい、そこから『みるきーライナー』で帯広へ。





そして途中の休憩で、北海道名産のハスのソフトクリームを。





ちなみに、その時は外気温18℃だったかな。
そして帯広にたどり着いたのは、どっぷり日も暮れた午後20時過ぎ。
当初の予報では、この日に台風がちょうど関東から北海道に抜ける予報になっていたので、ホントにビビりまくりでした。

でもね、途中北海道はあんなに快晴だったのに、帯広に入った途端に雨模様になったので、雨女で有名な『南太平洋』の主演女優である藤原紀香さんが、いよいよ帯広入りしたのかなと思ったり笑。

で、チェックインしてせっかくだからと、まずは温泉に行ったら、それが聞いたこともない『モール温泉』とやらで、陽射しと塩でボロボロになった肌が一瞬でスベスベになるし。

その後晩御飯は、ローカル御用達の『平和園』。





ライスとかがついたジンギスカンのセットと、さらに3人前のジンギスカンとエビスの中生で合計2050円だったことに、いたく感動し、ようやくホテルに戻ってきたのが23時前だったかな。

ホテルのベッドの上で、完全に満たされた満腹感と、なぜかスベスベな肌と、ヘトヘトに疲れきった身体と、そしていよいよ高まる期待感を抱えながら、ようやく眠りについたのです。

でね、長々とそんなこと、なんなんだよと。そうお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、つまりはこういうことを経て、HETE、へてきたからなのかもしれないなって。
ミュージカル序盤の『わたし恋してる』の歌中に、なんと土屋舞さんのセリフがあって、それを聴いた途端に涙腺が崩壊してしまいそうになったのはさ。

もうね、疲れなんて全部吹っ飛んだ。
そりゃあ、こんな思いまでして石垣島から帯広まで観に来るんだったらさ、東京で何回も観りゃよかったじゃんって、思いましたよ。
お盆前の祭日にとか、馬鹿なの?って。

でもステージの上には、7月の土屋舞とは違う彼女が確かにいたんです!!

だからそれを目の当たりにできただけでも良かったかなって。
すみません、今日はこんなに感情的で。
でも感情って、すごく大事だよね。

長い期間、演者さんが100人いれば、おそらく100通りの紆余曲折があったことでしょう。
アンコールの時に、ステージにずらりと並んだみなさんの、それらを乗り越えた誇らしげな、そして安堵の表情、とても素敵でした。

最後に、この日本全国にミュージカルを届けようという『ハロー・ミュージカル!プロジェクト』、TOHOの方のプロジェクトだそうで、とても素晴らしいと思います。
こういう文化的なことを鑑みてみると、首都圏で観られる映画の基本料金なんて、3000円だろうが5000円だろうが、そんなの安いもんだって笑。

っていうのは冗談ですが、今日これを観る前の午前中、帯広美術館で喜多川歌麿の浮世絵展を観てたんです。
でね、今回は第二次大戦当時の南太平洋の話でしたが、こんどは、時代劇のミュージカルなんて面白いのではないかってさ。

新作は難しいにしても、往年のミュージカルを原作にして、舞台設定は江戸時代以前みたいな。

歌麿の描く浮世絵の女性が、南太平洋のキャストの女性たちとダブって見えましたとさ。
だってほら、演出を歌舞伎界の人にとか、やってもらったら面白いと思いません?

なんゆてね、夢はふくらむハロー・ミュージカル!プロジェクトなのでした。



トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

2016-08-02 20:16:55 | 映画




なんかね、はじめは”トラボルタ”かと思ってて、なんでジョン・トラボルタがハリウッドで嫌われてるんだろうって思ってた笑。

トラボルタじゃなくてトランボだっていうことには、すぐに気がつきました。
でも映画の写真を見るとおじさんの話みたいだし、『帰ってきたヒトラー』の方を観ようかと思ったのですが、ヒトラーは他でも観られそうだったので、そんなに期待せずにトランボを観ることにしたのです。

一日で3回上映される中で、その3回とも満席。
いや、私の中で史上ワースト映画の一つ『ローマ法王の休日』も確かに満席だったし、そういえばこの映画館だったし、わからないけどな。

と見始めたこの映画・・・・・・予想に反して最高でした。

このトランボっていう人は天才なんです。
次から次へと傑作の脚本を書き上げてしまう。

でも何が良かったかって、トランボがそこそこ普通の人だったのが良かった。
天才っていうと、人格破綻者みたいな人が多いじゃないですか。

だけどトランボは、多少衝突はすれど家族を大切にするし、お金を稼いでも連日家でパーティに明け暮れて乱痴気騒ぎとかいうわけではないし。
自分が返り咲いた後に、それまで裏切ったりひどいことをしてきた人たちに復讐したりしないし、かといってガンジーのように右頬を殴られたら左頬を差し出すというわけでもない。

それでいて、次から次へと襲いかかってくる難局を、トランボが乗り越えていく様は痛快で、ハラハラドキドキ、ちりばめられたユーモアには笑わせられるし。
そしてエンドロールが流れ始めて、終わったのかなと、思ったところで、涙。

こういうのを上質な映画っていうんですね。

そしてなんだか石田純一さんのことを思い出してしまいました笑。
日本は、けっしてこういう社会には、なって欲しくないものですね。

ファインディング・ドリー

2016-08-01 23:44:19 | 映画



私はスクーバダイビングをやります。
千葉県に住む私は、いままでは成田空港からグアムサイパンとか、沖縄などで潜ることが多かったのですが、今年は一念発起して首都圏近郊でのダイビングにも挑戦しているのです。
首都圏の海で潜り始めると、はじめは魚の種類がかなり熱帯の海と違っていて、見るモノすべてが目に新しかったのですが、だんだんと南の島が恋しくなってきて・・・

そんな時にみかけたのが、この『ファインディング・ドリー』。
青のナンヨウハギでした笑。

サイパンやテニアンの海にたくさんいるナンヨウハギ。
はやくミクロネシアの海に戻りたいなあって、ドリーじゃないけど思ってしまいましたとさ。

あっ「ファインディング」というのは、「探す」ということなんですね。
そんな感じで、ニモをまったく観ていなかった私でも楽しむことが出来ました。