映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

日輪の遺産

2011-09-14 14:38:03 | 映画
平日のお昼過ぎに、時間ができたので映画館に行ったら、この映画一択だったので素直に見ることにしました。
さすがに子供向けのアニメは見ないかもしれないけど、そういうのって新しい発見があったりするから私はしてみるよ。
面白いものってどこに転がっているかわからないから。
映画に限らず本でも音楽でも食べ物でも、自分のカテゴリーにーある事柄は誰でも熟知していると思う。
だからそこから選ぶことは安全なんだけどね。
でもたまには冒険もしてみましょう!!
もちろん子供向けアニメだって何か発見があるかもしれないけどさ。

ということで、一見20年前に作られたかのような、第二次大戦中の戦争映画のようなこの映画を見ることにしました。

で、結論からいうともうちょっとうまくプロモーションすることができなかったのかなと。
ただの大戦中の暗い時代を描いた観念的な映画ではないのにモッタイナイよ。
この映画はすごいんだよ。
ある種『もしドラ』のように若者の真っ直ぐさを描いた面もあるし、もちろん戦争の悲劇や虚しさもそうなんだけど、山下財宝が出てきたりちょっと冒険チックな面もあるんだけどさ。

観ていてここで終われば良いのに、と思ったところからさらに物語は進んでいって、二転どころか三転くらいして物語はようやく終わります。

なかなかの映画でしたよ。
みなはもう観たでしょうか?
まだやってるし、DVDになったら、古臭い映画だと敬遠せずに観てみるといいよ。
プロモーションとマッカーサー役の人以外二重丸でした。
マッカーサー役の人は、ただの白人の老人みたいな感じで、もうちょっとちゃんとした役者の人をと思わないではないですけどね。
そんな『日輪の遺産』でした。

コクリコ坂から

2011-09-14 12:27:48 | 映画
やっぱり夏の始まりというとジブリなのかな。

若者とノスタルジーと独特の音楽。
ちなみに、これを見る前にTVで『ゲド戦記』を始めて観た。
そして、なんで賛否両論になってたのかわかったよ。

その面がこの映画では改善されていたような気がしましたがどうなのだろう。

ジブリが好きな人が、この映画を観て、そしてジブリを観てよかったって、そんなふうに思う映画です。
ということでこの映画を観て満足しましたが、宮崎駿監督のお子さんの宮崎吾郎さんがこの映画の監督をされているんでしょう?

この映画は、まさにジブリ本流といった感じの映画でしたがどうなのだろう?
確かに宮崎駿監督は独特の世界観のあるファンタジスタで、彼のファンタジー要素の詰まった甘酸っぱくてほろ苦い映画は素晴らしいけど、駿監督じゃないんだから彼にできないことに挑戦して見るのも良いんじゃないかと思うけどな。

現代社会を、いや、さらに先を行く近未来を描いたようなものなんて、駿監督には作れないので、そんなジブリがあっても良いと思いますけどね。

あっ、でも良かったですよ『コクリコ坂から』。
みなもそう思ったでしょう。