映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

ヘルタースケルター

2012-07-30 00:17:02 | 映画




すっげぇーーーーーーーーーAVだった\(^_^)/

いま観終わって帰ってきたとこ。
ちょっとこれ、リアルすぎないだろうか?

率直な感想を上げ連ねてみると、沢尻さんをもっとサイボーグ的に描いた方が良かったんじゃないかというのがまず一点。
なんか妙にリアルな女の子で・・・。
スタイルがすごくリアルだったよね。

でもね、私は思うんです。
あのリリコにしてみたら、自分の周りにはヘラヘラ媚び諂う上っ面だけの人間に囲まれて、自分のことなんにも知らないのにギャァーギャァー騒ぎ立てる聴衆。
そして休みどころか、思考する時間までも奪われて分刻みのスケジュールに追い立てられる。

よく聞くことだと思うけど、制作の人たちがあのクソガキふざけんなと、烈火の如く激怒してる話。
これねえ、無理も無いんだと思う。
見分けがつかないんだよ。
ほんとうに熱意があって何かを作り上げようとしている人なのか、それともただおべんちゃらを言いにまとわりつきに来ただけの人なんだか。
だって、外見上はどっちもヘラヘラしていて、アロハとか着てるんだから。
だから、そういう子の方が正直なんじゃないかと思ったりする面もあるのは事実だ。
歳とってくると、いろんなことに気が付くんだけどね。

あっ、いまのは一般的なことなので話をこの映画に戻すと、沢尻さんがこの役柄が抜けなくてというのはなんか凄い。
彼女は大丈夫なんだろうか?
それからSEXシーンは、やっぱAVだったと思う。
でも、すごいきれいでした。

リアルすぎるので、途中で出てきたデビッド・リンチ風な場面を、ストーリー度外視してはじめから織り込んでいけば良かった。
浜崎さんの曲が流れるのはすごくシュールだと思った。
水族館のシーンが凄くきれいだった。
大森さん扮する検事が浮いている。

そんなふうに思いました。
でも、悪いけど男の感想としては沢尻さんのヌード、オンリーになるけど、これ女性が観たらどういう感想を持つんだろ?
非常に興味があるものです。

ローマ法王の休日

2012-07-28 13:10:27 | 映画



午後時間があったので、映画を観ようと思いました。
でもね、そんなヘビーな心構えではなくて、なるべく空いてそうなところでのんびり観たいなと。

で・・・各館のスケジュールを見てみたところ『ローマ法王の休日』を選んでみました。
なんか空いてそうでしょう。
そして駅の金券ショップで鑑賞券を買って、上映開始の午後3時の20分前に劇場へ行くと、窓口がすげ~人でごった返してて、なんの映画だろ?と一瞬思えど、なんとこの映画みたい。
他のにしようかと思ったけど、鑑賞券買っちゃったからほかのにできなくてさ。
でも、それだけ話題になってるのかなと、良い方に捉えました。

そして感想はというと・・・ひどかった泣。
最近いい映画立て続けに観てて、久々にひどいのに当たった。
春の鉄道のやつと甲乙つけ難いほどひどくて・・・
はじめはいつか面白くなるだろうと思って観ていたけど、特にひどいのがラストの部分。

なんなの?救いようのなさを描きたかったのか、老人の頑迷さを描きたかったのか、それともただの反キリストなのか。

劇場に山のようにいた老人の人たちはあれを観て満足したのだろうか?
なんでこの映画が出来上がったのか、不思議な映画です。

と、映画を観て、あまりにもひどい映画だったのでこの映画の感想をググってみました。
すると、同じような意見ばかりで・・・。
でも私、映画観る前は極力そういう情報は入れないようにしてるんですよね。

なぜこの映画を見に行ってしまったのかというと、多くの人は予告編が良くて、『ローマの休日』と『英国王のスピーチ』が合わさったような良質のコメディを期待していったという人と、日経の夕刊で5つ星だったからという人が多いみたい。
日経も、どうしようもないね。
どうせ記者が配給会社からメシ食わせてもらったりしたんだろうよ。

でも、こういう見方をしていればそんなこともあるかな。
良い映画に出会うこともあるんだし。

そんなふうに気持ちを切り替えようと思いました。
まだ観てない人はほんとにラッキーだと、胸を張って言える映画です。

崖っぷちの男

2012-07-11 08:53:08 | 映画



この映画、何の宣伝もしていないのにシネコンの一番大きなスクリーンで上映されていたから、ちょっと気になっていました。
いままで、上映前の番宣とかで、これ観たことなかったよね。
だから何の予備知識もなく、お腹が空いていたのでカフェラテでも買って、のんびりとスクリーンへ。

この映画、みんな知ってる?
結論からいうと、物凄い良かったっす。
どう良かったのかというと、ハラハラドキドキ。
そしてハッピーエンドとかわいい女の子という、まさにハリウッド映画の見本みたいな映画だよ。

ジェネシス・ロドリゲスさんかわいい。
なんていうんだろ、AKB48の子たちとは違った子供っぽさというか笑。

はじめは暗くて、一瞬阿部寛さんの『死刑台のエレベーター』が脳裏をよぎりますが、いやはやそこからテンポ良く場面が展開していくし、飛び降りようとするサム・ワーシントン(アバターとかタイタンの戦いの人です)を女性警官の交渉人が引き止めようとする駆け引きは、一瞬『キリングショット』を連想させて気がめいりそうになりますが、そこから思ってもいなかった方向へとストーリーが展開していくので、後はあっという間にエンディングまで、という感じです。

あと、NY好きな人だったら、舞台がルーズベルトホテルなので、ここ泊まったことあるよ、みたいな人も多いかもしれないですね。
以前私が利用したNYCマラソンのツアーでも、ここが指定ホテルのコースとか、あったからね。

あぁ~NY行きたい。
という気持ちにさせられる・・・いや、特にNYがフューチャーされてるわけではないから、それは個人的な問題か。
なんか、また『ニューイヤーズ・イヴ』が観たくなっちゃったな笑。


ディア ハンター

2012-07-10 23:34:30 | 映画


夕方まで時間があったので、映画を見ました。
それもなんと『ディア ハンター』。
これロバート・デ・ニーロの有名になる前の映画だよね。
この後『タクシードライバー』を経て、スターダムにのし上がっていくという、まだその前のロバート・デ・ニーロ。

これね、まだ観たことなかったんです。
子供の頃からいつか観たいと思ってた。
でも、明るい感じではなかったし、そもそも親愛なる猟師とか、そんな雰囲気の山の映画なんだろうとか勝手に思ってましたよ。

それが、映画館の大スクリーンで観られるなんて。
歳は取ってみるもんですな笑。
TOHO CHINEMASの”午前10時の映画祭”という、名画が1000円で観られちゃうっていう企画の一環です。

先日乗った国際線で1999年の『アナライズ・ミー』を観て、やっぱりロバート・デ・ニーロ好きだなって思ったところだったんだ。

あっ、"Deer Hunter"というのは鹿の猟師のことだよ。
ベトナム戦争当時の、若者の日常を描写した映画です。
映画って、ほんとはこういうものなんだよね。
有意義な時間を過ごせました。