映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

ピーターパン

2013-07-26 18:46:00 | 舞台



東京国際フォーラムホールCで上演中のブロードウェイミュージカル『ピーターパン』を観に行きました。

実はこの国際フォーラムはとても好きなステージで、各ホールに思い出がいっぱい笑。
Cホールの入り口のエスカレーターを、走り降りて汐留に向かったのも今では良い思い出です。

同じホリプロ主催のステージでは、確か和田アキ子さんのライブも、ここで見たなあなんてことを思い出しながら今日もエスカレーターを昇っていきます。

これってブロードウェイミュージカルと記されていますが、あの榊原郁恵さんとか相原勇さんがやられていたのと同じステージなのだろうか?
そうだとすると、なんかすごいですね、歴史が笑。

でも実は私、ピーターパンってこんな話だっていうのは知ってるけど、実際に物語を読んだり見たことなかったんです。
だからそんなところは子供たちと一緒で興味津々で望みましたよ。

物語自体は観覧席にたくさんいる子供たちの目の前で、クソガキって歌っているフック船長たちがおかしくてフック船長目線で全編を見てたかな。

実は4月にNYのブロードウェイで『スパイダーマン』を観たんです。
金曜の夜の公演で、劇場にはやっぱり近所の学校の子供たちでいっぱいでさ。

ヒーローと、ヒロインがキスしようとするとヒューヒューと騒ぎだして、やっぱり悪玉の親方は人気あって、途中でヒーローがスランプになって落ち込んで、でも最後は復活して悪を倒すと、まさに王道だけど、こういうの最近ちょっと興味があって。
スーパーマンなんかもおんなじ感じなんだろうかとかさ。
ちなみに『スパイダーマン』のほうはワイヤーアクションで、スパイダーマン自体が何人もいて3階席からステージまで糸で飛び移ったりとか、客席上を飛び回るスパイダーマンが話題になった舞台でした。

最後、窓を開けてピーターパンを探すウェンディに、子供たちが「うえ!!うえ!!」って盛んに言ってたところがなんかおかしかった。
ドリフターズの『志村後ろっ!!』みたいな感じというのか。
そしてそう思えないところが、もう大人なのかなって。

そんなことを思った舞台でした。
素直に楽しんで子供の頃を思い出すっていうのもいいものだ。
夏だし・・・
夏って『スタンドバイミー』とか、そういう郷愁を誘われるのはなぜだろう?

日曜日までの公演だそうですが、たくさんの子供を夢中にさせて、そしてたくさんの大人を懐かしくさせまくっちゃってくださいまし。

真夏の方程式

2013-07-09 21:00:31 | 映画


実は公開してすぐこの映画観ました。
テレビドラマ『ガリレオ』の最終回が月曜日に放送されて、次の月曜日に観たんだったかな。

私は『ガリレオ』というドラマは好きでした。
ドラマが始まるだいぶ前、飛行機の中で読もうと思って、東野圭吾さんの『ガリレオ』という本を買って搭乗したんです。
読み始めてみるとそれは短編推理小説だったんだけど、まさにアガサクリスティよりも古いんじゃないかっていうくらい本格推理オンリーの短編小説だったんで、ちょっと辟易したのを憶えている。

だからね、はじめドラマ化されるっていうのを聞いたときに、つまらないんじゃないかって思ったんだ。
事件が起こって、そこに仕組まれたトリックを物理学者がまさに物理的に解いていくという無機質な話しばっかりだったからさ。
でも、ドラマでは実に巧妙にキャラ設定がされていて、まったく別のドラマになっていた。

ネットなんかでは、原作と全然違うなんていう批判もあったけど、原作と全然違うから面白かったって思うんだけどな。

そして『真夏の方程式』の舞台は夏!!そして海!!
イイ意味で期待は裏切られません。
やっぱり夏っていうと、基本は『スタンドバイミー』じゃないですか。
そんな甘酸っぱくもある映画になってるよ。

湯川教授の服装が段々ラフになっていくのも面白いですね。

とっても夏がいっぱいな映画で、観終わった後にスティーブン・キングが読みたくなること請け合いです笑。
夏の間に観てくださいね。


アフター・アース

2013-07-09 13:46:19 | 映画



オブリビオンに次いでまたまたSFの映画を観ました。
『アフター・アース』です。

優秀な戦士である父親と、まだ戦士になれないトレーニング中の子供。
・・・というと、日本でいえば『巨人の星』のようなスポ根ものを思い浮かべてしまいます。

そこまでスポ根ではありませんが、父親は厳格で優秀な戦士なんだけど、戦争に明け暮れて家を留守にしがち。
英雄である父親を持ちながらも、自身はまだ研修生で戦士には昇格できず、父親へのあこがれと反発という相反する感情を持つ思春期の子供。

父親が戦いから帰還すると、子供は年に一度の昇格試験に落第していて、そのことを問いただそうとするも、反抗して聞く耳を持たない。
父親は、自分が家庭をおざなりにしていたことにも原因があるだろうと。
だから家庭を取り戻すために引退を決意するんだけど、最後の任務に子供を同行することにするんだ。

そこで宇宙船が不時着して事件が起こると。
そういう映画です笑。

この映画の監督はM・ナイト・シャマラン。
彼の作品というと『エアベンダー』なんかが記憶に新しいかも。
そして『シックスセンス』もそうなんだけど、子供が主人公の異世界物が多いかもしれないですね。
私は嫌いではないですが笑、ただ、SFというと、登場人物が限られた数人だけで、後は全部CGみたいな感じになるじゃないですか。

それがちょっと。

逆に閉塞感を感じるんだよね。
そんなこんなの『アフター・アース』でした。