映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

プロメテウス 3D

2012-08-29 09:48:23 | 映画



この作品、私的には『アベンジャーズ』『ダークナイト ライジング』とともに、夏の3部作と勝手に思ってかなり期待してました。
8月にこんなに見たい作品があるなんていうことはめずらしくないですか?
8月とか正月とかGWって、子供向けが多くなる傾向があるよね。
で、それらに加えてスパイダーマンも観終わって、いよいよ大トリがこの『プロメテウス』だったわけです。
この映画は予告編も上映されていたから、かなり期待が盛り上がるよね。
なので今回は劇場も有楽町マリオンにある944席の日劇で、一番後ろの列の中央の席を確保です。


本編が始まると、やはりすばらしい!!
アベンジャーズに続き、最近の3Dはとてもは自然で、映像はともかく美しいの一言。
しかしながら、すぐに問題が持ち上がったのです。

この映画、ストーリーは年老いた大富豪が、不死を得るために地球から20年も離れたところにある銀河系にいると思われる、人類の創造者に会いに行くというもの。
それでね、惑星に到着して人口睡眠装置から出てきたクルーたちが、初めて未知の惑星に降り立つわけですよ。
で、惑星の降り立ったパーティが、ある遺跡を発見してその中に入る。

もちろん完全防備の宇宙服を着ているわけなのに、遺跡の中の空気が地球と同じだということが判明した途端、キャプテンがマスクを外して「みんなも外せば」とか言い出して・・・
おかしくない?だって外気は地球とちがくて、呼吸したら20秒で死んでしまうと言われているんだよ。
もしかしたらそのガスが噴き出していることがあるかもしれないじゃん。
なのに、未知の惑星でマスク外して行動するなんて、軽率すぎるよね。

そしてしばらく進んで行くと、エイリアンの死体らしきものを発見するんだけど、パーティの地質学者が、オレは地質に興味があってエイリアンには興味がないから帰るって言って他の一人を誘って母艦に帰ってしまう。
え?なにこのまとまりの無さ。
そんなに勝手な行動が許されるの?

で、先に帰ったはずの二人が実は迷ってしまい母艦に戻れなくて、一晩をその遺跡内で過ごすことになるんだ。
そこで未知の生命体と遭遇するんだけど、その軽率な隊員は、警戒するふうでもなく、おちゃらけながらその生命体に触れようとして殺されてしまうという・・・

これはあまりにもひどいよ。

登場人物が間抜けすぎて、とてもじゃないけど共感できないから物語に入り込めない。
でも、最近のアメリカ映画って、こういうの多いよね。
『バトルシップ』の主人公とか、暴走列車を止めようとする『アンストッパブル』の操車場にいる理解しがたい職員とか。

子供向けなのだろうか?
大人も楽しめる作品を望みます。
映像がとてもきれいだったためにすごく残念です。

スパイダーマン

2012-08-18 00:05:11 | 映画


実はこの前売り券を買っていて、なるべく大きなハコで観たいなとか思ってて、いつ観ようかと思ってたんだ。

で、今日観ようかと、調べてみるとなんと上映は今日までで、それにもう20時過ぎからの1回しか公開してないみたいで・・・
泣く泣く地元の映画館に行ってきましたよ。
だって今日観に行かないとこの券無駄になっちゃうんだぜ。

そんなこんなの『スパイダーマン』でした。

しかしながら、私は一つ前に観たのが『ダークナイト ライジング』で、似てるんですよね。
本当は正義の味方なのに、警察には犯人と間違われて追われている所とか。

だから半分すぎくらいまではこの映画好きじゃないかもとか思いながら観てた。
ちょっと雰囲気が暗い所もダークナイトと似てるし。

でもね、ラストの場面は良くなったからそれは良かった。
続編がありそうな終わり方だったから、次に期待ですな。

そんな『スパイダーマン』でした。
はたしてこのまま『アベンジャーズ』を観てすんなり楽しめるものだろうか?
『トータルリコール』もリメイクじゃん。

ハリウッド大丈夫か?

ダークナイト ライジング

2012-08-15 10:25:37 | 映画



今年一番の話題作といえば、どう考えても『アベンジャーズ』になるんだろうなあと思っていたら、アメリカではこちらと甲乙付け難いとか。
公開直前に銃乱射事件とかもあったよね。
そんな『ダークナイト ライジング』はバットマンの映画です。
バットマンといえばアメリカの国民的ヒーローだしね。
あっ、それは『アベンジャーズ』も一緒か。

何はともあれ『バットマンビギンズ』『ダークナイト』に続く、バットマン3部作の最後を飾る完結編になります。
ちなみに私はまだ前2作を観てなかったので、この機会に観ましたよ。

『バットマン ビギンズ』は主人公ブルース・ウェインの幼少時から成人してバットマンになっていくまでを描いていて、日本では渡辺謙さんが出演して話題になりました。
そしてその第2部が『ダークナイト』で、こちらはヒース・レジャー演じるジョーカーも話題になりました。
最後に「自分はヒーローなんかじゃないんだ」といって罪をかぶって去って行くバットマンに、ほんとに切ない気持ちになる。
ダークナイトというのは、バットマンのそんな悲しい気持ちが込められているんだ。
なにが悲しいって、幼なじみのレイチェル・ドーズへの想いも、ものすごくつらいものだし。

と、そんな想いを抱きつつ最終章『ダークナイト ライジング』を観に行ったのです。
「ぜったいこっちの女の方が良いって・・・」って思いながら観てたり、あっ、アン・ハサウェイのキャットウーマンのことです。
そして最後のアルノ川の場面では、うれしかった。
ようやくブルース・ウェインも幸せになれたんだってさ。

はたして女性がこの映画を見て、どんな感想を持つものか、非常に興味深い所ではあります。
そんな悲しい男心が、この3部作を通じてのテーマなのかもしれない。

是非、前2作を予習してこの作品を観に行ってください。
複雑な男心が理解できると思いますよ。