映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

華麗なるギャッツビー 3D

2013-06-26 18:52:15 | 映画



誰もが読んだことがあるか、もしくは一度は見たことがある『華麗なるギャッツビー』。
私が読んだのは学生の頃だったでしょうか?

そしてこの映画は恋愛映画。
『クロユリ団地』のホラー映画に次いで、今度は恋愛映画です。

すごく単純に言うと、やっぱ恋愛っていいものだなあって観始めて・・・やっぱ駄目だって観終わる感じ笑。

でも、誰もが知っているストーリーだからこその映画というのもあるのかもしれない。
アクション、ファンタージー映画ではないのにも関わらず3Dで、私はこれはすごく良かった。

そしてこの原作が執筆された1930年頃、映画の原作者のスコット・フィッツジェラルドやヘミングウェイやシャーウッド・アンダーソンなどをパリに拠点を構えたアメリカ人作家たちはロストジェネレーションと呼ばれました。
日本語にすると失われた世代なんていわれますけどね。

ただ、この映画を見ていても思うんだけど、今のパワーエコノミックの時代の中で、感じやすいロストジェネレーションは滅び行く世代でもあるのかなとか思ったり。
そしてその脆さに共感できない人はあまりこの作品に感じないかもしれないですね。
ただそちらの方が幸せな人生を送れるとは思いますが笑。

最後に、映画を観るたびに言っているのでまったく信憑性ないかもしれないけど、ジョーダン・ベイカー役のElizabeth Debickiほんとにタイプ!!
アン・ハサウェイと同じくらい好きかも笑。

そして私もそんなことを言い続けて滅びてゆくのかな。





クロユリ団地

2013-06-01 23:32:09 | 舞台


私は、映画を観るのは午後8時過ぎの回が多いです。
よく行くTOHOシネマは午後8時過ぎからはレイトショーで1200円で観ることが出来るし。

だから『クロユリ団地』ずっと観られなくて・・・
だって単純に怖くね?
観終わったら23時ごろっていうのがさ笑。

そこで6月1日の今日は、映画の日を狙って行ってきました。
でもね、よく考えてみれば今日は土曜日で、そして映画の日なんだ。
だから映画館混み混みだった。

左横はカップルだし、右横はずらっと高校生らしき男女の集団が固唾をのんでスクリーンにかじりついてるし。
っていうか、おまえら高校生だったら6月から1000円なんだから他の日に観ろと思わないでもないけどさ。

でもね、いつもうっとうしく思うポップコーンをガサガサする音とか、空いている映画館とは違った圧迫感とかが、今日ばかりは何か心地よく感じるというか・・・これがホラー映画なのか!!って思った。
そういえば、ホラー映画ってあんまり観ないからねえ。
もし、夜のがらんとした、客が自分しかいないみたいな、そんな劇場で観たらちょっと怖すぎるよね。

そして映画自体も怖かった。
じいさんが怖かった。

「あっちゃん入っちゃダメだよっ!!」って、観客みんな思ってたと思うけど、これぞホラー映画ですな。

それにこんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど・・・
前田敦子さんの演技が、AKBの最後の方、いろんなことに疲れた彼女は、あんな感じだったんじゃないかって。

いや、嘘です。
そんなことないね。

という『クロユリ団地』でした。
やっぱりこの映画、断然夏に放映すべきだったんじゃなかろうか。
紙兎ロペもそうだったし。
最近はそういう季節感とか意識しないのかなあ。
もしかしたら、海外の映画祭に出品するとかで公開時期が決まっているかもしれないですね。
あっ、それともブルーレイの発売を夏にしようとしているとか。
なるほど、いろいろ考えるものですな。
メイキングとか、すごく怖そうだし。

ブルーレイも楽しみです。

オブリビオン

2013-06-01 00:24:18 | 映画


さて、ゴールデンウィークが終わると、続々と出てきますね、大作が。
去年の夏なんかすごかった。
バットマンにスパイダーマンにプロメテウスだっけ。
それにジブリ系のアニメとかいろいろ。

まずはSF大作の『オブリビオン』から観ることにしました。
この映画は『トロン:レガシー』でデビューしたジョセフ・コシンスキーが監督をしています。
『トロン:レガシー』はコンピューターグラフィクスが美しい映画でしたね。

と、ここまで書いてから観に行ったのですが・・・
これ、夏休みに子供たちが楽しむ感じのSFではないですね。
なんていうんだろ?難解系SFとでも言ったらいいのかな、『2001年宇宙の旅』みたいって言うかさ。
そういえばこの監督の前作もそんなところがあったな。

まず映画が始まってすぐに、トム・クルーズのナレーションで設定の説明が始まります。

「いまは2077年。スカヴという異星人に地球は攻撃され、月と地球の半分を破壊された。
しかしながらなんとか撃退することが出来たんだけど、地球は放射能に汚染されてしまい、人類の生き残りは
土星の衛星、タイタンとスペースコロニーへ移住した。
そして地球の状態を回復するため、浄化装置を作動させているのだけど、スカヴの生き残りが妨害工作を仕掛けてくるため、
トム・クルーズと女性1名が派遣され、攻撃を受け、破損した機械のケアをしている」

この映画、単純明快なSF映画ではないので、この始まってすぐの状況説明をちゃんと聞いてないと訳わかんなくなっちゃうから、画面の美しさに目を奪われずに、このポイントだけは押さえた方がいいと思う。

でもなあ、なんかうまい具合に会話で状況を説明させたりだとか出来ないものかなあと思わないでもないし・・・
クライマックスで、ニューヨークのMOMAに所蔵されているアンドリュー・ワイエスの『クリスティーナの世界』という絵画も出てきたりしますが、何の説明もないのでちんぷんかんぷんだし、ちょっとスノッブな感じもしますね。突然「そういえばサリーが帰ってこいと言っていた」と言われたって、後になればこれのことかと思うけど、やっぱりわかりにくいよ。

と、こんなことを描いていても、まだ観ていない人にとってみたら、このこと自体がちんぷんかんぷんか笑。

まあ、これだけは言えることは、トム・クルーズとモーガン・フリーマンと美女が丁々発止を繰り広げる『ミッションインポッシブル」のような痛快アクション映画ではないということだけは確かだ。

この監督の、次回作はどうなるんだろう。
それにこの映画、興行成績はどうなっているのだろうか?

これからググってみようと思います。