映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

ステキな金縛り

2011-12-19 14:10:34 | 映画
三谷監督のドラマは、多くの人と同様に『古畑任三郎』とか『王様のレストラン』とか大好きだった。
そうなんだよね、そんなことをこの映画を観て思い出しましたよ。

というのも、その後の三谷作品との相性があまり良くなくて、もしかしてメディアで過剰に宣伝されているだけなのではないかと、思わないでもありませんでした。
だからこの映画も初めは、巨匠三谷監督の周辺の、芸達者な人たちがたくさん出てワイワイやってる映画なんだろうなあくらいにしか思わなかったんだ。

でも、せっかくだからと観てみると・・・なんと、今年一番なんじゃないかっていうくらい面白かった。

ストーリーはものすごくありがちで、上野樹里さん演じる頑張り屋なんだけどちょっと空回り気味のOLさんというのだろうか?たぶん松たか子さんとかでも成り立つと思うのだけど、そんな彼女が、やり手で有能なおじさんたちにもまれながらも問題を解決していくという、そんなストーリーです。
CMだと、西田敏行さんが、ちょっとわざとらしすぎるんじゃないかと思ったけど実際はそうでもなかったしさ。

これまでの三谷さんの映画の中では、一番の出来なのではないでしょうか?
と思いましたよ。

おすすめの映画です。


マネーボール

2011-12-13 15:00:52 | 映画
ちょうどマスコミで松井選手の去就が囁かれている頃に『マネーボール』を観ました。
といっても、今の時点でも来年の所属先が決まっていないのだけどさ。
あの映画を観ていると、また来年もアスレチックスのユニフォームを着ている松井選手が観たいと思ったのは確かだけど、ただ、もしアスレチックスに残ったとしても、来年もプレーオフ進出は難しいだろうなあ。

今のレンジャーズは鉄板だし、なんとエンジェルスにあのプホルスが移籍したと言うし・・・どう考えても上位2チームと下位2チームにくっきりと分かれるよな。

と・・・でも私は未だに自分の目でプホルス選手のことを見たことないので、これだけ持ち上げられていることが半信半疑ではあるけれどもさ。
ほんとにそんなすごい選手なのかよという・・・

今までこんなことは考えたことなかったんだけど、もしかしたら松井選手が見られるのが今年で最後なのかなって、そんな風に考えながら観なきゃいけないってことだよな。
今までそういう風に考えてこなかったので、ちょっと我々にもチャンスが欲しいと思うよ。

もしいつか松井選手が引退したら、どこかのチームのファンになろうと思ってる。
ほんとはヤンクスだけど、ジラルディはどうしても好きになれないし。
でも東海岸のチームが良いよなあ。
そういえば、中島選手がヤンクスに決まったそうだけど、彼はかわいそうだ。

もっと自分のことを理解してくれて、居場所があるチームだったら良かったのにな。
ヤンキースだったら無理だろう。
チームの主力として扱う気はさらさらないからな。

と、野球の話を始めると長くなるけど、そんな野球好きの人が見ると面白い映画に仕上がっております。
『フィールドオブドリームス』のような野球ファンタジーとは毛色が違うし、チャーリー・シーンの『メジャーリーグ』やケビン・コスナーの『さよならゲーム』ともちょっと違う。
こうして挙げてみると野球の映画って結構観てるな。
あえて言えば『もしドラ』が一番近かったりして笑

そういう映画を好きな人だったら十分楽しめると思いますよ。

世界侵略:ロサンゼルス決戦

2011-12-13 10:29:30 | 映画
なんか音楽を聴こうと思って、iPhoneをいじくってたらNe-Yoが出て来て、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を見たことを思い出した。

要は突然やってきた地球を侵略しようというエイリアン相手に果敢に立ち向かう私たち・・・という感じなんだろうけど、こういう映画これからは増えていくんだろうと思う。
結局プレデターズもそうなんだけど、視聴者はハラハラドキドキのドンパチが観たいわけじゃん。

一昔前だったら相手がアジア人とかアラブ人で、得体の知れない彼らに果敢に立ち向かってゆく都会生まれのアメリカ人・・・という構図だったんだろうけど、さすがにそれはまずいってアメリカ人も気づき始めたみたいで。
だからベトナム戦争とか描いていたのが、エイリアン相手の映画に変わってきたんだろう。

当然の流れだけどな。
ゲーム感覚で人類を殺戮するエイリアンに立ち向かっていく、人類。

初めはバラバラだった彼らも、危機に立ち向かうことによって成長していき、やがて結束して欠点を克服していくという。

でもね、私はそういうわかりやすいパターン、いいことだと思いますよ。
ただ、エイリアンの命すらかわいそうと思い始めてしまうと収拾が付かなくなるけどさ。
だからエイリアンは徹底的に悪者に、共感をおぼえないように描く必要があるのかな?

そんなこんなの『世界侵略:ロサンゼルス決戦』でした。