映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

デンジャラス・ラン

2012-09-21 23:27:56 | 映画



この映画、評判が良いことは、実は知ってました。
確かに『アヴェンジャーズ』とか面白かったよ。
でもね、こっちの方がすごく映画らしいかもしれない。

まさに”映画”という王道をそのまま行くような映画で、まだ若く未熟な主人公が、様々な経験を積みながら成長していく。
ド派手なカーチェイスあり、ラブロマンスも少しあり。
たった一人で巨悪に立ち向かう主人公・・・

と・・・こう書いていくと、すごくありきたりな感じがするけどさ笑
でも、奇をてらわないということはすごく大事なことだと思います。

『パリより愛をこめて』とかが好きな人は、すごく楽しめると思います。
なんか今年は良い映画いっぱい見てるかも。

あっ、最後に言い忘れていたけど、デンゼル・ワシントンは主人公ではないです。
デンゼル・ワシントンは、かつてのCIAの職員で、伝説的な存在だったにもかかわらず、ある時期を境にCIAに背を向けて、今は悪事に手を染めている。
そんな世界的に指名手配されている彼が、南アフリカの米国大使館に突然出頭して来るんだ。
突然のことに色めき立つCIA。
早急に彼を尋問して問いただしたいのだけど、南アにそれほど優秀な職員もいません。
しかしながら、CIAの隠れ家に移送して尋問をすることになるのだけど、そこが武装集団に襲撃されて、唯一生き残った隠れ家の管理人というCIAの下級職員と逃亡します。

まだ新米のCIA職員マットは、現地の南アの警察には事態を隠蔽しなくてはいけないから協力をあおげないし、大ベテランの悪党デンゼルワシントンは油断ならないし、しかしながら彼を追う悪党集団は、ものすごい火力で襲撃してくるし、CIA内部には内通者もいるし・・・
という、そんなところを楽しむ映画です。

すごくオススメの映画です。

桐島、部活辞めるってよ

2012-09-06 21:40:54 | 映画


私が勝手に言ってる夏の4部作(スパイダーマン、アベンジャーズ、プロメテウス、バットマン)もリーアム・ニーソンのTHE GREYも観て、観るのがなかったのと、そういう大作じゃないのがみたいなということで、この映画のチケットを買いました。
『ヒミズ』のように、同年代の人が観て共感する映画かもしれないです。

大作じゃないのが観たいと思ったけど、しかし思ったよりもインディーズっぽくて、でも日テレとか金だしてるんでしょう?
あんまり手法が込み入ってる映画というのもどうも・・・
なんか監督のドヤ顔が浮かんでイヤじゃない?

桐島というのも、おそらくこれは最後まで桐島は出てこない手法だなというのが早々にわかると、なんかその縛りもうざったくなるし・・・

と思ったけど、ググってみるとオムニバス形式の小説の映画化なのでこういう形式になってるのか。

しょっぱなから登場人物全員のキャラクターが確立されてたのは良かった点。
それからエンディングはかなり良かったかな。

そんな映画でした。

アベンジャーズ

2012-09-05 21:53:25 | 映画


これはマーベル・コミックのスーパーヒーローを大集合させた映画というのはみなはもう知っているはずだ。

”アイアンマン”と”超人ハルク”と”キャプテンアメリカ”と”マイティ ソー”と”超人ハルク”みなは全部観ました?
私は”アイアンマン”はミッキーロークのを観たし、『超人ハルク』は子供の頃、土曜日に小学校から帰ってくると12時ごろから30分、テレビ東京でやってたのをよく観た。
『マイティ ソー』は名前がこんなのだから、面白くないんじゃないかと思って避けた人が多かったかもしれないけど、私はすごく好きでしたよ。
マイティ ソーのエンディングで、エンドロールが流れたあとにお約束で続編への布石みたいな映像が少しだけ流れることがあるじゃん。
まさか『マイティソー』のそれが、マイティソーの続編ではなくて、『アベンジャーズ』への布石だとは思わなかった。

『キャプテンアメリカ』は観ていませんでしたが、事前に観ておけば良かったと思ってる。
映画途中からキャプテンアメリカが仕切りだすんだけど、観てなかったからなんでこいつが仕切るんだろうとか、少し思ったりしたから。

まだこの映画を見ていないという人は、それらの映画をちゃんと見てから観た方が絶対楽しいと思うよ。
そして映画にはなっていなかったブラック・ウィドウと弓の名手ホークアイも出てきます。

ブラック・ウィドウは良かった。
スカーレット・ヨハンソンのファンになりました笑。
彼女がいなかったらだいぶむさ苦しい映画になったと思う。

そんな映画でした。
こういう映画もあるんだね。

リーマンショック前に、メリルリンチの出資でこの映画が実現したそうだけど、やはりバブルというのは偉大なのかも。
日本の映画にもお金が集まりますように。

そして先日『プロメテウス』と『スパイダーマン』と『ダークナイト ライジング』とこれを観終わって、私の中の夏の4部作、すべて観終わりました。
一番良かったのは『ダークナイト ライジング』かな。
ああいう映画好きなんだ。
『アベンジャーズ』も良かったです。
映像とかは『プロメテウス』がすごかった。
でも『プロメテウス』は登場人物があまりにもひどかった。
『スパイダーマン』は以前の監督のシリーズのほうが良かったかな。

みなも観てみてください。

THE GREY 凍える太陽

2012-09-05 09:27:02 | 映画



この映画は観る前からわかってたよ。
こういう陰鬱な雰囲気が全編を覆っている作品だということは。

でも、これも映画なんだよね。
ほんとに見応えがありました。

大まかなあらすじは、冬の荒野に不時着した小型機で、劇的に数人が助かります。
しかし外部とは連絡がつかず、吹雪の中で凍えそうになる中、夜になって、大きな灰色オオカミが死体を食べている所に出くわします。
それからは生存者とオオカミの群れの戦いで、一人ずつやられていくなか、なんとか生き残ろうとする・・・

という映画です。
筋はすごくシンプルです。
舞台もほぼ冬の山中で、開けた所か森の中か、吹雪の中か夜かの違いくらいしかありません。

しかしすごい緊張感があって、たまにはこういう映画も見たいなと思いました。
やっぱり自然はすごい。

それにこの映画の一番悲しいところは、観ている人たちもほんとはおおかた気が付いていることなんだけど、オオカミに殺されようが生き残ろうがたいした違いはないんだというところ。

観て良かった映画です。