映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

ロマンス

2015-09-23 16:41:32 | 映画



新宿武蔵野館で『ロマンス』を観ました。
実は初めての新宿武蔵野館。

でもね、この映画は新宿で観るのが正解かなって、見終わった今は思います。

ハチ子がものすごくクールなようでいながら、ダメ男ばっかり引き寄せてしまう、その境遇というかなんというか。
いや、境遇のせいではないのかな?
さすがに「全部こけてんじゃん」のくだりでは、肩を震わせて笑ってしまいましたとさ。

やっぱりロードムービーはいいなあ。
ロードムービーといえば、乗り物と音楽がキーになるよね。
春に渋谷文化村で公開されていた『イタリアは呼んでいる』は、おっさん二人がBMWのminiに乗って、アラニスモリセットの曲をかけながらイタリア名所を回るのだけど、『ロマンス』では小田急のロマンスカーで始まって、山口百恵を口ずさみながら小田原箱根の名所を回ります。

目の前の移り変わっていく風景と流れる曲と、そして心の中をよぎっていく想い。
そういえば『ギフト』もロードムービーでしたね。
それから『サイドウェイ』は好きな映画です。
『ネブラスカ、ふたつの心をつなぐ旅』は、すごく暗い映画だったけどさ。

こんどはスペーシアで鬼怒川とか日光へ行く話も作って欲しいとか思ったり笑。
今年のシルバーウィークどこにも行かなかったけど、この映画のおかげで箱根に旅をした気になれましたとさ。

ヴィンセントが教えてくれたこと

2015-09-19 18:57:43 | 映画



前から思っていたのだけど、TOHOの映画館の中でも日比谷のシネマズシャンテは単館上映系の作品が多く上映されていて、連日超満員でロードショウを終えるなんてこともけっこうある。
だから満員でぎゅうぎゅう詰めのシネマズシャンテで映画を観るたびに、他でも上映すれば良いのにって思っていたのだけど、最近は他でも上映されるようになったのかな?

この『ヴィンセントが教えてくれたこと』は地元で観たのですが、そんな単館上映的な雰囲気のある映画でした。

最後はちょっと、きれいにまとまりすぎた感はあるけど、そういう感動ストーリーになったのが本作だとすると、逆にギャングと戦う羽目になったのがクリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』といったらいいかな笑。

楽しい映画でした。
観て良かった。

来週から、こちらもシネマズシャンテで上映されていた『私に合うまでの16000キロ』も上映が始まるみたいなので、観ちゃおっかなって企んでいるところです。