舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

いきものです

2009-11-17 23:51:05 | Disney (パーク、映画&テレビ)
国内に自家用車で旅行する際、我々は必ず二人のかえる・ダイちゃんとショーちゃんを連れて行きます。

あ、もちろんドン・かえるちゃんは別ですよ。あの子は私の行くところならどこへでも、海外にだって行きます。
飛行機の我々の席と席の間が、かえるちゃんの指定席です。本来グラスやなんかを置く肘掛けのところのスペースにクッションを置いて、居住空間を作るんですね。
キャビンアテンダントさんはさぞかし面妖に思うでしょうけれど、それを一切顔に出さないのは流石プロです。

ダイちゃんとショーちゃんも海外まで連れて行きたいのは山々ですが、二人ともかなり大きいので、国内しか連れ歩けないのが残念です。
一緒にお出掛けできる時は、大きなバッグに二人を寝かせて入れ、チェックインまではフロントで預かってもらいます。
もちろん、今回のミラコスタにも一緒に行きました。

二人を預ける際の問題は、荷物と一緒に預けるのが心配な事です。
荷物としてゾンザイな扱いを受けたら、命が幾つあっても足りません。
しかしホテルに生き物を預けた事がバレたら大変です。あわれ二人は追い出されてしまうでしょう。

そこで、中が見えない(でも窒息しない程度に隙間のある)ディズニーのお土産バッグに入れて「壊れ物ではないのですが、デリケートなものですのでお気をつけいただけますか」とお願いして預ける事にしています。

今回も同じ台詞を言いながらミラコスタのスタッフのお姉さんにダイちゃんとショーちゃんの入ったバッグをお渡ししました。
すると、今までに無い反応が返ってきたのです。
曰く、「ご参考までに中身を教えていただけますか」...と。

つーか、考えてみれば今まで訊かれなかった事の方がむしろ不思議ですよね(言い方があまりにもナゾ過ぎて怖くて聞けなかったのかもしれませんが)。

私は肚を括って白状する事にしました。
「えぇと....生き物です」

あんのじょう、目を丸くするお姉さん。
流石にこれだけでは説明が足りないと思い、私は意味深に微笑みながらバッグをもふもふと触り、「そう。生き物です」と繰り返しました。

流石はディズニーホテルに勤めるお姉さんです。このリアクションで、私の言いたい事が分ったようでした。
我が意を得たりとばかりに彼女も意味深な笑顔を返し、「あぁ~、了解しました!」とおっしゃってくださいました。

ディズニーを歩いておりますと、ダイちゃんショーちゃんくらいに大きな人間ではない相棒を連れている人をときおり見かけます(ということは、水面下でかえるちゃんサイズの相棒を連れた人はその数倍いる筈)。
今回も、特大ダッフィーにハロウィーンの服を着せ、里帰りしている方を見かけました。そうとう萌えました。

私だってダイちゃんショーちゃんを連れ歩きたいのですが、ダッフィーと違い、彼らはここではあいにく他社製品です。
そのため、風当たりが強かったりしたら可哀想なので、こうして預けて直接お部屋に運び込んでもらい、窓から景色が見られるように計らっています。

私の言いたい事を的確に理解して預かってくださったスタッフのお姉さんも、まさか緑色の生き物が(しかも二人も)入っているとは思わなかった事でしょう。
おそらく、それこそダッフィーとか、あるいはぼくらのクラブのリーダーとか、青いふわふわエイリアンとかが入っていると思ったに違いありません。

ともあれ、おかげさまで無事大切に運んでいただき、こうしていつもの指定席・窓の前に落ち着きました。
みんなの代表としてパークの中で(ただしやはり他者製品なので密やかに)遊んできたかえるちゃんと合流し、キャンドルライト・リフレクションズのリハーサル光景を眺めながら、かえるちゃんによるランド報告に耳を傾けているらしいです。

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