またまたお久しぶりでございます。
昨日、アメリカから帰って参りました。
ホントは出発前に「フラ三昧@飛鳥」とか「ハワイ・カルチュラル・カンファレンス@リッツカールトン大阪」などの様子をご報告したかったのですが、例によって例の事く忙し過ぎて間に合わず
いつもいつもそんなんばっかで申し訳ないです
今回の旅行先はカリフォルニア州アナハイム
これだけで私の目的地にお気づきのアナタ、アナタは確実に同志ですね(笑)。
そうです。
ウォルト・ディズニーさんが自分の脚で歩いた唯一のパーク、元祖ディズニーランドに旅行してきました。
まさしく聖地巡礼の旅でございます。
ますますマニア症状が悪化した「トイストーリー・マニア!」の話や最も新しいエリア・カーズランドなど詳しく語りたいネタは多々ありますが、とりあえず今日の所はザックリした全体の印象を語っておきたいと思います。
(1) 近い!!
数年前にフロリダへ行った時には、まずニューヨークまでの長い距離をひたすら飛び、数時間待って狭~い国内線に乗ってオーランドに行ったらトドメにバスで長距離移動してようやく到着という、それはもう過酷な旅行でした。
その点、アナハイムの近い事といったら感動モノです。
手間としてはハワイのアウラニリゾートに行くのとほぼ同じ。飛行機の距離はそれよりちょっと長いけれど、長距離用の機材ですから、ホノルル便より快適に空の旅を楽しめます。
で、空港に着いたらあとはバスで直行。渋滞状況にもよりますが、ホントにホノルル空港からアウラニくらいの所要時間です。
欧米の旅行先の中ではかなり気軽に行ける部類だといえましょう。
もっとも、上機嫌でも不機嫌でも激しく暴れている1歳児を連れていなければ、の話ですが。
(2) 利便性!!
現在のアナハイムのディズニーランド・リゾートの構成は東京と似ていて、2つのパークと3つの直営ホテル、1つのショッピングエリア(&幾つもの周辺のホテル)からなっています。
しかしながら立地はだいぶ違います。
まずアナハイムでは、2つのパークが向かい合って存在しています。片方のパークを出て真っ直ぐ歩けばモノの1分でもう片方に入れるのです。
もちろん、こちらでは「両方入るなら両方のチケット買わなきゃダメ」なんてケチ臭い事は誰も言いません。ワンデーでさえ20ドルかそこらの追加でもう片方のパークに入れるようになるし、2日以上のパスに至っては、何日目であっても同料金で両方入れます。
で、二つのパークの間を通る道がショッピングエリア「ダウンタウン・ディズニー」になっており、そこを歩いて行くと数分で直営のホテルへの入口に辿り着けます。
つまり、移動にあたってモノレールや車は必要なし!!
特に私達が泊ったホテルは一つのパークと同化しているので、どこへ行くにあたっても施設から施設に移動しているという感覚は殆ど無く、一つの大きな施設内を移動している感じでした。
(3) 程良い広さ!
前述の(2)とも被りますが、パークやホテルなど施設と施設の間の距離だけでなく、一つずつの施設自体も余り大きくありません。
たとえばフロリダには1,000人以上を収容出来る莫迦デカい直営ホテルがうじゃうじゃと林立していましたが、アナハイムの直営ホテルはすべて数百規模。
「ホテルと船がデカくなり過ぎると良い事は無い」が座右の銘の私としては、このスケールは実に有難かったです。
2つのパークも近年かなり拡張されてきたとはいえ、丸一日かければざっと一周出来る程度の規模です。
もちろん、「ざっと」とはほど遠いネチネチした回り方をする私のような人間にとっては、マックスの長さの5日間パスを使ってようやく最終日に全部回れた(気分になれる)くらいですけどね。
ホテルや船だけでなく、私はあらゆるものについて「大きくなりすぎると質の点での悪化を避けられない」と固く信じています。
だから、何でも本来のクオリティを失わないでいられる規模にとどまっているものが好きです。
まあうちのダンス教室がこういう規模なのもそれが理由ですね。あと、己の持てる力を超えて肥大化しすぎた幾つものフラ業者とケンカ別れしてきた理由もね(笑)。
ウォルトさんが現在のアナハイムを見て満足するかどうかは私には分りませんが、"Disneyland is your land"という名言を遺した彼ならば、きっと徒に規模を拡張する事よりも、ゲスト一人ひとりを大切にする「クオリティの高さ」を保つ事を重んじていたはずです。
(4) 何か色々ユルい!!(笑)
時として過剰なほどお役目に熱心な東京ディズニーの「キャスト」達から類推するに、ウォルトさんのお膝元アナハイムで働く「キャスト」の人達ともなったら、どんだけ高い職業意識で働いてるのか!?…と思いきや、何の事は無い、皆さんホントにフッツーーーーの人達でした。
「フツウ」…それは普段なら私にとって侮辱表現です。しかしここではむしろ褒め言葉。
アナハイムのディズニーランドのキャストは、喋り方もまったく芝居がかってないフツウの英語ですし(訛ってる人も居た)、もちろん感じの良い人も大勢いるけど、感じ悪いのはオリエンタルランドの面接なら一発で叩き出されそうなくらいダメダメです(笑)。
しかし、それでいいのだ。世間一般には感じの良い人も悪い奴もいるんだから。それが人間の正常な姿だ。
変に「キャスト」としてのプライドばっかり高く、ムダな熱心さで間違った方向に労力を費やすよりは余程良い。いえ、どこの人とは言いませんがね。ってもう言ってるようなモンか(笑)。
そりゃあ東京にも優秀な人は大勢いるけど、残念な方向に熱心な人達の方がすぐしゃしゃり出てくるからイヤでもそっちが目立つのよねー。
こんな事を言っている異端ディズニーファンですからして、キャストが「あー帰りたい」「この曲好きー」なんてユルい雑談してるのも、ミッキーの動きがユルいのも、みんなむしろ好感が持てました。
で、ディズニー側がユルい分お客さんもユルい。
まずスタートダッシュはほぼ無し。ディズニーホテル宿泊者特典で1時間前からパークに入ってパーク側から一般入場の人達を見ましたが、数百数千のお客さん達が、ゆっくり先導するキャストに導かれるまま、誰一人殺気立つ事なく、ゆるゆると目的地へ歩いて行くのが印象的でした。
朝がゆっくりな分、東京と違って遅くなればなるほど混んで行くのですが、混んでも相変わらず殺気はゼロでした。
たとえ、ショーなどを観る時に2mはあろうかという白人男性が大きなミッキーの帽子を被っていたって誰も咎めません。
当然、ショーまでまだ30分もあるのに「その帽子取って下さい!!」と目や口をとんがらせて言ってくるような人は客にもキャストにもいません。
ああ、好きだ。このゆるゆるな空気、マジで好きだ。
(5) 気取ったディナーに要注意!!
しかし、東京ディズニーの方が遥かに優れている事もあります。
それは食事の質です。
最初に張り切って「ザガ○トサーベイにも載ってる有名なホテルのメインダイニング」と「パークで一番新しい、何とかシェフ監修のレストラン」の2軒を予約したんですが、それらの残念さときたらもう。
特に前者など、メインのステーキの上に何か得体の知れない毒のようなものが盛って、いや乗っており、今後はアメリカ版ザガッ○サーベイに載ってる店は全てマズい店と決めつけようと決意したくらいでした。
仕方なく後半は園内のスタバとかファストフードみたいな店でばかり食べていたんですが、値段は5分の1なのに、これらの方が余程美味でした。
嗚呼、フロリダでもアウラニでも食事でイタい目に遭ってたのに、何で学習しなかったんだろ、私。
そんなわけで、食事に関しては完全に東京に軍配が上がります。
これからはもっとミラコスタやマゼランズの有難みを噛み締めながら東京ディズニーに行こうっと。
昨日、アメリカから帰って参りました。
ホントは出発前に「フラ三昧@飛鳥」とか「ハワイ・カルチュラル・カンファレンス@リッツカールトン大阪」などの様子をご報告したかったのですが、例によって例の事く忙し過ぎて間に合わず
いつもいつもそんなんばっかで申し訳ないです
今回の旅行先はカリフォルニア州アナハイム
これだけで私の目的地にお気づきのアナタ、アナタは確実に同志ですね(笑)。
そうです。
ウォルト・ディズニーさんが自分の脚で歩いた唯一のパーク、元祖ディズニーランドに旅行してきました。
まさしく聖地巡礼の旅でございます。
ますますマニア症状が悪化した「トイストーリー・マニア!」の話や最も新しいエリア・カーズランドなど詳しく語りたいネタは多々ありますが、とりあえず今日の所はザックリした全体の印象を語っておきたいと思います。
(1) 近い!!
数年前にフロリダへ行った時には、まずニューヨークまでの長い距離をひたすら飛び、数時間待って狭~い国内線に乗ってオーランドに行ったらトドメにバスで長距離移動してようやく到着という、それはもう過酷な旅行でした。
その点、アナハイムの近い事といったら感動モノです。
手間としてはハワイのアウラニリゾートに行くのとほぼ同じ。飛行機の距離はそれよりちょっと長いけれど、長距離用の機材ですから、ホノルル便より快適に空の旅を楽しめます。
で、空港に着いたらあとはバスで直行。渋滞状況にもよりますが、ホントにホノルル空港からアウラニくらいの所要時間です。
欧米の旅行先の中ではかなり気軽に行ける部類だといえましょう。
もっとも、上機嫌でも不機嫌でも激しく暴れている1歳児を連れていなければ、の話ですが。
(2) 利便性!!
現在のアナハイムのディズニーランド・リゾートの構成は東京と似ていて、2つのパークと3つの直営ホテル、1つのショッピングエリア(&幾つもの周辺のホテル)からなっています。
しかしながら立地はだいぶ違います。
まずアナハイムでは、2つのパークが向かい合って存在しています。片方のパークを出て真っ直ぐ歩けばモノの1分でもう片方に入れるのです。
もちろん、こちらでは「両方入るなら両方のチケット買わなきゃダメ」なんてケチ臭い事は誰も言いません。ワンデーでさえ20ドルかそこらの追加でもう片方のパークに入れるようになるし、2日以上のパスに至っては、何日目であっても同料金で両方入れます。
で、二つのパークの間を通る道がショッピングエリア「ダウンタウン・ディズニー」になっており、そこを歩いて行くと数分で直営のホテルへの入口に辿り着けます。
つまり、移動にあたってモノレールや車は必要なし!!
特に私達が泊ったホテルは一つのパークと同化しているので、どこへ行くにあたっても施設から施設に移動しているという感覚は殆ど無く、一つの大きな施設内を移動している感じでした。
(3) 程良い広さ!
前述の(2)とも被りますが、パークやホテルなど施設と施設の間の距離だけでなく、一つずつの施設自体も余り大きくありません。
たとえばフロリダには1,000人以上を収容出来る莫迦デカい直営ホテルがうじゃうじゃと林立していましたが、アナハイムの直営ホテルはすべて数百規模。
「ホテルと船がデカくなり過ぎると良い事は無い」が座右の銘の私としては、このスケールは実に有難かったです。
2つのパークも近年かなり拡張されてきたとはいえ、丸一日かければざっと一周出来る程度の規模です。
もちろん、「ざっと」とはほど遠いネチネチした回り方をする私のような人間にとっては、マックスの長さの5日間パスを使ってようやく最終日に全部回れた(気分になれる)くらいですけどね。
ホテルや船だけでなく、私はあらゆるものについて「大きくなりすぎると質の点での悪化を避けられない」と固く信じています。
だから、何でも本来のクオリティを失わないでいられる規模にとどまっているものが好きです。
まあうちのダンス教室がこういう規模なのもそれが理由ですね。あと、己の持てる力を超えて肥大化しすぎた幾つものフラ業者とケンカ別れしてきた理由もね(笑)。
ウォルトさんが現在のアナハイムを見て満足するかどうかは私には分りませんが、"Disneyland is your land"という名言を遺した彼ならば、きっと徒に規模を拡張する事よりも、ゲスト一人ひとりを大切にする「クオリティの高さ」を保つ事を重んじていたはずです。
(4) 何か色々ユルい!!(笑)
時として過剰なほどお役目に熱心な東京ディズニーの「キャスト」達から類推するに、ウォルトさんのお膝元アナハイムで働く「キャスト」の人達ともなったら、どんだけ高い職業意識で働いてるのか!?…と思いきや、何の事は無い、皆さんホントにフッツーーーーの人達でした。
「フツウ」…それは普段なら私にとって侮辱表現です。しかしここではむしろ褒め言葉。
アナハイムのディズニーランドのキャストは、喋り方もまったく芝居がかってないフツウの英語ですし(訛ってる人も居た)、もちろん感じの良い人も大勢いるけど、感じ悪いのはオリエンタルランドの面接なら一発で叩き出されそうなくらいダメダメです(笑)。
しかし、それでいいのだ。世間一般には感じの良い人も悪い奴もいるんだから。それが人間の正常な姿だ。
変に「キャスト」としてのプライドばっかり高く、ムダな熱心さで間違った方向に労力を費やすよりは余程良い。いえ、どこの人とは言いませんがね。ってもう言ってるようなモンか(笑)。
そりゃあ東京にも優秀な人は大勢いるけど、残念な方向に熱心な人達の方がすぐしゃしゃり出てくるからイヤでもそっちが目立つのよねー。
こんな事を言っている異端ディズニーファンですからして、キャストが「あー帰りたい」「この曲好きー」なんてユルい雑談してるのも、ミッキーの動きがユルいのも、みんなむしろ好感が持てました。
で、ディズニー側がユルい分お客さんもユルい。
まずスタートダッシュはほぼ無し。ディズニーホテル宿泊者特典で1時間前からパークに入ってパーク側から一般入場の人達を見ましたが、数百数千のお客さん達が、ゆっくり先導するキャストに導かれるまま、誰一人殺気立つ事なく、ゆるゆると目的地へ歩いて行くのが印象的でした。
朝がゆっくりな分、東京と違って遅くなればなるほど混んで行くのですが、混んでも相変わらず殺気はゼロでした。
たとえ、ショーなどを観る時に2mはあろうかという白人男性が大きなミッキーの帽子を被っていたって誰も咎めません。
当然、ショーまでまだ30分もあるのに「その帽子取って下さい!!」と目や口をとんがらせて言ってくるような人は客にもキャストにもいません。
ああ、好きだ。このゆるゆるな空気、マジで好きだ。
(5) 気取ったディナーに要注意!!
しかし、東京ディズニーの方が遥かに優れている事もあります。
それは食事の質です。
最初に張り切って「ザガ○トサーベイにも載ってる有名なホテルのメインダイニング」と「パークで一番新しい、何とかシェフ監修のレストラン」の2軒を予約したんですが、それらの残念さときたらもう。
特に前者など、メインのステーキの上に何か得体の知れない毒のようなものが盛って、いや乗っており、今後はアメリカ版ザガッ○サーベイに載ってる店は全てマズい店と決めつけようと決意したくらいでした。
仕方なく後半は園内のスタバとかファストフードみたいな店でばかり食べていたんですが、値段は5分の1なのに、これらの方が余程美味でした。
嗚呼、フロリダでもアウラニでも食事でイタい目に遭ってたのに、何で学習しなかったんだろ、私。
そんなわけで、食事に関しては完全に東京に軍配が上がります。
これからはもっとミラコスタやマゼランズの有難みを噛み締めながら東京ディズニーに行こうっと。