舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

政権交代!?選挙

2009-08-30 20:10:41 | 徒然話
衆議院議員選挙の開票が始まりましたね~!!

私が個人的に見守っている人の何人かは、早くも既に当確が出たようで、ホッとしております。
あとはまだ当確の出ていない数人と、それからもちろん全体の勢力図がどう変化するかに注目しながら、選挙特番を最後まで見届けようと思います。


さて、ここでひとつ政治家、それも30代くらいまでの女性議員にくれぐれもお願いしたいことがあります。
もしもあなたの党が「少子化対策」を標榜している党であり、かつ、それが可能な環境ならば、どうか積極的に子供を持ってください。自分で出産してもいいですし、養子をとるのも一案です。
それも3人くらい。もっと多ければ多いほどいいです。
ああ、結婚などはしなくても結構ですよ。

そして、自ら出産と子育てをしながら、ばんばん選挙活動をしてばんばん議会で活躍してください。
子供はベビーシッターに任せきりというのはなしですよ。旦那を頼るのは論外です。

私はとても無茶なことを言っているでしょうか?
そんなことはありませんね。
フルタイムで働く女性が、自分の仕事におけるキャリアに支障を及ぼさず出産や子育てをするのが可能なようでなければ、その党の言うところの「少子化対策」は紛い物に過ぎません。

今、少子化対策は最も重要な事案のひとつですが、その最大にして唯一の解決策は、働く女性が子供を持って育てやすい環境を整えることです。
出産のために泣く泣く離職したり、逆にキャリアのために子供を持つことを諦めたりする女性が、一人でも少なくなるようにすべきです。

実子・養子に関わらず、「子供を持つかどうか」も「仕事を続けるかどうか」も、個人個人の人生の選択肢のひとつであり、「女性はこうすべき」「母親はこうすべき」などと決めつけてはいけません。
しかし、選択肢を増やすためには、その選択がじっさいに実現可能でなければ意味がないのです。

そこで、少子化対策をマニフェストに掲げる党の女性議員、あるいは自分の売り文句にこれを挙げている女性議員は、まず自分自身がそのモデルケースにならなければなりません。
「議員になる前に出産や子育ての経験がある」ではダメです。現役の議員(まあ弁護士とか立候補前の仕事があったならそれでもいいですが)をしながらじゃないと。

フルタイムで激務をこなしながら子供を育てるとなると、物理的に一人の力ではどうしたって無理な訳で、周囲の人々およびシステムのサポートが必要不可欠です。
そう。女性議員本人だけではなく、周辺のサポートも含めて「モデルケース」になるべきなのです。
さっき「ベビーシッター頼りじゃダメ」と言ったのはそのためです。ベビーシッターが普及している欧米と違い、日本でそんな人を雇えるのは一部の上流階級のお母様だけです。
そうでなく、普通の働く女性であっても使えるような、実用的な方法が示せなければ意味がないのです。

そして、しつこいですが旦那を頼るのも論外です。
世の中にはまだまだ子供の面倒を見るのは母親だと思っているだめんずが多いのは否定出来ませんし、何よりも、父母が二人揃わなければ子供を育てられない世の中なんて存在自体が間違っています。
母親一人でも(もちろん父親一人でも)何の支障もなく子供を持てる社会になれば、より多くの立場の人達に選択肢が広がり、子供を持つ人の数も、親一人あたりが持つ子供の数も変って来るでしょう。

私がこんなことを熱く語るのは、自分の実体験ゆえです。
母は私を出産後2日で仕事に復帰し、働きながら私を育ててくれましたが、それが実現したのは彼女が自営業であり、なおかつ子供の面倒を見てくれる親が一緒に住んでいたからに他なりません。
これが、仕事時間の自由の利かない職種であったり、自分以外に子供の面倒を見てくれる人がいなかったりしたら、まず私は産まれてこなかったでしょう。

自分自身の将来のためにも、女性が自分のキャリアを築きながら子供を育てられる社会になって欲しい。
それも、ひとり親であったり同性カップルであったり、あらゆる立場の人がそれを実現出来るようになったら言うことなしです。
そのための明確なヴィジョンを提示し、自らそれを実行しているような候補者が出てきたなら、私は喜んでその人に一票を投じます。

コンファレンス詳報

2009-08-29 23:26:03 | ダンス話&スタジオM
木曜日の「ハワイ・カルチュラル・コンファレンス」について、もう少し詳しくお話ししていこうと思います

そうそう。AKKOさん、受講&早速の書き込みをありがとうございました
本当に、あの時はあまりお話しすることもままならず、お名前も伺うことが出来なくて
でも、普段西と東に遠く隔たっている私達は、あのような珍しい機会があったからこそお会い出来たのだと思うと、この僥倖に感謝感激ですね


コンファレンスの会場は、先日お伝えしたとおりリッツ・カールトン大阪でした。
あの、世界に名だたるリッツ・カールトンですぞ。地球上何処であっても、リッツのホテルと言えばその土地の最高級ホテルと見なされており、それはこの大阪でも例外ではありません。
なんでも、うちの生徒さんが大阪の方に話したら、「大阪で一番高いホテルやん!!」と驚かれたのだそうな。
確かにリッツカールトンなんて、こんなイベントでもなかったら、泊まる機会はおろか足を踏み入れることすらなかったかもしれません。
って、私はもちろん近くの別ホテルに泊まったんですけどね(笑)。

果たして、天下のリッツカールトンは外のお店からして違いました。
つーか、なんでホテルの下のテナントにフェラーリが入ってんでしょう。
それもグッズとか売ってるんじゃなくて、ばりばり車置いてます。ディスプレイ用のレーシングカーではなく、普通に売ってるノリで。

一般車道用のフェラーリ様は、意外とさりげない形状で、黄色に跳ね馬のマークも慎ましやかにしか付いておらず、たしょう車に興味のある人がよく見ると塗装やシルエットがきわめて美しいという感じの至って上品なものでした。
ま、車のそばに立ってる看板(たぶん価格とかが書いてある)は、とても怖くて覗けなかったけど...(笑)。

フェラーリ様にウットリしながらいかにも欧州にありそうな重厚なホテルのドアをくぐると、薄暗い照明も高級感あふれるロビーやラウンジの雰囲気も、まんまロンドンかパリかと言った感じです。
何度も言うようですが、あまりにゴージャスな趣に、ますます私の緊張は高まりました。

コンファレンスはボールルーム2階と4階の2フロアを借り切って行われています。
もちろん宴会場さえもただのハコではなく、絨毯といい照明といい調度品(しかしなんで宴会場の廊下にグランドピアノが)といい、そして化粧室に至るまで、貴族の邸宅と見紛うような作りです。
「宴会場」とか呼んじゃマズいなこりゃ。やっぱりあくまでも「ボールルーム」だな。

そしてハワイ語講座もそんなゴージャスな部屋のひとつで行われます。
部屋の前に行ったら、すでに一昨日あたりの記事でご紹介したような立派な看板が立っていました。上の丸く光っている部分には、あの有名なリッツカールトンのマークが燦然と輝いていました。

部屋の中はすっかり教室(豪華版)モードに設えられており、そこにいきなりフツーのホワイトボードが並べられている図は若干シュールです。
ま、ホワイトボードの装飾までゴージャスってのは逆に落ち着かないので、これでオッケーなんですが。

ゴージャスな教室に気後れしないよう、本番の一時間以上前からホワイトボードに歌詞を羅列し、教卓?の上も資料や辞書を揃えました。
頂いたコロちゃんは、画像のように本のそばに鎮座。

もちろん、私にとって精神安定の重要な意味を持つかえるちゃんにも出てきてもらいました。
どんなに不安な時も、かえるちゃんを触ったり撫でたりすれば大丈夫。
ただし、おおっぴらにかえるをなでながら授業する講師ではあまりにも変態性が高すぎますので、かえるちゃんのポジションはこっそりと......。

ということで授業開始です。
イラスト入のハワイ語解説プリントは、皆さんに受けていただけたようで良かった良かった。
肝心の授業の中身はというと、おそらく私のはフセボ先生の授業に比べ、学校の先生に近いやり方なのじゃないかと、自分で振り返ってみて思います。
私は好きな先生・好きな科目の授業ならあんがいまじめに受けていたので(それ以外だと寝たり内職...ぇっへんぉっほん)、それらの影響がとても強いです。

特に、塾さながらに「ここがポイント」とか「ここが覚えるコツ」と言った、傾向と対策・要点まとめのレクチャーをするのは相当好きです。
うっかりダンスのレッスン中もそういう血が騒いじゃうくらいで。
自分は一度も塾に行ったことないくせになんでだろう(笑)。


あぁ...、今日はどうしようもなく眠くて、これ以上書くのが無理になってしまいました。
したがいまして、この続きはまた、別の、話。

ピン芸終了!!

2009-08-28 19:39:13 | ダンス話&スタジオM
リッツカールトン大阪で行われた「ハワイ・カルチュラル・コンファレンス」が無事に終了いたしました!
まぁ私以外は、素晴らしい講師陣&キャスト&スタッフが揃っていましたから、もちろん問題など最初から無かったのですが、懸念していた私のハワイ語講座も成功裡に終わったと申し上げていいのではないかと思います。

そうそう、後半のクラスにも、このコンファレンスをきっかけにブログを読んでくださっていたという方がお見えになりました♪
もしかしたら、その後も読んでくださっているかもしれないと思い、この場を借りてお礼申し上げます!

前半にお越しくださった方もありがとうございました!かえるさん達も無事に連れカエルところです。

さらに感激だったのは、大役が終わってボドボド(笑)になってホテルの部屋にたどり着いたらなんと!!画像のデイジーが励ましの電報を携えて来てくれたのです!!!
ウチの生徒さんがお送りくださったデイジーでした。ううぅ、嬉しいようq(>_<、)q

そういう皆さんの支えのおかげで、遠く大阪でのピン芸も何とかこなす事が出来たのだと思います。心より感謝、感謝です♪

一クラス終了~

2009-08-27 13:58:24 | ダンス話&スタジオM
と、とりあえず12:40からのクラスが終了しました~。
大阪でピン芸…は本場でやるなと友人から釘をさされていたので自粛し(笑)、慣れない真面目路線(と言えるかねぇ)で頑張りました。緊張したよぉ。脚がガクプル…

有難いことに、地元から来てくださったウチの生徒さん達のみならず、予想の3倍(※当社比)の方々が受講してくださり、しかも私謹製のハワイ語基礎プリント(イラスト入り)にも喜んでいただけて良かったです。

そして、何より有り難かったのは、一年前から拙ブログをご覧いただいているという方がわざわざ受講しに来て下さったのです!
それも、かえるさん連れで!!!

いやぁ、これには感動しました。関西にお住まいだそうなので、このイベントがなければお会いすることも叶わなかったろうと思うと、運命を感じずにはいられません。
私は運命論者ですが、こういう時に確かに運命が存在すると思いますよ。

さて、残すところあと一つ!後半もがんばろー。がんばろー。がんばろー。(※懲りずに選挙集会風)

大阪到着!!

2009-08-26 22:40:12 | ダンス話&スタジオM
明日の「ハワイ・カルチュラル・コンファレンス」のために、今日から大阪入りしております!

っつーか、いよいよ明日になっちゃったよ。どうしよ。今から緊張してしまいます…。

とりあえず、今からホテルで予行練習を頑張ろうと思います。
マミちゃんは楽しんでおいで~とか暢気に言ってますが、そこまでの余裕はとてもとても…。

ま、ウケを狙ってもいないのに滑ったりしないことを祈りつつ、最善を尽くすしかありませんな。

がんばろー。がんばろー。がんばろー。(←選挙集会風に)

めじるしゲット

2009-08-25 01:17:08 | スタジオM発表会
私が今日、家に引き蘢って雑事に追われているあいだ、マミちゃんは東京に探し物に行ってました。

母が探していたのは、発表会の時に使う「入場証」です。
関係ない人が紛れ込んでしまわないよう、関係者と部外者を明確に分けられる目印が必要なのです。
もちろん、チケットがあればそれでいいんですが、これだけだとちょっと会場から外に出る際に持ち出し忘れたり、どこかでなくしてしまったりすることも有り得ます。

そこで目をつけたのが、ディズニーリゾートの出口で押してもらえる「再入場スタンプ」です。
このスタンプは蛍光塗料のインクで手首あたりに押され、再入場のときパスポートと一緒に提示すれば、また園内に入ることが出来ます。

スタンプを手に押すのはいい案ですが、ディズニーのゲートでやっているようにいちいち特殊なライトをかざさなくちゃ見えないのでは面倒ですし、何より蛍光塗料って手に入りにくい...。
他のスタンプでは肌に悪影響がありそうだとか、逆にちょっと手を濡らしただけで取れてしまうものとか、あまりいい方法が思いつきませんでした。

ということで、スタンプやシールのように身体に貼ってしまう訳ではなく、さりとてチケットのようになくす心配のないものを、いろいろ脳を絞って考えてみました。
そして今日、ついにマミちゃんが良いものを見つけて買ってきました。

会場での目印となるモノは、当初考えていたものとはそうとう違いますが、予想外に可愛いものが見つかりました。
しかも種類もいろいろ。どれが当たるかはお楽しみです。でも、どれが当たっても間違いなく可愛いと思いますよ♪

冷静とフェチ熱のあいだ

2009-08-24 22:06:41 | ダンス話&スタジオM
今日は一日中家におこもりして、雑用&いよいよ木曜の「ハワイ・カルチュラル・コンファレンス」のハワイ語講座の準備をしていました。

特にハワイ語!! とてもじゃないけど、引き蘢る勢いでなくちゃ出来ないですよ。
どんな雑用をしていても、うちのMacで課題の2曲を繰り返しかけ続け、国際会議の同時通訳の要領で、聴きながら訳すのを反復練習しました。
ま、じっさいのレッスンではそんなコトしないんですけどね(笑)。ちゃんとじっくり一単語ずつ説明します。
だからこれは、あくまでも自分の記憶をチェックするためです。

私の学校時代の一夜漬けにおいて、この手の反復練習はとても重要でした。
反復練習で最も必要なことは、慣れに任せて覚えたつもりにならないことです。
何度も同じところばかり繰り返しやっていると、オートメーション状態で内容を覚えてしまい、考えないで答えを出してしまうようになりがちです。
外国語(学校だったら英語ですかね)でいえば、教科書の文を訳しているつもりでも、つい訳文を覚えてしまっていて、それを口に出せばもう訳せたつもりになっちゃったりするんですよね。

でも、そうなると全然一夜漬けの役には立ちません。ちゃんと「訳せる」ことを確かめなければ意味がないのです。
だから効果的に一夜漬けするためには、英語の教科書を訳してみる時に、頭の片隅に残っている訳文の記憶に一回覆いを被せて見えなくし(※イメージ)、きちんと原文を噛み締めながら自力で訳すようにすべきです。

こうして書いてみると、ひたすら火事場の莫迦力でやっていた一夜漬けも、けっこう楽しんでやっていたことが分ります。
外国語って独特の面白さがありますものね。えたいのしれない単語の羅列が、あるとき突然意味を持った言葉として生き生きと耳に入ってくる・目に飛び込んで来る瞬間、コレに勝る歓びはないです。


...とまぁ、ようは私は重度の言語フェチなんですな。


ここまで病的なフェチですと、いろいろ問題が起こります。
何より、コーフンのツボが一般の方と著しくかけ離れてしまうのが大問題です。「つまらん」とか「わけわかんなーい」とか言われてしまうような重箱の隅的な部分を、ついつい微に入り細に入り説明したいという破壊衝動(違)に苛まれてしまうのです。

ですから、ハワイ語はもちろん語学全般を教える時、その魔のループにハマらないようにしなくちゃというのが、私の至上命題であります。

例えばハワイ語なら...ハワイ語は必ずすべての音に母音が伴っている(「母音のみ」または「母音+子音」)ため、母音と子音をそれぞれ別の文字で表すアルファベットのような文字より、あらかじめ母音を伴う音で一文字が出来上がっている日本語の平仮名・カタカナのような種類の文字で書き表した方が、ハワイ語の表記には向くのではないでしょうか。


ワケわかんないでしょう。ワケわかんないよね。
そうです。私が変なおじさ...もとい、コレが魔のループです。


大丈夫、ハワイ語講座では魔のループは慎重に回避しますので、というより「その話つまんねー」とマミちゃんにおもいっきし貶められたので、受講者の皆さんをこんな御託に付き合わせることは決してないとお約束します。

じゃあ、こういう異常者でない普通の皆さんは、ハワイ語のどんなことが知りたいのか? いえ、どこまでだったら興味を持ってくださるのか?
今回の講座にあたり、目下私が悩んでいるのはこの点なのです。

まぁ、ダンスにしか能のないマミちゃんを見ても思うけど、物を教える人はある程度そっち方面に著しく偏ってないと無理ですから、このくらいの病的フェチで丁度良いのかもしれません。

そしたら、フセボ先生は良識ある人格者なのに、なぜあんなに語学の天才(※ただいま10冊を同時進行で読書中とのこと)なのだろう....。

いかんべ祭ッ!

2009-08-23 23:35:46 | ダンス話&スタジオM
昨日、無事「いかんべ祭2009」が終了しました。
出演された皆さん、お疲れさまでした
また、いかんべ祭実行委員会の方々も、大変お疲れさまでした&お世話になりました
そしてもちろん、舞台を観てくださったお客さまにも感謝です!!
うちの生徒さんたちもわざわざお越しくださって、ありがとうございました
地元の方も、遠方の鹿沼からとりあえず駆けつけてくれた方も、あと当日お会い出来なかった皆さんも、暖かいご声援に心よりの感謝を


というわけで、画像は前半のジプシーダンスの模様です。
相変わらずビロビロしたアナログ放送しか映らない我が家ののテレビですが、ビデオカメラを繋いだらまともに綺麗な映像が映ったので安堵しました。
つーか、画質は大して変らないんですけどね(汗)。画面が少し大きい分見やすくなっただけで。
...テレビの性能を活かすには、ビデオカメラも良いのを買わなきゃイカンのかな...。そういやマイMacBook Proも、本来は動画処理に優れた能力を発揮するシロモノ(友人談)だし、もう何年もビデオカメラ買い替えてないから潮時かも...。

ま、画質はともかくジプシーダンスです。
コレの唯一の不満は、衣装が間に合わなくて去年と同じのを着なくちゃならなかったことですね。いえ、もちろんこの衣装も発表会とかでまだ使うんですが、2年連続して同じ場所で同じ衣装というのは着た切り雀感が漂ってチョット恥ずかしい...

実を言えば、このいかんべ祭に新しいジプシー衣装を間に合わせようと画策していた時期もあったのです。
しかし、どうしても理想的な生地が見つからず、生地が見つからないとマミちゃんのインスピレーションもわかず、いかんべ祭に間に合わせることが出来なかったのです。

そりゃ、どっかで妥協すれば或は間に合わせることも出来たかもしれません。
でもそれじゃイヤなんだな。妥協で作ったってロクなものは出来ません。このへん、見習うべきはランボルギーニ様の理念です(笑)。

まあ、走りのためにすべてを犠牲にする(それゆえに限りなく美しい)ランボルギーニ様には遠く及ばないとしても、妥協しなかったおかげで、今度のジプシー衣装はめちゃ素敵なのが出来ました
今までにない色彩で、おまけに体型が非常に良く見えるときています。体型を良く見せるのは他ならぬ自分達がそうしたいからという、主宰者の悲痛な理由がある訳ですが(笑)。

おもいがけず良い生地に巡り合えたので、マミちゃんももりもりとインスピレーションが湧き、あのトップスはほぼ瞬間芸でひらめきました。
スカートもいけてますよ。とにかく分量が凄いからそれなりには重いですが、着て踊ってみたらそうとうな迫力で、重いだけのことがあります。
この自信作のジプシー衣装は発表会で初登場しますのでお見逃しなく~

そうそう。ジプシーの話を書いたついでに...
昨日のいかんべ祭で前半のステージを終えたあと、うちのステージをご覧になった作務衣姿の外国の方がマミちゃんを訪ねてお越しになり、なんと「ハワイに40年住んでいた」とおっしゃいました。

そして、その方が「フラメンコはもっと笑わない方が良い」とアドバイスしてくださったのですが、実は我々が踊ったのは「ジプシーダンス」であり、フラメンコとはちょっと異なります。
あああ、説明不足で申し訳ない...。フラメンコだと思っちゃう人はけっこう多いみたいなので、もっと説明しないといけませんわよね。

ジプシーダンスとフラメンコは違う踊りです。
いえ、共通点は沢山あります。ジプシーはスペインも通ってきましたからね。ジプシーダンスの構成要素はそのまま、彼らが通ってきた流浪の道筋でもあります。

そのため、一口にジプシーダンスと言っても、踊り手によって「どの地域の要素が強いか」は異なります。
トルコの要素が強い人もいれば、インドの影響をモロに受けているダンサーもいます。
そしてスペイン、つまりフラメンコを前面に出している人も少なくありません。数年前に来日したホアキン・コルテス氏は、「フラメンコ」と言われていましたが、私から見るとあれはむしろジプシーダンスですね。特に彼が裸足で踊っているところを見るとそう思います。(靴を履かないことは、フラメンコとジプシーの明確な相違点のひとつです)
特に今回、私達はジプシーキングスの曲で踊りましたので、よけいフラメンコっぽい感じがしたかもしれませんね。

で、前述の方が指摘されていた表情に関してですが。
これも多様なジプシーダンスの性質上、ダンサーによってまったく違います。本当に、フラメンコのように一切笑わない人もいれば、太陽のような満面の笑みで踊る人もいます。

曲調によっても変ってきます。
私を例にするなら、同じジプシーキングスの曲でも、さっき言った新しい衣装で発表会で踊ろうと思っているもっとも新しい曲を踊る時は、今回踊ったアゲアゲのナンバー(「♪君は私のために踊って~、私は君のために歌おう~♪」←不確かなヒアリング)と違ってあまり笑みを浮かべません。

ま、いつも言っているように「表情は個人のもの」ですから、「かれこれこういう顔をしなさい」と言って皆で同じ顔をするのも不自然な話です。
ゆえに、私自身は笑わない曲でも、他の人が笑ってしまうからといってダメだとは思いません。

ただ、逆にフラではもっと笑顔を浮かべたいものですよね、確かに(笑)。
フラについては、何しろ今回は初めての曲が多かったもので、緊張していた人も多かったのです。今回が初舞台の生徒さんもいらっしゃいましたし。

それでも、そういう緊張している人や新人さんにまで無理くり笑顔を作ってもらいたいとは、私は思いません。
誰だって最初の舞台は初舞台ですし、新曲をお蔵出しするたびにある意味「初舞台」を踏んでいる訳ですから、最初の数回からニコニコ出来なくたって仕方のないことです。
何度か場数を踏んでいるうちに少しずつ慣れて、たしょうなりとも状況を楽しめる余裕が出てきたら、その時に自然な笑顔を浮かべてもらえれば、それが一番良いと思っています。

明日はいかんべ&コンファレンス続報

2009-08-22 04:06:57 | ダンス話&スタジオM
明日はいよいよ「いかんべ祭」本祭となりました!!
昨日思わずグチってしまったドタキャンの件も、急遽出ることにしてくださった生徒さんと、元々出る予定ではあったけれど出演曲を増やしてくださった方のおかげで、無事にフォーメーションが出来るようになりました。多謝です

また、ここへきてようやく27日の「ハワイ・カルチュラルコンファレンス」ハワイ語講座で取り上げる曲目が決まったそうです。
1曲はもう決まっていたのですが、2曲目がなかなか決まらなかったようですね。

2曲目はクムフラ、ナニ・リム・ヤップ先生が指導されるアウアナの曲です。
私の大好きなアーティストの最新アルバムに入っています。
いやぁ、とても素敵な曲です。聴いているだけでウットリしますね。
もちろん速攻でiPodに入れ、いかんべ祭に持っていって聴き倒します。


それでは、明日が晴れる事を祈りつつ、今から髪のカーラー巻くぞー!!!

あぁ、今回も

2009-08-21 03:08:34 | ダンス話&スタジオM
昨夜、ある生徒さんから電話を頂きまして、ご懐妊とのお話を伺いました。

あらまぁ、それはおめでとうございます、ホントよかった....ん? ちょ、ちょっと待って???

よく考えたら、彼女はいかんべ祭に出る予定だった生徒さんじゃないですか。
こ、こ、こりゃ大変だ。手放しで喜んでられないぞ!?!?

電話しながら本番までの日数を数え、フォーメーションも思い出して、じょじょに顔面が蒼白になってまいりました。

しかし狼狽えてる場合じゃありません。解決策を考えなくちゃ。
普通、ドタキャンの人が出た場合、抜けた人のところを詰めたりして対応しますが、今回のいかんべ祭では他の衣装の人との絡みの関係上、詰めて解決するのは非常に難しい。

そこで、いかんべ祭に出ない予定だった生徒さんに代打をお願い出来れば一番いいのですが、いきなりそんなことを言われても難しいですよね...(汗)
皆さん、元々お仕事とか他の予定が入っているからこそ、出られない訳ですものね。

幸い、今回はスケジュールを何とか調整して後半だけ出られるという生徒さんがいらっしゃったため、急遽出ていただけることになりました。
でもこれは非常に幸運な例外で、滅多にないことと言えます。


ここで「スタジオMの出演ルール」をもう一度おさらいしましょう(笑)。

出演される方は出来るかぎりドタキャンをお避けください。
もしかすると出られなくなっちゃうかも...という時は、最初から申し出ておいていただければ、あらかじめその予定でフォーメーションなどを組みますので、何の問題もありません。
よく「出られなくなるかもしれなくて悪いから最初から出ないでおく」という生徒さんもいらっしゃるのですが、そんなことはないです。最初から分っていれば大丈夫です。

それでも、どうしても事故や急病など退っ引きならない緊急事態で直前に出られなくなってしまった時は、大変かと思いますがその時点ですぐにご連絡をお願い致します
これまた、「直接言わないと悪い」などと気を回して、次のレッスンで会う時まで言わない方もいらっしゃるのですが、そうこうしている間に立ち位置を作ったりといった準備が進行しておりますので、それらが完成するより少しでも前に、せめて修正が利くうちに、いえせめて1から考え直す時間が残されているうちに、どうかご連絡くださいませ。

まぁ、急な予定変更が生じた時に、私とマミちゃんだけの問題であれば、前夜の睡眠時間が「限りなくゼロに近い」から「完全なゼロ」に変るだけなんで(笑)たいしたことはないのですが、イベントの場合ほかの生徒さんたちも一緒に出ているものなので、生徒さんたちのために、ドタキャンについては上記のようなことをいつもお願いしております。
もし最初から「○○さんが出られなくなるかもしれない」ということが周りの人に分っていれば、皆さんも心の準備をしておくことが出来ますものね。

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