舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

キャンドルライト・リフレクションズ

2009-11-06 23:19:21 | Disney (パーク、映画&テレビ)
すみません。昨日はウッカリ熱くなり、けっきょくミラコスタの窓からの景色のことを書きそびれてしまいました。
というわけで気を取り直し、今日は平和的に、シーの景色を愛でましょう。


ミラコスタに泊まっていると、ときおりシー内でやっているリハーサル風景を目撃することが出来ます。
そういうものが見られなくても、閉園後は中をばりばり普通の乗用車が行き交っていたり、たった一人で広い敷地を丁寧にお掃除するキャストさんがいたりして、かなり見応えがあるんですけどね。

今までで最も感激したのは、朝になって窓のカーテンを開けたら昼の水上ショーのかえるさんが、わざわざウチの部屋の方を向いて待っていたときです。
かえるさんは我々が窓を開けたのを確かめると動き出し、しばらく練習していました。

そして今回は、10日から始まるクリスマスイベントでの夜の水上ショー「キャンドルライト・リフレクションズ」のリハーサルが行われていました。
窓を開けて耳を澄ませると、音楽も微かに聞こえてきました。

最初はお試し段階だったらしく、キャンドル(に見立てた照明)を乗せた小さなボートの動きや照明の点き具合を確かめているようでした。
ボートも試運転だったためか、途中で傾いだりと若干危なっかしい状態に...。
お試しを繰り返しながらボートが巨大なツリーの周りを何周か回り、最終的にはゾロゾロと退場していきました。

と思ったら、これで終わりではありませんでした。
しばらくの間の後、小さなボートが再びゾロゾロ出てきて、同じように周回を始めたのです。

結論的に、一晩あたり4回くらい入退場を繰り返していました。
合間には、何やら調整している様子がうかがえ、回を重ねるごとに、完成図に近づいているのが分りました。

どうやらフルバージョンでやっているらしいものも見かけました。
フルバージョンの場合は周囲の照明も動員され、サーチライトが空やミラコスタの壁面を照らし出したり、ボートやツリーとともに色彩を変えたりします。


このフルバージョンを見るかぎり、キャンドルライト・リフレクションズの筋書きはこうです。

まず最初に、周囲の照明が落ちたところで、昼の水上かえるショーと同じ方角からボートが列をなして出てきます。
中でも比較的大きくキャンドルの沢山乗ったボート(おそらくここにキャラクターが乗る)が数台と、その間に小さなボートが連なり、水上に光の輪を描きます。

その光の輪に見とれているスキに、海の中央では次の仕掛けが仕込まれ始めます。
つまり、巨大なツリーがにょきにょきとせり上がり出すのですね。
しかしこのツリーはまだ一切点灯していないため、ボートが描く光の輪に気を取られていると気づきません。

そして、すっかりせり上がったところで、初めて巨大なツリーが点灯します。
この点灯時には、逆に周囲のボートが消灯しますので、何も無かった闇の中から突然このツリーが出現したかのような驚きがえられるでしょう。
お客さんの「おぉ~」という声が聞こえてきそうですね。

ツリーの裾野(といっていいのかどうか)にも仕掛けがあり、クリスマスカラーの赤緑をはじめとしたさまざまな色に点灯したり、夜の水上キリンショー(だからブラヴィッシーモだってば。確かにある角度から見ると火の精がキリンにしか見えないけど)の水の精のスカートよろしく噴水になったり、多彩なイルミネーションを見ることができます。

それを堪能した後、いよいよ周りのボートも再び点灯し、水上はますますきらびやかになります。
ボートの仕掛けもなかなかのもので、灯りが本物のキャンドルのように揺らめいたと思ったら、星のように白く瞬くこともあります。
中央のツリーとその周りを回るボート、そして水面を照らしている照明が見事に調和し、ロマンチックなムードを堪能することが出来ます。


こりゃ、完全な音量で聞いてみたかったなぁ。
しかもキャンドルライト・リフレクションズは今回で最後だそうです。
未見の方は是非一度ご覧になってください。個人的にはキリンショーよりもいいです。

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