舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ハロウィーン行ってきました

2009-11-03 01:18:35 | Disney (パーク、映画&テレビ)
どうもどうも。お久しぶりです。
宣言していたディズニー・ハロウィーン、行って参りました!

相変わらずミラコスタ好きなので、いちいちランドに移動するのが面倒くさいと分っていつつも、またまたミラコスタに泊まりました。
シーに入らなくても(つーか、どのみち仮装だから入れない)シーにいるような気分になれるのはいいんですが、滞在中5往復くらいするハメに(笑)。


そうそう。ディズニーホテル宿泊者の新しい特典として、「シーとランド両方入れるパスポート」が買えるようになりました。
ふつう、ディズニーリゾートのパスポートは片方しか入れなくて、一日に両方入りたかったら、パスポートを二重に買うしかありません。
それが例外的に入れるのは、「3日以上の長いパスポートの3日め以降」か、「バケーションパッケージなど一部のプランについてるスペシャルパスポート」、そして「カウントダウンパスポート」くらいでした。
今回、めでたくそこに「ディズニーホテルでゲットしたパスポート」っていうのが加わったんですね。

とはいえ、もちろん普通のパスポートよりは若干高いです。まぁ、一日で両方回れるんですから仕方ないね。空いてる平日に上手くやれば、一日でシーとランドの目当てのショーやアトラクションを全部征服することだって夢ではないもの。
それが必要なければ、普通のパスポートを買うことも出来ます。

今回、私達はとにかく仮装がしたかったので、敢えて普通のパスポートにしました。
泊まっているのがミラコスタだから、行き来するのはまったく面倒じゃないんだけど、その度に着替えるのが面倒だもの。


ところが、です。
今回、これとはまったく別の意味でおっそろしく面倒な目に遭ってしまいました。

何度も嘆いているとおり、ハロウィーンのくせにシーでは仮装が出来ません。
シーこそ仮装で練り歩きたいような美観がたくさんあるし、アリエルやジャスミンのようにシーでしたい仮装だって無限にあるにもかかわらず、です。

まぁ、それはいい。それが主催者サイドの決まりだというのなら、ディスコのドレスコードやなんかと同じで、それに従うのが道理です。
キュナード社(クィーン・エリザベス2世号など、世界に名だたる豪華客船を多数輩出している)あたりのワールドクルーズなんかアレですよ、ディナー時に規定に則らない格好でノコノコ現れた客のことは、平気でダメ出しするそうですぜ。
家が一軒建ちそうな費用を払っている客にさえそうなのですから、たかだか一日数千円の入園料しか払っていない分際で、「シーでも仮装させてケロー!!」なんて我が儘は言えません。

だから、おとなしく仮装でランドに行くためにミラコスタからモノレールに乗ってランドに移動しようとした...のですが。
なんと、シーの駅にまでいたのですよ、あの風紀委員みたいなスタッフぅ~(by狩野英孝)が!!

乗車前に水飲み場を訊こうとして改札付近にいたスタッフに近づいたら、我々の訊きたいことにロクに答えようともせず、「分ってます? ここはディズニーシー駅ですよ? 仮装者のくせに何の用があるんですか!?」といったことを一方的にまくしたて始めました。

何の用ってあなた...ミラコスタの最寄り駅はココですから(笑)。

ちなみに、上記の鍵括弧内の台詞に脚色が含まれていると思ったら大間違いです。彼女は本当にそう言いました。仮にもこれが従業員の口調かと耳を疑いましたが、一応本物のスタッフと同じ制服や名札を着けていますし、モノレールのスタッフも咎める様子が無いので、まあ本物なのでしょう。
もちろん名札で名前はチェックしました。この私のプライドの高さと、彼女にされた事を思うと、私が個人名をこういうところで晒す人間ではなかったことに、彼女はむしろ感謝すべきです。

そしたら、ここまで酷い人物ではありませんでしたが、その翌日も同じような使命を帯びたスタッフが改札で待機していました。
しかも今度は二人(笑)。
我々が近づくなり、早速男性の方が飛びかかってきたので(本当にそういう勢いだった)、その意図を察知した私は、「はいはい、私達はこれからランドに行くんですが。ミラコスタに泊まっているんですが。何か?」と先制攻撃に成功しました。

まぁ要するに、春先に空港でやっていたみたいに、新型インフルエンザならぬ仮装者のシー入園に対して水際対策を進めている訳ですね。

でもねぇ。それって、改札口に看板とか出しとけば済む話じゃないの?
目立つようにキチンと書いておけば、それでも入ろうとするような人の事は、そりゃどんな止め方をしたって構わないと思いますよ。
しかし、気合い入れて仮装してくるような人は、シーで仮装したらイケナイなんて事はそれこそ痛いほど知ってます。
それをわざわざ改札口に張り込んで、言いがかりをつけるような真似までしなくたっていいんじゃないでしょうか。

まして、世の中にはミラコスタに宿泊して仮装でランドに行こうとする客もいます。
ミラコスタも同系列の施設である以上、たとえそういう利用者がどれほど少なくても、そういう客がいる可能性を想定しなければなりません。
想定できないんだとしたら、これはもうプロの領域だからハッキリ言っちゃうよ、そのスタッフはバカです(※いつものように「莫迦」と漢字で書かない事に注目)。

我々は駅の出口(つまり駅から見るとシーの入口)の方から歩いてきました。たった一つしか無い改札を、あれほど熱心に見張っていれば、まさかあの派手な仮装の人間が出てくる瞬間を見落とす事は無いでしょう。
つまり、少なくとも「明らかに改札から出てきた」訳ではない。そして、乗車用改札と降車用改札は向かい合った同じ場所にある。
プロであるにも関わらず、上記二点から「この仮装者はもしかしたらシーに着いた訳ではなく、これからランドに行くのかもしれない」という程度の推理を導き出せないようであれば、こりゃもうバカと言って差し支えないでしょう。

そして、さっきも言ったように「本当はシーでしたい仮装」をしてくる人もいます。私達は別にそうじゃないけどね。
私はシー駅で提督姿のミッキーを見ました。彼女が我々のようにミラコスタに泊まっているんじゃないとしたら、きっとせめて写真だけでも撮りたかったのだと思います。

こういった人に対して、せめてゲートの外でだけでも撮影したいという気持を慮る、そのくらいの心の広さは持てないかな。
もし、そういう思いでシー駅に降り立った人が、「シーは仮装ダメだ」と分り切った事をしつこく聞かされたときの気持を思うと、なんだかやりきれません。


結論。改札口に見張りを立たせるなんて、いかにも狭量だし見苦しいからおやめなさい。
それでも、この改札口の見張り役が「疑わしきは罰す!!」という性悪説的立場のもとで置かれている不可避の役目なら、私に提案があります。
すなわち、「私はシーに入るつもりじゃありません」という旨を書いたステッカーを用意し、紛らわしい人にあらかじめ配れば良いのです。
見張りのための人件費を考えたら、経費だってぐっと安く上がりますよ。

来年そういったものが用意されてなかった場合は、私が自主的に制作します(笑)。
いっそ「ミラコスタから来ました」と書いた戦国武将のようなノボリを作って、スタッフがわざわざ飛びかかってくる前に見えるようにしたいな。

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