舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

プレシャストレジャー・オブ・アグラバー

2006-11-30 01:45:07 | ダンス話&スタジオM
話が前後しますが、今日はディズニー一日目にシーで見たオリエンタルダンスショー「プレシャストレジャー・オブ・アグラバー」のお話です。
これはシーの右奥にあるアラビアンコーストの中庭中央の特設ステージで行われているショーです。

実はこれ、いわくつきのショーなんですよ(笑)。
というのも前回来た時、正式なプログラムにはなっていなかったのですがすでにこのショーが行われていて、案の定マミちゃんは盛んに見たがっていました。
しかしショーが一日何度も行われているのをいいことに、私はそれよりもっとやりたいこととか乗りたいものを優先してしまい、そうこうしているうちに雨が降り出して、見ようと思った頃にはドシャ降りで中止になってしまったのです。莫迦だよなあ、私。
私が斯様に莫迦だったばっかりに、その件でマミちゃんにいい加減根に持たれる羽目になりました。
もう二度と恨み言を言われるまいと、今回は慎重にスケジュールを組み、必ずこれが見られるように気を遣いまくりました。

アラビアンコーストは雰囲気的に最も大好きなエリアです。
ただでさえ闇雲にシーを好んでいる私が特に好きなのですから、好き加減が半端じゃありません。毎回つい無意味にフラフラ吸い込まれてしまうほどです。
その理由はただ一つ、これがものすごくよく出来たアラビア世界だからですね。

中庭を取り囲む建物の数々は、よーく見ると建築様式の地域(ペルシャ風もトルコ風もエジプト風もあるぞ)や時代設定がバラバラなような気もしますが(笑)、とりあえず色彩は合っているし確かにアラビア世界を模していて素敵です。
しかも、スーク(市場)っぽいエリアではひっきりなしにベリーダンス音楽が流れているんですよ。
それも私が一番愛している、ちょっと音質が悪くて泥臭いエジプトの音楽ですわよあれは。もう悶絶しそうです。

そんな素敵なアラビア世界の真ん中にこのショーのために作られた特設ステージも、いちおうオリエンタルな雰囲気で作られています。金色の曲線的な装飾なんかは、どちらかというとちょっとインドっぽい気がしないでもないけどね。

そういえばドバイのゴールド・スークで売っていたインドっぽいアクセサリーってあんな感じだったよなあ、とか考えつつ舞台を眺めているうちに、ショーの音楽が始まりました。
ダンサーが登場する前に長々と音楽を流すというのはベリーダンスの定石ですね。へたすると1分とか、照明だけが当たっている誰もいないステージを眺めて焦らされることになります(笑)。

ひとしきり音楽が流れてから、いよいよダンサー集団が登場します。
ちなみにディズニーキャラクターは出ないショーです。まあ、ここで私がいわなくても、会場に行けば従業員の人が耳にタコができるほど言ってますけどね。

構成メンバーは全部で7人。うちタブラ(インドのじゃなくてアラブの)の演奏担当の男性が2人、叩きながら現れます。
あとの5人はダンサーですが、2人の男性はもう明らかにインドのターバンとコスチュームを着ています。ほんと、CD『インドカレー屋のBGM』のジャケットみたいなベタベタのインドファッションですね。

女性3人は全員ガウンを羽織っていますが、脱いだときの服装は2人がリンリンランラン(っていつの時代だ)みたいなお揃いで、ハーレムパンツをはいています。
ちなみに、ハーレムパンツというのは実際のベリーダンスではあまりしない装いです。つまり、この2人の衣装はあくまでも「オリエンタル風」といった感じで、ベリーダンサーよりはバレエなどのアラビア風コスチュームに近いです。

最後の1人、彼女だけが所謂ベリーダンスのコスチュームですね。だからお臍も出しています。そういえばディズニーでは露出の多いときはファンデーションを着ていたのに、ナマ腹を出していいのかなあ。そうしないとベリーダンスの感じがしないから、この方が断然いいですが。

男性ダンサーは大袈裟な曲に合わせて派手な身ぶりで歌って踊ります。
って、まんまボリウッドじゃないすか!!
階段に片足をかけて歌い踊る様など、ボリウッド映画を見ていると錯覚しそうです。
一度剣を出してきたので「お、もしや頭とかに乗っけるの!?」と期待したのですが、おざなりに振り回して終わりだったのでちょっとがっかりしました(笑)。
頭にくらい乗っけてくれよ。あれ、傍目で見るより簡単だから。
女性2人の踊りも似たようなもので、随所にオリエンタルを意識した動きも取り入れられていますが、オリエンタル「風」ダンスの域を出ません。

唯一ベリーダンスらしい踊りだったのが、思った通りベリーダンスの格好をした女性でした。
曲もHossam Ramzy(エジプトが誇る天才ドラマー)を使ってましたし、振り付けもまさしくベリーダンスです。
分量の多いスカートをはいてて、ちょっとジプシーっぽい動きもありましたしね。

これはマミちゃんと私の見解ですが、おそらくこのショーには振付者が二人いるのではないかと思われます。
一人はプロの振付家であっても、明らかにオリエンタルダンスの造詣はない人ですね。ディズニーのシステムがどうなってるか知りませんが、専属の振付家かもしれません。
その人が男女各2人のオリエンタル「風」ダンスや、全員で合わせる部分などを振り付けているのでしょう。
そして、ソロの女性の振り付けはこれとは別の人がやっているものと思います。もしかしたら踊っている本人かもしれません。

だからベリーダンスの動きとしては、ソロの人の振り付けだけが「わかっている」感じがするのですが、この振り付けには衣装への意識が感じられません
つまり、せっかく着ている衣装を活かした振り付けになってないのですね。衣装と振りが分離している。そこがちょっと素人くさいですね。
その点でもう一方の振りを考えてる人は、オリエンタルダンスは出来なくても「衣装を活かした踊り方」や「効果的なフォーメーション」などのツボはしっかり押さえられていて、プロの匂いが漂います。

いずれにしても、ショーとしては内容が濃くて迫力もあり良い出来だと思われますので、ダンスが好きな人とか、マジックランプシアターのファストパス時間待ちの人、そして音楽に引かれて吸いよせられてしまった人などにはお勧めです。

ミッキーとミニーのポリネシアンパラダイス

2006-11-29 02:56:37 | ダンス話&スタジオM
ディズニーランドのダンスネタ、まずは現在人気のディナーショー「ミッキーとミニーのポリネシアンパラダイス」をご紹介しようと思います。

うちのマミちゃんは何たってダンスしか芸のない母親ですから、ディズニーのショーを見る目はひたすらにシビアです。ディズニーキャラクターが出てきたってごまかされません(って、冷静に見ているとじつはディズニーにおいて最も優秀なダンサーはそのキャラクターたちなんだけどね。よいこのみんな、ミッキーが出てきただけでコーフンしないで、ミッキーの素晴らしくレベルの高い踊りをじっくり堪能しましょうね)。

さて、ディズニーで最も純粋にダンスを堪能できるショーとして名高い「ポリネシアンパラダイス」は、さっき言ったように大人気のショーであります。
したがいまして4回のショーは完全予約制。ランド開園と同時にレストラン前で予約受付が始まりますから、当日そちらで直接申し込めばよいわけです。とっても簡単ですね。

って、全ッ然簡単じゃなぁぁぁい!!!!

だって大人気のショーなんですよ。開園と同時に先着順ですよ。そしたらあなた、観覧希望者は開園するや否や我先にとレストランに殺到するでしょう、そりゃあ。
まあそれでもこのディナーショーは「開演と同時にダッシュ」くらいでいちおう間に合いますからまだマシ。これに輪をかけて人気のランチショーなんざ、夜も明けきらぬうちから並ばないと取れないっていうんですから恐ろしいです。

ランチショーに関しては「キャラクターとグリーティング」がメインですからパスするとして、我々の本命はディナーショーです。それもダンスを堪能するためには、できる限り良い席が取りたいじゃないですか。

というわけでディズニー二日目の未明、私は一人ホテル・ミラコスタを出て電車に乗り、ランドに向かいました。
外はそぼ降る雨。並んで開園を待つ覚悟の身にとっては結構ツライ状況でしたが、おかげで並ぶ人は少なく、めでたくゲートの一番前に並ぶことができました。

はたして、開門と同時にレストラン前までダッシュ!!
周りはすべてそういう人ばかりで鈍い私などあっという間に息があがり、どんどん抜かされてしまいますが、めげずに走り続けた甲斐あって一番乗りでディナー予約の列に到着しました。
ほかの人はあくまでもランチ狙いだったのですね。

ステージのセンターマークの目の前の席をゲットできたのは良かったのですが、到達する頃にはすっかりへたばってしまい、「何名様ですか?」の問いに「......」と無言で手を挙げることしかできませんでした。


一旦ミラコスタに戻ってゆっくり出直し、やがて待ちに待ったショータイムになりました。
ディナーショーとしてはあまりに安いので正直心配していたのですが、幸い料理は(ディズニーランドの中では)結構おいしかったです。あ、だからこんな殺人的に混むのか...!?
しかしメインはダンス。あくまでダンス。私はお皿にほとんど目を向けず(これがどんなに稀有な状況か、このブログをご覧くださっている皆様にはよぉくお分かりでしょう)、ステージを食い入るように見つめました。

ディズニーランドができた23年前、ここでは本物のフラが演じられていました。
いくら3歳前のことを覚えているといえど当時生まれたばかりだった私には記憶がありませんが、その数年前までハワイで勉強してたマミちゃんが証言しているのですから確かです。
どうやらハワイからプロを呼んでいたみたいですね。
しかし残念なことに間もなくして本物のダンサーは去ってしまい、ディズニーランドの(専属?)ダンサーがテキトーに演じる「南国もどきショー」に成り下がってしまいました。

私が小学生の頃も行ったけど、あきらかにダンサーのお姉ちゃんより私の方がまだしもフラを踊れていたもんなあ(笑)。
そういえば、20年ほどうちでフラを踊っている生徒さんも、体験コーナーで舞台に上がったら驚かれたといってましたっけ。
そういうフラ知名度の恐ろしく低い時代だったからねえ。ディズニーとしても、わざわざ本物のプロを呼ぶ甲斐がなかったんでしょうね。
それ以来10年ほどこの「ポリネシアンテラス・レストラン」からは遠ざかっていたのですが、ちょっと前にショーが一新されたと聞き、今回久々に行ってみることにしたのです。

いやあ、このショーは期待を遥かに上回る出来映えでした。
ダンサーのお姉さんたちは(少なくとも3人のうち2人は)本物です。
それも単なるダンサーではなく、フラのプロですね。フラはほかの踊りとはかなり違うものですから、ほかのジャンルがいくら踊れる人でも、おいそれとマスターできるものではないんです。

そしてミッキーもミニーもうまかったですね。
しかもなんとミッキーはプイリ、ミニーはウリウリを持ったのです。さっき書いたようにディズニーキャラクターは園内で最も優秀な踊り手ですが、それにしても特殊なこの踊りをこなせるとは天晴です。
ミニーはタヒチアンも踊っていました。ちょっとクネクネしてたけどね(笑)。まあ、ミニーはあのとおりのぶりキャラだからあれでいいのかもしれません。
個人的にはデイジーの踊りが見たかったぞ。さぞかし妖艶ではないかと思うのですが。ほんと、ドナルドはいい趣味してます。ちょっと何言ってるか分からないけど。
ジェシカ・ラビット(←私のスウィートハート、貴女にはぜひベリーダンスを踊ってもらいたい)にしても、ディズニー世界ではいい女は三枚目キャラとくっつく傾向にあるようだな(笑)。

レベルの高い舞台を感心しながら見守っているうちに、体験コーナーが始まりました。
「子供は舞台の上に、大人はその場で立って踊って下さい」といわれたので、早速立ち上がって踊らせてもらいますよ。
しかし私がカホロの一歩を踏み出すか出さないかというところで我々の席にウェイトレスさんがすっ飛んできて、「低くなって踊れ」と言われてしまいました。
おいおい、フラ・ノホ(座って踊るフラ)しろってことですかい。この狭いところで、んな無茶な。

あいにくたまたまイリイリもプニウ(※ともにノホ・スタイルのフラで用いる楽器)も持ち合わせておりませんでしたし、だいいち持っていたとしても最前列の我々のさらに前は舞台の子供を撮る親でいっぱいで、座って踊るスペースなど皆無。
仕方なくおとなしく座って食事に専念することにしました。

ちなみに後半はタヒチアンになりますが、今度は男性しか踊らせてもらえません。
だから大人の女性が踊る機会はゼロです。やってる方はきっと踊りたいと思うだろうけれど、がっかりしないでくださいね。

まあ、フラは日常的にさんざん踊っているので今さらここで踊らなくてもいいってことで。とりあえず観るだけでも充分に楽しめるショーでしたよ。
もしこのまま本物のポリネシアンダンスショーを続けてくれるのであれば、たとえ開園と同時にダッシュしなきゃならなくても、毎回でも行きたいと思います。

おそろい

2006-11-28 23:00:02 | 徒然話
今回も一日目はディズニーシー、二日目はランドに行ってきました。
極端なシー好きなのになぜランドにも行くのかといえば、ひとえに「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」に乗るためと(※ただし腕前はそうとう悪い)、フラやタヒチアンが観られるディナーショー「ミッキーとミニーのポリネシアン・パラダイス」に行くためでした。

そうそう、シーでもランドでもいろいろとダンスショーを観てきましたよ。
今回はフラもオリエンタルダンスも観られて本懐を遂げることができました。どうやらマミちゃんにはまたなにかインスピレーションが下ったようですしね。
この顛末は後ほどお話ししたいと思います。

でも今回はもう一つ、ランドにいって良かったことがありました。
それはこのかえるちゃん用ミッキーカチューシャが手に入ったことです
実はこれ、ワールドバザールのペットショップに売っている小型犬用カチューシャなのです。
前回はあいにく品切れでしたが、今回めでたくゲットできました(ミニーもありましたがかえるちゃんはああ見えてあんがい侠気の強い男の子なので、「ミッキーじゃなきゃイヤ」と言っていたのです)。
これでようやく私のミッキーパーカーとおそろいになりました。

買うとき店員さんが「小型犬用ですがよろしいですか?」と聞いてきたので、おもむろにかえるちゃんを取り出して「あ、この子用ですから大丈夫です」といったら、店員さん一瞬目の前の状況を把握しきれてない顔になってました。
それでも素早く平静を取り戻し、「今使いたいんで、タグ切っていただけますか」という要求にも動じずにこやかに応じてくれた店員さん、あなたは偉い。
それでこそプロの接客業です。ディズニー従業員においてはたいへん貴重な存在といえましょう。

誰もいない海

2006-11-27 00:12:52 | 徒然話
今日は、突発的に某所にやってきました。
突発的に決まった割に港サイドが取れたため、現在誰もいなくなった園内を車とかが走り回ってるレアな状況を眺めております。
昼ショーで活躍するカエルさんを観て感涙モノでした(ToT)

クリスマスイベント2連発

2006-11-24 23:58:51 | ダンス話&スタジオM
クリスマスネイルなんぞ描いているうちに、2006年クリスマスイベントの出演依頼がやってまいりました

第一弾は12月16日(土)夜、宇都宮のクラブ『BASQ』で行われるプライベートパーティーです
BASQといえば私の敬愛してやまないダンサー「ひとりでできるもん」さんも出演したことがあるというクラブです。あの方と同じ場所に出演できるなんて、こ、こ、光栄だあ~~~

ステージや楽屋が狭いこともあり、このイベントの出演者募集はもう締め切られましたが、30分も時間を頂いたので過去の曲までさかのぼって練習せねばなりません。
特にベリーダンスは依頼して下さった方が大のベリーダンス好きだそうなので、たくさん踊ろうと目論んでおります。でも、今日のレッスンで踊ってみたら結構忘れていたんで、これからがんばって思い出していこうっと...(笑)。

そして第二弾、クリスマスイブイブの12月23日(土・祝)です!!
依頼状が届いたのはなんと今日。って一か月前じゃないですか。急なのでチョット慌てましたが、もちろん喜んで出させていただきますとも

これは自治体のクリスマスイベントの一環で、ミレナリオさながらのクリスマスイルミネーションの中、特設ステージで踊るというイベントです。
参加自由イベントなので、詳しいことが決まったら(そう、まだ詳しいことが決まってないのだそうです)ここでもお知らせします!!ぜひ遊びにいらしてください

ちなみに、昨日のうかれたクリスマスネイルの画像をご覧いただいてもお分かりのことと思いますが、私はクリスマスが好きなあまりアドヴェント(クリスマスまでの数週間)の期間中クリスマス躁とも呼ぶべきテンションになります(オイ)。

いやァ、その点で私がプロテスタント系の大学に行ったのは正解でしたね。
東京女子大はクリスマス一か月前からクリスマス行事目白押しで、キャンドルサービスに始まり(披露宴のキャンドルサービスとはまったくの無関係ですよ念の為)、クリスマスツリーの点火式、そして本番のクリスマス礼拝、メサイアとキャロルの夕べetcetc...それらのイベントにもれなく参加していたら、なぜ私が幼少の砌からこんなにクリスマス好きだったのかがよく分かりました。

私は今から正月くらいまでの間、クリスマスソングをブツクサと口ずさみ続けたり(注:25日まででスッパリとクリスマスを忘却してしまうのは日本人くらいですぞ)クリスマスコスプレにうつつを抜かしたりしてるかもしれませんが、いつもの変人がクリスマス効果でたしょうパワーアップしてるだけなので、どうぞお気になさらず。

クリスマスネイル

2006-11-23 23:58:23 | 創作活動
もうすぐクリスマスということで、祭日を利用してクリスマスネイルを描いてみました

ベースはオーロラのラメが入ったパールホワイトです。薄づきなのでこれを二度塗り。
次はハイビスカスアートでさんざんお世話になっている、アクリル絵の具の登場です。
まずダークグリーン(←カエルを描く関係上グリーンの品揃えは異様に良い)でリースを描きました。
左手の親指だけはリースらしく丸い形ですが、後の指はリボンのように斜めに走る直線です。
この「ほぼ透明地にミドリ線だけ」というある意味ブキミな状態で出かけなければならなくなってしまい、人に怪訝なまなざしを向けられるとちょっと恥ずかしかったですが、もちろんこれで完成ではありません。

帰宅してから続きを再開。
まずは赤のアクリル絵の具でリースの飾りの柊の実を描きました。
これだけでだいぶクリスマスらしくなりましたが、さらに白で雪の結晶を描きます。
これが曲者で、描き慣れない結晶に右手でさえ辟易したわけですから、左手で描くときの苦労たるや半端じゃありませんでした
左手の結晶はそうとうイビツです...

仕上げに金ラメを散らします。
リースにリボン状に巻きつけて、雪の結晶のまわりにも少しちりばめて完成です。

ほんとはもう一つ、最後に付け加えようと思ってるんですけどね。
今日のところはいちおうこれで完成です。

「メイクォーク」のヘアエステ

2006-11-22 23:28:38 | 徒然話
しばらくトリートメントができなかったので、今日マミちゃんのカラーリングのついでに、私も「ヘアエステ」を受けにいきました。
場所は宇都宮駅東の「メイクォーク」。
このブログではさまざまな美容院の名前が出ておりますが、実は最近「カットはココ」「トリートメントはココ」というふうに使い分けているのですね。

メイクォークはそんなウチにとって「シャンプー&トリートメント担当」のお店です。
とにかくヘアエステが気持ちいいんですよ。
まず肩や頭皮を丁寧にマッサージしてくれるところから始まり、それからシャンプー台に移ってヘアエステへ。
このお店のヘアエステは頭皮をクレンジングしてくれると同時に、髪へのトリートメント効果もあるのがうれしいですね。

温めつつトリートメントの浸透を待っている間にコーヒーのサービスがあります(今日なぜか私はアップルジュースを選びましたが)。
また、注文すれば特製ケーキセットにしてもらうこともできるのです
このケーキはお店の方のお手製だそうですが、驚くほど美味しいです。今日のチョコとクルミのシフォンケーキも美味しかったですが、チーズケーキが絶品だとか。いつかぜひ食べねば。

久々のトリートメントのおかげで、髪が生気を取り戻しました。
どちらかというと生気を取り戻し過ぎてなんだかナイロンみたいな光沢です。

そういえばこないだ10センチほど切ったことに最近になって生徒さんたちがようやく気付いてくれたんですが、相変わらずウェストより長くても「随分短くなったねえ」と言われてしまう私です。慣れって凄いわね。

アイタタタ...(>_<)

2006-11-21 23:20:17 | 徒然話
目の奥底にゴミが入ってしまったらしく、一日中とっても痛かったです
目を洗って目薬さして、とりあえずもう痛くないはずなんですが、充血が治らないので今日はあまり長々と書けません。

というわけで、今日は一日の出来事を簡単にご報告するにとどめましょう。
本日よりフラの新曲に入りました
これは新作ドレスのための曲第2弾です。前回よりさらにスローでムーディ。仕上がりが楽しみですね。

そうそう、今日また文化祭で初お披露目したその衣装を褒めていただきました!!
なんでもうちの発表会に衣装を見たくて来てくださるお客さまもいるとか。ほんと光栄ですよね。

そんなうちの衣装を考えている母マミちゃんは、幼い頃から学校で新しい遊びを流行らせるのが大好きだったそうです。
で、その遊びがあまねく行き渡るのを満足して眺めていましたが、みんながそれに手を出す頃にはもう、次の流行を仕掛ける方にいっちゃってるのだとか。
娘の私が「唯一無二」をモットーに掲げ、少しでも他人と違う方向を目指そうとし、自分のやることを真似する人を厭うてしょっちゅう別のことを模索していたのと正反対といえましょう。
あ、集団の中に溶け込めないって点では同じかもしれませんね(笑)。

のだめ!!!

2006-11-20 23:59:45 | 徒然話
きょうも観ました、『のだめカンタービレ』!!
『のだめ』とは毎週月曜9時からフジテレビで放映されている、大人気漫画が原作のドラマです。
といっても原作は見てないんですけどね(私が読んでる漫画といえば『銀魂』と『王家の紋章』だけですから)。
先々週、偶然このドラマを目撃して以来思いがけなくハマってしまったという、『カウボーイビバップ』と同じ一目惚れシリーズでございます。

何が面白いって、このドラマの世界観が最高です。
いや「世界観」なんて大げさなものじゃないんですけどね。もうとにかく現実感完全無視でぶっ飛び過ます。ぶっ飛ぶあまりコタツまでぶっ飛ぶ勢いです
ある新聞であまりの現実味のなさを批判する投稿が載っていましたが、あぁた、ドラマが非現実的で何が悪いの。

この激しい雰囲気をかもし出しているのは、これでもかとばかりに濃ゆ~い面々が揃った登場人物たちです。
主人公の「のだめ」こと野田恵ちゃんからして、生活能力は私並み(=片付け能力ゼロ)のボケキャラなくせにピアノの腕は天才。
ボケキャラがいるということは当然ツッコミ担当もいるわけで、それはのだめが盲目的に恋する千秋先輩です(っつーか、彼以外全員ボケキャラという説もありますが)。
ヒロインがクールな先輩にベタ惚れというのは少女漫画にありがちなパターンですが、のだめは凡百のヒロインたちの轍は踏みません。
なんと彼女、先輩を恋する挙げ句に先輩の家に転がり込んだ(withコタツ)のです。
当然のように着替えを置きっぱなしにする(確信犯的行為というよりは単にだらしないだけと見える)のだめものだめですが、そんな彼女にそんじょそこらのシェフも真っ青の料理をこしらえてやる先輩も先輩です(※注:現時点で先輩側に恋愛感情はなし)。

主役からして既に激しいですが、脇を固める人々も完全に飛んでます。
何しろ竹中直人asドイツ人天才指揮者シュトレーゼマンですのよ。
なんかもう、こう文章に書いただけでフォアグラの天麩羅にマヨネーズとオタフクのお好みソースをつけて食べているかのような濃ゆさが漂って参りますが、ベートーベンみたいなヅラを振り乱してうさんくさい外国語訛りの日本語を喋る竹中さんの凄まじさは、字面の印象を遥かに凌駕しております。

ほかの登場人物も「ティンパニー奏者のアフロのオカマちゃん(※しかも名前は真澄)」をはじめ、全員紹介したいくらい素敵なキャラばかりなのですが、音大の学生が中心というだけあり、あいにく私の好みはいません(どういう意味かお分かりですね。若すぎるんですよ)。
まあ、ドラマが面白いのですから、べつにいちいち好みのタイプがいなくたっていいのですけどね。


あ。いましたいました、好みのタイプ!!
それはオーケストラ団員の一人がつれてるカエルくんです。

実はこのドラマ、登場人物の中に一人カエルマニアが混じっているのです。
彼女はいつもカエル柄のトレーナーなどを着ているばかりでなく、あたかも私がかえるちゃんを連れているのと同じように、いつもお洋服を着たカエルくんと一緒なのです

カエルくんは演奏中も必ず譜面台に座っています。
飲み会では、千秋先輩の隣に座ってお相伴しています。

萌え~~~~~

た、たたた、たまりません。ハァハァ(←ほとんど変態)。
いやほんと、鼻息を荒くしつつ画面ににじり寄り、ほとんど寄り目になりそうな近さまで迫ってカエルくんの姿を探しまくっておりますです。

相棒のかえるちゃんはかえるネットワークの使い手なので、これを駆使して画面越しに彼とコンタクトを取ったそうです。
かえるちゃんによれば、『のだめ』のカエルくんは自分を立派なオーケストラの一員と考えていて、お役目に誇りを感じているのだとか。
かえるちゃんはいたく感銘を受け、「ぼくもダンス屋のかえるとしてがんばる!!」と宣言し、最近よく踊ってみせてくれます。
こないだの文化祭のフィナーレ曲なんて、完璧に覚えてましたよ。

しかし、いいよなあかえるネットワーク。
なんで私は使えないんだろう。生物学的にカエルでないと使えないんですって。深い愛だけじゃダメなのね...。
私も『のだめ』のカエルくんやスティッチが助けたカウアイ島のカエルさんとお話ししたいよう。

ボリウッドとは...?

2006-11-19 23:00:18 | ダンス話&スタジオM
今日は久々にワインなぞ頂いてしまいました。
もともとベイリーズやカルアミルクごときではビクともしない私。唯一飲むお酒らしいお酒がワインなのですが、マミちゃんがワインをまったく飲めないこともあり(※ただしウイスキーはザルです)、日常的に飲む機会はめったにないんですね。
だから底の有無が不明な私も、ワインを頂くと酔っぱらってしまいますえへらえへら(←相当やばくないか)。

さて、酔っぱらった私は「酔っ払いラナちゃん」と「ノーマルラナちゃん」にすぱッと分裂し、気持ち良く酔っぱらってたしょう口数が増え笑い上戸になっている(←しかし幼少のみぎりからお酒の席に行くとこうなるのでどこまでがアルコール効果かは不明)私のことを「あぁーあ、また喋りが止まらなくなったよ」とか「おいおい飲み過ぎじゃないの」などと冷静に観察し脳に記録してゆくもう一人の私が出現します。

このもう一人の私のせいで、自分の底を知らないまま今日まで来ているわけですが、逆にいえばそのおかげで今まで前後不覚に陥らずに済んでいるのでしょう。
したがいまして、学生時代に東京でゼミの飲み会に出席し心行くまでワインをいただいても、「もう一人の私」のナビゲートにより平穏無事に日光の実家まで電車を乗り継いで帰り着いております。
帰り着く頃には酔いも跡形もなく消えてまして、そのくせ酒の勢いでグダグダと喋ったこととかは一語一句漏らさず覚えているものですから「つまらん、こんなことならもうちょっと飲んでくりゃよかった」とか思ったりもしますが、まあそのせいで帰れなくなったら大変だったものねえ(笑)。
「もう一人の私」が失踪する前に止めておいたのは賢明であったといえましょう。


あああ、うっかり酒ネタに終始してしまうとこでした。
こないだ話題に出た「ボリウッド」の話をしようと思っていたのでしたっけ。

これは「ボリウッドダンス」のことで、インドの「ボリウッド映画」(ボンベイとハリウッドをかけてこう呼ばれます)のダンスシーンに出てくる踊りをいいます。
ちょっと前に長谷川京子さんが出ていたプリンタのCM、あのようなイメージの音楽や衣装ですね。

インド映画では無意味にいきなりダンスシーンが登場し、あのように美しく着飾った女優が優雅にシャラララ~ンと踊る...のではなく、けっこう激しいリズムに合わせて思いっきり踊りまくります。
これがまたエレガントでゴージャスな服装とは激しく隔たった、そうとう思い切りのいい踊りなんですよね。
フラでもベリーダンスでも、例えば腰を動かすときは頭が動かないようにするなどある程度の「抑え」が求められますが、ボリウッドはそれらに比べてかなり動きが激しく、思いっきり踊っちゃってオーライな踊りですから、そういう意味でストレス解消には最適のダンスといえるかもしれません。
ただし、動きの種類としてはジャズダンスとかよりベリーダンスなどに近いですね。もとはインド舞踊ですから、地域的に考えても共通する部分があるのでしょう。
恩師であるジプシーダンスの第一人者といわれるニューヨーク在住の先生も、やはりボリウッドを踊ってらっしゃいます(彼女から習ったことはありませんが)。

そんなわけでウチでは数年前からボリウッドに手を出しております。
画像のブルーの衣装で踊っているのが、今年の骨髄バンクでのボリウッドの模様です。
このブルーはインドの染料と気候がなければ出ないといわれている色で、どうしてもこの色でいきたかったため、インドから直接取り寄せたのです。

そういえば、金城武さん主演の映画「ウィンター・ソング」では、ボリウッド界で大家といわれている振り付け師のカーン氏がダンスシーンの振り付けを担当しているとか。
彼の振り付けたダンスが入ったボリウッド映画を見た記憶がありますが、どう思い返してもベタなボリウッドダンスだった筈です。
ということは、中国(台湾?)映画なのにボリウッド映画さながらにいきなり群舞シーンが始まり、何の脈略もなく皆で踊り出すんでしょうか。激しく気になる映画です。

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