ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

飼育許可証

2015-06-14 | 
神奈川県より今年も、野生鳥獣の飼育許可証が交付されました。
野生動物を飼育することは法律で禁止されてますが、
野生動物救護ボランティアとして、野生へ戻れない個体を保護飼育するには
この許可証が必要になります。
1年ごとの更新で、毎年、飼育記録とともに許可申請をしています。





どの子も、羽根や足に障害を持っているのに飛ぶから、羽根はボロボロ、
ペットショップや、フクロウカフェにいる子達みたいに綺麗じゃないけど
元気に過ごしてます。

で、改めて驚いたんだけど、オオコノハズクの《ラブ》って
我が家に来て、もう9年にもなるんだあ。
最初の登録が、H18年4月1日でした。





フクロウって、もともと賢いし、このくらい一緒にいると私の行動は
お見通しみたい
嘴と爪を切ろうとタオルを持つと、こそこそ逃げるし、私以外の人が
飼育部屋に入ると、細くなって気配を消しています。
反面、繁殖時期には、求愛コールをしてくれます

食事時間が、ちょっと遅くなると、早く寄越せコールはするし、
爬虫さんにコオロギをあげていると、オレにも寄越せコールが始まります。
お腹いっぱいでも、コオロギは、おやつとして別腹みたい






アオバズクの《マシュ》と《マロ》に関しては、もう完全に私を親だと思っていて
餌なきコールはするは、口を開けて餌をねだるは、親離れしてないんだよね。
まあ、孵化した時から育ててるんだから仕方ないんだけど。
(って、ちょっと、否、すごく嬉しい









イベントなどで、フクロウの雛をみると、飼ってみたいなあって思うけど、
まだ、いつ、野生へ戻れない子が来るかわからないので、そのために余力と
スペースは、残しておかなきゃな。
可愛い雛たちには、可愛がってくれる飼い主さんが現れるだろうけど、
傷ついた野生の子達は、私達ボランティアが助けるしかないんだから。
それに、《ラブ》、《マシュ》、《マロ》と暮らせる毎日って、
すごく幸せだもの






コメント
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