ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

土曜日は

2012-10-02 | 野生動物救護
日にちが前後しますが、土曜日は、H24年度野生動物救護ボランティアの
修了式が保全センターで執り行われました。
今年は、41名の方が課程を修了され、神奈川県獣医師会会長から修了書を
神奈川県保全センターから登録証を授与されました。




6月に2日間の講習を受け、この暑い夏の期間に汗にまみれ、蚊に悩まされ
3日間の実習を終えてのボランティア登録です。

修了式の後は、先輩ボランティアも交え、「これからの課題、問題点」についての
討論会が開かれたんですが、活発な意見が飛び交ってましたよ。
頼もしいねえ






続いて、保護されている動物達。

幼鳥のトビ。
エサが獲れず、激痩せで保護。
がんがん食べさせて、大分戻ってますが、何か精気ないですねえ。
ひょっとしたら、窓ガラスか何かに衝突でもしてるかもしれません。




この子は先日載せたハクビシンの子。




大分大きくなりました。
でも残念なことに、視力がほとんどありません
この状態で野生へ戻すのは無理だと思いますが、外来種か否かの討論がされている種、
しかも農作物を荒らしたり、人家の天井裏に営巣したりで、何かと評判の悪い種、
今後の対応が難しいところです
ミルクから育てているので、長期預かりで面倒をみれば、ある程度慣れてくれるとは
思いますが、犬猫のようにはいきません。
まして、視力が無く、嗅覚と感覚だけで行動するため、今は、思いっきり噛んできますよ
犬猫だって、人と接し兄弟とじゃれあい、甘噛み、手加減を覚えていくんですものね。
この子と1対1で接してくれるボランティアさんが見つかると良いのですが。






窓ガラスへの衝突で左足が麻痺してしまっている「コジュケイ」
間もなく長期預かりボランティアさんの許へ行くことになってます。





この子は、近々、野生へ戻る予定の「オオルリ」




前回、載せ忘れたんだけど、9月の時点で、骨折治療中だった子です。



無事完治して、まもなく大空へ飛び立ちます



で、おまけの動画。

実は、修了式の夜は懇親会があったのですが、
その席で、もらってきたお土産を食べる《ピッコロ》






そうです、「菊」
よく刺身の盛り合わせにのってるじゃないですか、あれです。
私の高尚な趣味(←どこがじゃ)は、皆さん知っていて、黙っていても
集めてくださるんですよ

《ピッコロ》、よかったねえ
コメント
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