ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

無事、終了

2012-06-05 | 野生動物救護
土・日の2日間、自然環境保全センターで野生動物救護ボランティアの講習会を開催し、
今年は、55名の方が受講してくれました。

1日目は、野生動物救護概論、法規、感染症など、じっくり座っての講義です。
私も6年前に受講したとき、久しぶりに学校の授業を受けたみたいで
すご~く疲れたのを覚えてます
で、何がなんだか、さっぱり解からなかった

そりゃあそうですよね。
いくら野生動物に関心があるからって、いきなり「生物多様性」だとか
「鳥獣保護法」だとか言われたって、???ってなもんです。

きっと今年の方達も、ほとんどがそうだったと思います。
でも、解からないなりに聞いておくと、実際にやっていくうちに、
ああ、この事だったんだあ・・・と思い当たってくるものなんです。


日大生物資源科学部教授で横浜動物園ズーラシアの園長の村田浩一先生の講義です。
いつも気さくに接してくださり、楽しくて、ためになるお話を聞かせてくださいます。






2日目の午前中は、横浜動物園ズーラシアと野毛山動物園で
それぞれ野生動物救護に携わっていらっしゃるお二人の獣医師の講義です。
私的には、自分達とは違ったやり方や、工夫の情報交換が出来るので、
お二人の先生にお会いすると、ものすごく勉強になります。

そして午後からはグループに分かれ、傷病舎や、実習に向けての実技の
デモンストレーションを見学してもらいました。


剥製を使って傷病鳥獣の保護の仕方や保定の仕方を見せてます。





これはタイミング良く、放野出来るキジバトが3羽いたので、
当日、公開放野した様子です。
いつも思うんだけど、放野に持っていくまでは大変だけど、
する時はあっと言う間なんだよねえ





神奈川県獣医師会の先生と、たくさんのボランティアさんの協力を得て
講習会は無事終了しましたが、受講生達は、これから各自3日間の実技研修を
受けなくてはなりません。
タヌキのウ○チと格闘し、サギの嘴に脅かされ、飼育部屋の蚊に悩まされる
熱い夏が始まります

ファイト


コメント
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