ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

里親になるということ

2012-03-02 | 
今日は違う事を書こうと思っていたのだけど急遽変更して・・・。

先程、《ヨン》を保護して下さったNPO法人Japan Animal kingdomのブログを拝見して思ったこと。

ブログの内容は、シーズーの生後2ヶ月くらいの子犬を保護したと言うことを書いたら、
20件以上の問い合わせが殺到したとか。
それまでに保護されても、6歳を越しているとか、何らかの障害をもっているとかで、
未だ里親が決まっていないシーズーが多々居るというのに、子犬というだけで欲しいと
思う人がいるらしい。

その人達は、里親を何だと思っているのだろう?
ペットショップで売っているような子犬を、ただで手にすることが出来るところだと思っているのだろうか?
私には、そうとしか思えない。
確かに、歳をとった子は、それなりのリスクもあるし、心配もあるけど、
里親とは、そういうものである。
いろいろな事情で捨てられた子は、肉体的障害が無くても、精神的に問題のある子もいる。
それら全てを受け入れるのが里親だと私は思っている。

里親募集をする方達は出来るだけ、その子の情報を与えてはくれるが、決してそれは全てではない。
里親として、その子と暮らしていくうちに、徐々に解かってくるものもあるけれど、
殆どは解からないことである。

我が家の《ライラ》に例えれば、推定年齢2~3歳でガリガリに痩せて西伊豆の海岸を彷徨っていた。

(我が家に来たばかりの頃)


保護した方が、保健所、警察署など全ての行政機関に届けを出し待ったけど、
迷子の問い合わせはなかった。
どう考えても捨てられたとしか考えられないけど、本当のところは解からない。
左目失明と肝機能障害を持ち、予防注射も出来ないので、お出かけもままならない。
性格も頑固だしね。
でも、我が家にとって《ライラ》は大切な一員だし、愛すべき子である。




付け加えて言うならば、子犬から育てても、必ず理想通りの犬に育つとは限らないということ
さらに言うなら、あなたの理想が、その犬にとって本当に幸せなことなのか疑問だということ。
もちろん、すばらしい飼育者は沢山いると思うし、何人かの尊敬できる飼育者を私も知っている。
でも、彼らも悩んだり、考えたりしながら自分も成長していった方達である。

最後に、《ヨン》の預りママさんのブログに載っていた素敵なページの紹介です。
ぜひ、読んでみてください。


犬を飼うってステキです  -か?
コメント
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