May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

JACKET

2006-05-24 21:48:11 | film

1992年の湾岸戦争で頭部に負傷したジャックはその後遺症で記憶障害を負い、帰国後ヒッチハイクで乗った車で殺人事件の濡れ衣を着せられ精神病院に送り込まれてしまう。病院では拘束衣を着せられ死体安置用の引き出しに閉じ込めるという実験的な治療を強要される。引き出しに閉じ込められると未来を体験し、そこで運命的な出会いを果たし、皮肉にも自分の死を知ることになる。そして自分の死について究明していくジャックには避けられない別れが待っていた・・・。

ストーリーは現在と未来を行き来して行くジャックから目が離せない速さで進んで行く。人と人の出会いっていうのは時に素晴らしくそして時に皮肉でもあるものだ。そして時に突然思いがけずやって来る。その「出会い」の意味に気づいたときにこそ自分の中で何かが動くのを感じることができたら、きっと何かが変わり始めるはず。。。

しかし、エイドリアン・ブロディーの鼻は相変わらずすごい。特に横から見たときのあの鼻の高さはかなりなものです。そして相変わらずあの童顔とはミスマッチな声がいいね。今回はその顔の表情の豊かさではある意味ベン・スティラーとはれるくらい七変化。特に最後に切なすぎて泣かずにはいられないシーンでのあの笑顔が最高でした。キーラ・ナイトレイはキレカワ。あのまっすぐな瞳の目力はとても魅力的。イギリス英語もかっこいい。

          

この映画の中でもうひとつのテーマが時間。限られた時間の中で自分が必要なものを見つけること。何が大切で何をするべきかを全うすることの意味。愛する人のために何をしてあげられるか。。。あー、切ない。

So how much time do we have?



最新の画像もっと見る