無性にクラシックのコンサートに行きたかったこの頃。
本日はサントリーホールで
行われた
ミーシャマイスキー70歳記念
演奏会に伺いました。
マイスキーのチェロは
数回コンサートで聴いておりますが、
益々円熟味を増した今回も
素晴らしかったです。
長男のヴァイオリン、
長女のピアノと共に演奏されたファミリーコンサートは、
色々な意味でも心打たれました。
ユダヤ人家庭に生まれたマイスキーは、でっち上げに等しい理由で強制収容所で過ごした辛い経験など、苦しんだ過去が多々ありましたが、
今は
イタリア製のチェロに
ドイツ、オーストリアの弦を張り、フランスとドイツの弓で奏でています。
アメリカの車に乗り、
スイスの時計、そしてインドのネックレス。
人々がクラシック音楽を評価し楽しんでくれるところでは、どこも自宅に居るようにくつろげるとのこと。
自ら[世界人]と呼んでいる
彼は、音楽と人間性で、
国境のなき人々の繋がりを
示してくれると同時に、
魂の琴線に触れる芸術を
我々に与えてくれています。
最高な1日になりました。
感謝を込めて。真理子