ビューティー部門のみずの妙永子です。
これは12月2日、満月の夜の話です。
クラシック音楽を静かに奏でながら、広尾に向かって滑る車の正面遥か頭上には、時代を超えても変わることのない煌々とした金の月が、街並みを神秘色のベールで包んでおりました。
その夜、私は江戸時代から300年以上続く人形浄瑠璃「文楽」のセミナーにいってまいりました。
(文楽とは? http://<WBR>kotoban<WBR>k.jp/wo<WBR>rd/%E6%<WBR>96%87%E<WBR>6%A5%BD)
(文楽の歴史http://<WBR>www2.nt<WBR>j.jac.g<WBR>o.jp/un<WBR>esco/bu<WBR>nraku/j<WBR>p/conte<WBR>nts/wha<WBR>ts/hist<WBR>ory01.h<WBR>tml)
人形遣いの吉田勘弥氏が本物の人形を手に、文楽の歴史や人形の作りや扱い方、代表的な人形劇の話をしてくれるものです。
文楽・・・?
恥ずかしながら、私はそれまで、文楽のことをあまり知りませんでした。
2003年にユネスコの世界無形文化遺産の一つとして宣言されているそうです。
http://<WBR>bunka.n<WBR>ii.ac.j<WBR>p/jp/wo<WBR>rld/u_0<WBR>2.html
http://<WBR>bunka.n<WBR>ii.ac.j<WBR>p/jp/wo<WBR>rld/u_i<WBR>ndex.ht<WBR>ml
まずは習うより慣れろ、ということでセミナーに参加させて頂きましたが、
勘弥さんのお話はやさしい内容で、文楽に親しみを感じさせてくれるものでした。
長年舞台で使われてきた木製の人形の「頭」を、直に触わらせて頂きました。
持ち手も木だから、とても肌に馴染みやすいし、安心感があります。
くじらのひげでできている操り糸も、実際に動かしてみました!
手の握る力を変えると、頭が上下に頷き、
別の突起を押すと、眉毛が大きく上に上がり、両目がぎょろりと寄ったり、左右を向いたり☆
これが、人形師の技によって、生き生きと本物の人間みたいに動いちゃうんだろうな♪
現在、文楽の人形について、東京大学認知心理学と慶應大学ロボット工学の研究者が合同で動きを解析・研究中なんだそうです。
伝統的日本文化と聞くと、敷居が高いような感じもありましたが、お陰様で親しみと興味を持つことができました。
勘弥さんが、いい席のチケットを用意して下さるとおっしゃるので、
これもご縁と思い、今月16日に国立劇場に文楽を鑑賞しに行ってこようと思います
新しい世界を開いて見ることは楽しいものですね!
それからもう一つ、この日圧巻だったのは、見るも鮮やかなテーブルコーディネートと、センスの良い「魅せる」お料理です☆
この日、パーティーのテーブルセッティングから飲食面全てを担当されたのは、食のトータルコーディネート会社ラブニール社長で、TVドラマなどの現場も手掛ける現役フードコーディネーター・住川啓子氏です。 (当ブログの上から2番目の写真、一番右)
http://www.lavenir.tv/
この前代官山のお茶会にもご一緒させて頂いたのですが、このような素晴らしいご活躍をされてる方とも心触れ合う交流ができ、とても嬉しく思いました。
食に関して学びを進めている私としては、これからも様々学ばせて頂きたいお方です。
来年にはラ フェリシテ・サロンで住川氏のテーブルコーディネート講座を開くことになるかもしれません!女性としては、憧れの講座となりそうです♪
Beauty Coordinator Mieko Mizuno