地球の危機!

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「サブプライムローン」

2009-11-08 19:15:13 | Weblog
「サブプライムローンーー「信用度の低い人」とは「相手を責めることができない人」?」

「サブプライムローン」とは、「信用度の低い人向けの住宅ローン」ということですが、私は、「信用度の低い人にとって、有利な制度(ローン)」かと思ったら、そうではなくて、借金を返せそうにないのが分かっていても、うまいこといって貸す貸し手も、結構いたのだそうです/利率も高くなっている。

借り手はどうなるかというと、それまでよりも状況が悪くなる(今までの家を失う)、ということです。

私は、(日本の)「薬害エイズ事件」を思い出しました。

「薬害エイズ事件」とは、血友病の患者さんに血液製剤ーー非加熱製剤はエイズになる危険性があることがわかっていたのに、かつ、安全な加熱製剤もあったのにーー非加熱製剤を投与して、2000人が感染させられた(死者も出た)、殺人事件です。

血友病の患者さんは、たまったものではないですよね。

しかし、国や製薬会社側は、「悪い」とは、そんなに思っていなかったようなのです。「どうして、自分だけが責められなければならないのか」と、帝京大学医学部、安部英教授は言っています。

1983年に「毒入り(不凍液)ワイン事件」というのが起きたそうです。(『薬害エイズ原告からの手紙ーー東京HIV訴訟原告団』三省堂より)

(P.55)「全国の酒店から該当のワインを回収するため、厚生省はマスコミを動員して回収に力を入れた。血友病友の会で厚生省に出かけ、厚生省・生物製剤課課長の松村明仁氏に「なぜHIV汚染製剤の回収はしないのか」と詰め寄ると、ワインは「広く一般国民に重大な影響を及ぼす」、血友病用の血液製剤は「使用が限られているから」と答えた。まるで、血友病患者は国民じゃないといわんばかりの言い方だった。」

そんなに「悪い」と思っていないようなのは、なぜ? このアンバランスが私は不思議でした。

相手が、自分を責めることが、そんなにないならーー子供とか老人、病人とかーーそういう相手には、どのようなやり方をしても、否、チャンスがあれば、より酷い扱い方をしても良いのか、否、酷い扱い方をしなければならないという、慣習でもあるかのようだ、と思います。

アメリカ社会は、「儲けの大きさ」なのだそうです。

「儲けが大きいほど、価値が高い」。

それなら、「薬害エイズ事件」は、罪にならないべきだと思うし、「サブプライムローン」は、まさしく正しいわけです。

途上国が搾取されるのも、「正しい」ということになります。

「儲けが大きいほど、価値が高い」という価値観を変えるべき、と思います。

私は、アメリカでは、キリスト教徒と、ユダヤ教徒が、泥仕合をしているように見えます。

双方の言い分を聞いてみたいです。

「ユダヤ人はサタンだ」とか何とか言っているのは、ユダヤ人以外の人なんでしょう?

双方の言い分を聞いてみたいです。