倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 CAUTION! 〉

2013-06-25 | インポート
6/24 Mon. [ クラちゃんの起床時刻 ]
ある資料によると、年間7,000人もの方が 「 転倒 」 によって命を失っているそうです。
交通事故での死者は 約4,500人だそうですので、それを上回る被害が発生していることになります。
「 転倒 」 その原因はさまざま、道路の段差につまずく、階段を踏み外す、雪や凍結路面で滑る・・・最近では、突風にあおられる、という事例もあるそうです。
私が注目したいのは 「 屋内転倒 」 です。
ご存知でしょうか、転倒事故の 何と 約 3 割は、自宅などの屋内で発生しているそうです。
家の中にも、階段 やら 玄関の上がり やら、明らかな段差が存在していますが、むしろ危険は、何にも無さそうなところに潜んでいるそうです。
襖(ふすま)の桟(さん)などの僅かな段差や、玄関マット、床に這わせた電気コード、座布団、また畳の縁(へり)でも転ぶ要素はあるそうです。
また、お風呂場で滑って転ぶ事故も散見されているそうです。
で、屋内転倒で怖いのは、転んだ拍子に堅い家具の角に頭をぶつけたりする〝二次的事故〟でしょう。
広い戸外なら、尻もち程度で済むところでも、狭い室内だと、転んだ先のタンスやテレビに頭を強打し、そのまま昏倒、という恐れも充分に考えられます。
特に高齢者の場合、骨がもろくなっており、転んだ拍子に股関節などを骨折、そのまま寝たきり生活に陥ることもあり、家の中だからといって油断は禁物です。
かくいう私も、雪の朝 凍った歩道で転んだりしたことがありますが、いくらかの痛みと恥をかいただけで済みました。
やはり、オフクロなどの高齢者には充分に気をつけてもらいたいものです。
自分の身は自分で守る、を旨に、大過なく日常生活を送ってもらいたい、そんなことを改めて思った午後でした。
 
☆ 復刻オマケネタ ・・・ 「 T ばあちゃんの手作りカレンダー 」
高校の同窓生の T くんのお母サン、私も息子のように可愛がっていただいていますが、くだんの T ばあちゃん、活発が服を着ているよう、カラオケは上手いは、ウォーキングはするは、で、絵手紙がまた上手。
いつぞやかも、手作りのカレンダーを見せていただきました。
 

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見る者を 温かくしてくれるような作品、オフクロに元気をいただいた感 だったのでした。
 
 
 
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〈 サンデー動静 〉

2013-06-25 | インポート
6/23 Sun. [ クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]
◇第55回 長野市消防団ポンプ操法大会・第32回ラッパ吹奏大会 が開催される
消防団のポンプ操作の速さと技術を競う 「 ポンプ操法大会 」 ならびにラッパ吹奏の技量を競う 「 ラッパ吹奏大会 」 が、晴天の下、長野市消防学校で開催され、市内各地から ポンプ操法16分団・ラッパ吹奏9中隊が出場しました。

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消防団活動は 「 究極のボランティア活動 」 と申せます。
社会人として生業をもつ傍ら、火災の予防活動や、火災の際には当局の支援活動に精励され、地域の安心・安全の「よりどころ」として まさに身を挺して活動されています。
そして、この日 行われた 「 ポンプ操法大会 」 ならびに 「 ラッパ吹奏大会 」 では、その年に出場することになった分団(中隊)が、約2か月も前から、早朝から 消防活動のモットーである 「 基本動作の繰り返し 」 を重ね、もって消火活動の精度を上げん とするものです。
今年は、私の住む地域の分団の〝出場年〟に当たり、5月から分団を挙げて早朝訓練を重ねてきた成果を発揮するべく 代表選手が出場しました。

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出走順は8番目、会場にアナウンスが響くと、わがことのように緊張します。
指揮者の号令の下、一斉に消火活動に入ります。
火点をめざし、ホースを抱えて全力疾走です。

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1番員は、指揮者と連携して、同じく火点をめざします。

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練習では失敗もありましたが、本番のこの日は、ホースもまっすぐに延び、機敏のうちに放水されました。

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後方の水槽では、コースを走る選手ほどの華やかさはありませんが、何より重要な水の供給を担う選手が、不動の姿勢で消火活動を見守ります。

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アッという間の消火が終わり、2番員が伝令に走ります。

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私が見る限り、練習の成果がいかんなく発揮された、上々の出来と映りました。
テントに戻った選手たちも、充実感に満ちたイイ表情をたたえていましたヨ。
そして、午後にはうれしいメールが届きました。
すべての出走を終え 採点(減点方式)の結果、ポンプ操法が 出走 16 分団のうち 4 位入賞、ラッパ吹奏が 出場 9 中隊のうち 3 位入賞を果たし、加えてポンプ操法においては、2 名の選手が、減点ゼロの個人賞を獲得したのでした。
夕方の結果報告会では、長きに亘る訓練の労をねぎらい、とりあえず一定の結果を収めたことを 互いに喜び合う団員サンたちや関係者の姿が見られ、私も いち住民として、また市域の防災・減災を期する立場として、共に喜びを分かち合いました。

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報告会の中で、3 位入賞を果たした音楽隊による受賞者を称えるラッパが規律よく吹奏され、祝意に華を添えていました。

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こちらもレベルの高い、何とも耳ざわりのイイ演奏でした。
この 「 ポンプ操法大会 」 ならびに 「 ラッパ吹奏大会 」 は、競技を通じて、分団の技術向上と意識高揚を図るのが第一義です。
そのうえで、彼らの頑張る背中を見ながら、私たち市民ひとりひとりが、予防消防の大切さ、防火の徹底、初期消火の重要性に心をいたし、みんなが火災を起こさない意識を発揚することが肝要ではないか、とも思うところです。
地域の名誉のために全力を尽くす消防団の努力に 私たちが報いることは 「 無火災(火事を起こさないこと) 」 この一点でしょう。
ところで当日、選手がいかんなく実力を発揮した その陰の力(ちから)の象徴的なシーンがありました。
選手の出走を控え、本番用のホースの 「 巻き取り 」 に、団員たちが 直前まで試行錯誤を重ねていたのでした。

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ホースの巻き取りの強さ、継ぎ口の重なり具合などの微妙なところに納得がゆかず、何度も何度も巻いてはほどき、を繰り返していました。
裏方サンも本番に向け 余念のない姿勢、ここに この分団の集中力と団結の強さを垣間見て、何とも心強く思ったものでした。

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◇地域の子どもがエントリー!「 大縄飛び大会 」
地域の小学校体育館で、小学生による 「 大縄飛び大会 」 が開催され、ビックリするほどの多くの児童と 保護者のみなさんが集まりました。
町の子供会育成会が主催するこの大会、開会式も子ども自身の手により運営され、司会進行や、開閉会のあいさつを児童が担い、大人はそれを温かく見守っていました。

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競技は12人が1チームで一斉に縄を飛び、決められた時間内に多く飛んだチームの勝ち だそうです。

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あたしゃ、その〝競技人口〟の多さに驚かされ、同時に この手の、いわゆる 「 互いに息を合わせる 」 を旨とする 遊び が普及するのはとってもイイことだ、と感じ入ったものでした。
◇ 「 第64回北信美術展 」 の作品に、作者の孫への思いが
若葉町にお住まいの K サンの御招待を受け、日本画・洋画・彫刻・工芸が出展された 「 第64回北信美術展 」 に足を運び、つかの間 目の保養をさせていただきました。

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会場のビッグハットは、スケート競技を行ったオリンピック施設ですが、この日ばかりは美術館の装い、静かな文化的情緒に満ちていました。

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会場内に、あったあった、K サンのテーマカラーでもある 「 藍色 」 を基調にした作品が陳列されていました。

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会場にはKサンがおられ、作品を解説してくださいました。
訊けば、この作品のココロは 「 楕円(だえん) 」 だそうです。
器の中にある球を孫に見たて、真円(しんえん=まん丸)だと、その器の中をぐるぐる回るばかりだが、楕円だと、勢いがつけば いずれ球は外へ飛び出す。
作者の K サンは、自分の孫に、小さな器の中で回るに留まらず、いずれ大きく外へと飛び出すように成長してほしい との願いを込めておられたのでした。
芸術品に魂が入った イイお話しでした。
ちなみに、作品名は 「 希望 」 でした。
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〈 ラーメンボランティア 〉

2013-06-23 | インポート
6/22 Sat. [クラちゃんの起床時刻 4:55 AM]
◇ 『 信州粉食の会 』 が、障がい者支援イベントで 「 ラーメンボランティア 」
ラーメンなどの〝粉食〟に親しむ 気のおけない仲間 『 信州粉食の会 』 が、障がい者の支援イベントに協賛し「振舞いラーメン」なる〝ラーメンボランティア〟を行い、講評を博しました。
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『 信州粉食の会 』 は、公民館のラーメン講座に端を発し、それが高じて本格ラーメンづくりに取組む(というか楽しんでいる)グループに〝進化〟しています。
最近は、会の活動趣旨を 「 みんなに喜んでもらえる活動を!」 とし、主に イベントなどでラーメンを振舞う活動を展開しています。
とりわけ、障がい者イベントでの協賛に意義を感じる中、今回は、障がい者支援を行うとする 「 ハッピースポット 」 なる団体に協賛し 「 ミニラーメン振舞い 」 ならびにスタッフの昼食代わりのラーメン供出にひと役かったところです。

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「 ハッピースポット 」 とは、私が障がい者支援で心を合わせる 『 JOIN 』 の M くんとのご縁で交流をもち 協賛させてもらったもので 『 JOIN 』 と 粉食の会 は、障がい者支援、という点で共通認識を深め、労力は粉食の会、原資は 『 JOIN 』 が それぞれ供出することで、みなさんにおいしいラーメンを提供することができました。

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この日の 「 ハピスポひろば 」 は、市内七瀬の福祉施設を貸し切りの形で開催され、さまざまな立場の方が、それぞれの得意分野の披露などを通じて、イベントの盛り上げにひと役かっていました。

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開会式では、主催者の T サンの掛け声で気勢が上がります。

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いずこかのボランティアの方はピエロに扮し、受付を手伝う子どもと笑顔でグータッチを交わしていました。

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こちらでは、飛行機のプラモデル?を展示するおじさんコンビが。

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訊けばこちらの〝プラモデル〟材料は 全て ペットボトルなどの廃材を利用しているそうです。

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あたしゃ その見事な出来栄えに感心しきり・・・見上げれば ペットボトル機の大編隊が舞っていたのでした。

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こちらの部屋では、大きなフレームをネットで囲み、そこに風船を放って扇風機で扇(あお)ぐ〝バルーンルーム〟がしつらえられており、子どもたちが嬉々として遊んでいました。

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そうこうしているうちに わが 粉食の会 も着々と任務を遂行、スタッフの賄(まかな)いラーメンのデリバリーが終わり、いよいよ2時からの 「 ミニラーメン振舞い 」 を迎える時間となりました。
調理室前の通路には、あたかも有名店の開店前のような行列ができています。

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田中チームをはじめ、メンバーのスタンバイを確認し 「 お待たせいたしました~!」 のアナウンスをし〝お客様〟を室内へ誘導します。
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いつもの如く正確無比な〝仕事〟を行うミヤオさんが、愛用のレードルを片手にカエシ&チー油を投入し、

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その横では、アダチ議長と、今回 麺上げに〝昇格〟した小松っちゃんが、息を合わせながら 多くの来客を待たせることなく麺を茹でます

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おいしいスープによく合う麺に、熟成したチャーシューなどのトッピングがされます。

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この日は 「 ハピスポ 」 のボランティアさんや、福祉専門学校の学生さんらがヘルプに入ってくださり、来客を親切丁寧に対応してくれました。

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盛況を極めた 「 ラーメンボランティア 」 は、2時間を経ずしてスープが底をつき、大好評のうちに打ち止めとあい成りました。

ところで その頃、2Fの主会場では「信州プロレス」が〝臨時興行〟を催し、ヤンヤの歓声を浴びていました。

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訊けば、プロレス大好きの障がい者の男の子たちの 「 みんなの前でプロレスを演じたい!」 との声に応え、彼らに練習を積ませたうえで この日の〝プロレスショー〟に参加させたそうです。

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後で訊けば 「 信州プロレス 」 の演出は かなりのもので、グレート無茶と障がい者タッグに対し、なんとかいうヒール役が戦う展開で、最初のうちは劣勢だった障がい者タッグが、最後に逆転の3カウントを奪う展開だったそうで、会場は大いに盛り上がったそうです。

「 障がいをもっていても、頑張れば何とかなる 」 を体現した、映画 ロッキー のようなサクセスストーリーだったそうです。

いずれにしても、さまざまな立場で障がい者を支援する 心ある市民による 楽しいイベントが行われ、私たち 『 信州粉食の会 』 も、その一助を成せたことに満足感を抱きました。

今後も、食した方の 「 おいしかったヨ!」 の一言を張りあいにし、機会あるごとに社会貢献を重ねていきたいネ、と メンバーは互いに再確認したところです。

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〈 6月長野市議会が閉会 〉

2013-06-22 | インポート
6/21 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 4:50 AM ]
長野市議会 平成25年6月定例会が閉会しました。
総額 約4憶2400万円 を追加する一般会計補正予算を初めとする 11議案が可決されました。
いずれにしても、今、長野市は まさに 「 過渡期 」 にさしかかっていると申せます。市の掲げる10大事業の進捗と並行して、社会情勢の変遷や、国の制度改変などを受け 状況は刻々と変化しており、市もそれらの〝空模様〟を感じ取りながら、ことさらに 市民生活における ハード・ソフト両面のバランスをどう取っていくべきか、非常に難しい局面を迎えていると感じるところです。
議案そのものは成立しましたが、新庁舎・市民会館の建設工事の入札が不落札のまま、また 職員給与(引き下げ)の問題が市職員(労組)との合意が得られないまま、さらに、国の判断により子宮頸がんワクチン接種の勧奨が中止されることになったりと、重要な課題が〝積み残し〟のまま推移しているのが現状です。
そういう意味では、この6月議会は、さまざまなことを考えさせられる議会でありました。
今後の諸課題の推移を見守りつつ、私自身 アンテナ を高く上げながら、真に市民生活に資する市政運営となるよう、全力を尽くしていきたいと思うところです。 
また、三期目の任期を10月末に控えた鷲沢市長ですが、こちらも 自身の進退には触れないまま閉会あいさつを終えました。
私は、そこに かえって、鷲沢市長の 「 見えざる意欲 」 を感じ取ったところです。

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現職市長は はギリギリまで現職でいることが 状況を膠着させ、もって現職有利に働くもの・・・それを見越したかのような 市長の〝音無しの構え〟は、押して知るべし、といったところなのかもしれません。
マ、その一挙手一投足にヤキモキしても始まりませんので、私とすれば 「 市民生活向上が総て 」 のスタンスで 『 一日一生 』 の基本線を変えることなく、日々を過ごしていきたい、と思うところです。
 

〈 チームを変える リーダーの言葉 〉

2013-06-21 | インポート
6/20 Wed. [ クラちゃんの起床時刻 4:50 ]
ブラジルで開催されている 『 サッカーコンフェデレーションカップ 』 で、ザッケローニ監督率いる 「 ザックジャパン 」 が、強豪イタリアチームを相手に善戦しました。

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走力とコンビネーションでイタリアを凌(しの)ぐ勢いの日本チームは、序盤から再三に亘りイタリアゴールに迫ります。

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前半21分、本田選手がPKを決め何と日本が先制、その後、前半38分には、ゴール前の混戦から 香川選手がスーパーゴールを決めます。

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取りつ取られつの がっぷり四つ となったゲームは、スタジアム全体が日本チームを応援する展開となるも、最後はイタリアに決勝点を決められ、3 - 4 で惜敗しました。
が、世界中のサッカー関係者が日本の善戦を称賛し、香川選手が、敗戦チームから異例といえる 「 マン・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手) 」 に選ばれるほどでした。
試合後のザック監督は、日本チームの成長ぶりを評価したうえで、来年の 「 本番(ワールドカップ)」 に向け、さらなる向上心をもって臨むことを表明していました。

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今回のザックジャパンの大善戦の陰には、他ならぬザック監督の 「 メッセージ(言葉) 」 があったそうです。
ブラジルに 0 - 3 で大敗した後、ザック監督は キャプテン長谷部を呼び 「 君たちは世界のトップ相手にもできるのに、なぜやらないのか?」 と辛口で激励し、そのうえで 「 チームとして戦うことの大切さ 」 と 「 個とチームのバランス 」 を強調したそうです。
すなわち、今の日本チームは、組織として連動して相手を崩し、そこに個人技をブレンドさせて勝利を呼び込むべきであり、そのザック監督の言葉を改めてかみしめて臨んだイタリア戦で、サムライブルーはピッチで躍動するに至ったのでした。
社会生活の中で、ある目的のために 「 チーム 」 で行動することがあります。
立場の違う者同士が、同じミッションをめざし、試行錯誤を重ねるうちには、ときに意見の 「 パス回し 」 を行ったり、ときに他者と 意見を戦わせることもあるかもしれません。
私は、今回の 「 ザック監督の選手に向けたメッセージ(言葉) 」 に、単なるサッカー競技の枠を超えた示唆を感じ取りました。
「 組織力をもって チーム として課題に臨み、そこに個人技(個性)を絡めて得点(成果)を得る 」 まさに社会活動のあるべき形を見た思いがしました。
あらゆる課題に向かう者たちは 「 チーム 」 として機能すべきであり、そのうえで 「 個 」 の能力を導き出し、チームとして融合させることこそが 最もイイ成果を生み出す原動力になる、と確信するとことろです。
 
 
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