9/1 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 5:35 AM ]
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「 防災の日 」 のこの日、私の住む地域の中学校の校庭で 『 長野市総合防災訓練 』 が実施されました。
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この訓練は 「 災害対策基本法 」 および 「 長野市地域防災計画 」 に基づき、市と関係機関や地域の団体が連携して、災害に即応した訓練を行う、というもので、3 年に 1 回実施されています。当地区での実施は初(はつ)となります。
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訓練会場の川中島地区のある犀南地域は、約 2 万 8 千人もの人口を抱える当地区をはじめ、総人口13万人になんなんとする、いわば長野市の 副都心 とも申せます。
その一方で、長野市の地勢が、市域を犀川・千曲川の一級河川で隔てられており、もし未曾有の震災により橋梁が崩落した場合には、市役所のある犀北地域と〝分断〟してしまう恐れがあるところです。
私も、さきの本会議での質問で、その危険性について触れたところですが、そういう意味においても、今回の犀南地域での総合防災訓練には意義を覚えたところでした。
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今回の訓練は、震災の想定として 「 長野県北部を震源とする震度 6 強の地震が発生、家屋倒壊・ライフライン寸断による人的被害を含む大きな被害が発生した 」 火災の想定として 「 震災に伴い火災が発生し、折からの強風にあおられ住宅街から山林にも延焼する事態となった 」 浸水の想定として 「 激しい降雨により、千曲川・犀川の両河川で警戒水位を超えた。また土砂災害発生の恐れがあり、土砂災害警戒情報が発表された 」 というものです。
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午前 8 時、シュミレーションに基づき付近の公園に住民が集まります。
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自主防災会長たる区長サンの指示で訓練の開始が告げられ、その後揃って訓練会場まで避難移動を開始しました。
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訓練会場の中学校校庭には、地区内からそれぞれ住民が集まってきます。
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この日も朝から日差しが強く、みなさん既に汗を拭いながらの行軍となっていました。( 私も消防法被を纏(まと)っていた(黒色・厚手の綿生地)のですが、これがまた暑いのなんの・・・でした @ @ )
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この移動には、いわゆる社会的弱者の方をどう引率するか、も、訓練に盛り込まれており、民生委員サンが車イス利用者になり、みんなで協力し合い、段差などをクリアしながら会場入りしていました。
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住民が参集し、災害対策本部が設置されたところで、関係部局を筆頭に住民も混じって、想定に基づき訓練が展開されました。
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初期消火の基本中の基本、消火器を使った消火訓練が行われます。
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こちらでは、近隣住民が協力して消火に努める 「 バケツリレー 」 が行われていました。
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こちらでは、浸水に即応する 「 土のう作製訓練 」 が行われ、時間との勝負、手早い土のう作りに、皆で協力して取り組んでいました。
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校庭の南側では、火災が発生した街路の避難を想定した 「 水のカーテン 」 が施されます。伺えば、避難民を火の粉(こ)から守る効果があるそうです。
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こちらでは、避難所等でのボランテァを受け付ける訓練も行われていました。
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会場の一隅では、避難時に欠かせない食糧配給なども実地訓練されました。
お湯を注ぐだけのスープやビスケット、これが存外にオイシク、みなさんに振舞われます。
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上下水道局は 給水車 を稼働、被災時でも安心な水を供給する体制を確認していました。
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今回も、災害対応の要(かなめ)として参加した自衛隊ですが、最前線での ハード面 の活躍と同様、いやそれ以上に貢献される ソフト面 での活動 「 炊き出し部隊 」 の隊員が、専門の特殊車両で 炊飯 を実施してくれました。
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