3 /7 Fri. [クラちゃんの起床時刻 4:55 AM]
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開会中の 長野市議会 平成26年3月定例会は、この日も 「個人質問」 が行われました。
市長の政治姿勢を質す者、さきの雪害の被害状況や対応について発言する者、また、新たに設置される 「こども未来部」 について その機能を問う者など さまざまな発言がありました。
私自身、各議員の発言に耳を傾けながら 自分なりに 今議会の課題を整理しつつ、いずれ行われる委員会で どのように議論展開していこうか と〝態勢づくり〟に余念のないところです。
この3月議会は 「予算議会」 とも称され、新年度の行政事業の骨子となる予算案が示されることから、所管の委員会 (私は経済文教委員会) において、出番の無かった本会議の分も〝満を持して〟臨みたいと思っています。
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夜は 「ぷれジョブを考える会」 の定例会が行われ、傍聴させていただきました。
「ぷれジョブ」 とは、支援の必要な子どもについて 彼らが望む職場体験を できる範囲で行うことで、自分たちの自信につなげると同時に それを支える大人も やり甲斐を感じ、子どもを中心にみんなが輝こう!という趣旨で行われているもので、徐々にではありますが〝支援の輪〟が広がりつつあります。
何もしないでいれば、内向きになってしまいがちな子どもの生活が、たとえ僅かな時間でも 社会と触れ合うことで 成長した感を得られたことが報告されていました。
また、当事者の子どもだけではなく、子どもの送迎と 作業中の見守りを担う サポーター役の大人の方(ほう)も、子どもの支えになることで喜びを感じることができた、との声も聞かれたところです。
これまでは、地区内のスーパーで実施された 「ぷれジョブ」 は、現在 書店で3期目が始まっています。
この書店については、私が 親会社の社長と面識があったことから紹介させていただいたところですが、その後も良好な関係を保ちながら、子どもの見守りが行われていることが報告され、ヨカッタね!の意を共有しました。
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ただ、ひとつ気になるところは、この 「ぷれジョブ」が、 一過性のものとして終わってしまわないか、というところでした。
ありがちなのは、自分の子どもが参加しているうちは熱心だけど、いざ卒業した途端に 「ウチはもう関係ない。」 となってしまうところです。
会議の中で、その点について訊いてみると、会の活動は 一過性のものにとどまらず、継続的に行うようになっていること、また 会には 新たな子どもが加入したり、さらに 新たに他の地域での 「ぷれジョブ」 を模索した中で、篠ノ井 信里地区でも新たな展開が始まった とのことで、そのことから会の 「輪(わ)」 の継続的な広がりを知り、心配が杞憂に終わり ヨカッタ の感でした。
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いずれにしても、多様な社会環境で 多様な成り立ちで育つ子どもたちが、それぞれの 「個性」 を大切にしながら それぞれに成長できる 「場づくり」 について 心を砕くべきことになったことは、まさに 「多様化社会の表れ」 と言えるでしょう。
長野市においては、新年度から、子どもの課題を専ら司る 「こども未来部」 が設置されることから、所管職員に 「ぷれジョブ」 の存在を改めて伝え、理解を深めるべく 橋渡しを行っていこうと思います。
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さらに言えば、この 「ぷれジョブ」 の精神 (=地域の大人が子どもを見守り、そのことでみんなが地域で輝くこと) は、支援の必要な子どもだけにとどまらず、全ての子どもに対しても 適用できないか、とも思うところです。
折しも 「信州型コミュニティースクール」 が提唱され始めたところであり、さきに視察に行った 「京都市御池中学校」 のような、地域住民が学校活動に積極的に関わる 「番組学校」 の精神は、まさに 「ぷれジョブ」 に共通するものと考えられます。
何というか〝逆輸入〟のような感性で 「ぷれジョブ」 を捉えれば〝すべての子どもや地域が輝く場づくり〟に発展するのかもしれません。
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先日 不
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