倉野立人のブログです。

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〈 ニャン数題 〉

2013-01-08 | インポート
ココに記事を書いてください。
ここ数日 「 ネコ 」 がキーワードになるニュースが国内外に亘って報じられ、ニャン好きの者として、悲喜こもごもの思いをいたしました。
まず、心痛むニュース 2 題。
昨年来、パソコンの遠隔操作により、まったく無関係の方の機器から脅迫メールなどが送られ、いわゆる誤認逮捕につながってしまった事件で、1/5未明、真犯人と思われる人物から報道機関に対し 「 新春パズル~延長戦~ 」 と称する新たなメールが送られてきました。
このメールについて解析を進めた結果、中の〝問題〟を解いていくと、遠隔操作のウィルスのデータなどが入った記憶媒体が、神奈川県江の島にいる ネコ の首輪に取り付けてある画像が現れたものです。
メールを受信したマスコミ関係者が江の島を訪れると、画像と同じ ネコ を発見、警視庁の捜査員に届け出たものです。
これは、うっかりメールを開けてしまった市民を犯人に仕立て上げる悪質な犯行が高じ、今度は無垢な ネコ を捜査かく乱の〝おとり〟に使うという、知能犯というより悪質な愉快犯と言えるもので、そのやり口は、何とも腹立たしいものです。
さらに、遠くブラジルの刑務所では、その胴体に、携帯電話・電池・小型ノコギリ・ドリルの刃、などを巻きつけられた ネコ が捕まり、どうやら脱獄をほう助する者が、ネコ を使って、いわゆる 七つ道具 を送り込もうとした犯行のようなのでした
映像が映りましたが、くだんの ネコ は、やせ細った身体に、透明の粘着テープで〝道具〟を巻きつけられており、あまりの重さによろけながら歩いているところを保護されたそうです。
これはもう、語るべくもなく動物虐待、自分たちが助かるためだけに ネコ を〝悪用〟したもので、やり切れないことこのうえありません。
その一方で、ウレシイ報道も。
1/5、私鉄路線を経営する 和歌山電鐡 は、貴志川駅の駅長を務める三毛猫の 「 たま駅長 」 を〝社長代理〟に任命した、と発表、そのスピード出世に祝意が寄せられました。
〝仕掛け人〟の小嶋社長は、就任6年の 「 たま 」 について 「 ネコ年齢によると勤続30年にあたる 」 とし、たま電車のさらなる発展を期して、昇進を決めた、とのことでした。
鉄路の維持については、どの地域にあっても悪戦苦闘しているところですが、こちらの貴志川線については、まさに 「 たま 」 が救世主となり、いまや経済効果 11憶円 にのぼっているそうです。
ヒトとネコ(動物)・・・〝付き合い方〟で、こんなにも功罪分かれるのか、と思わざるを得なかった ニャン数題 でした。

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