あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

2012雁坂峠秩父往還_参戦記②

2012-09-21 | 雁坂峠秩父往還_2012
【第2CP~第3CP/川又/10K/通過時間14:45】

第2CPからは川又までの下りトレイル区間は、ロードシューズでも順調に下る
ことができた。
ミスといえば、この区間で走ったこと。
下りの惰性に任せたこともあるが、まだ時間内完走を狙っていてタイムを縮めるなら
この区間だし、トレイルランナーとしての意地もあったが、抜いたランナーから
「川又から頑張ればいい」と声をかけられたので、あとあとになるとそれが正解だった。
ここを走るならWストックがあれば・・・ストックの使い方は人にもよるが、
下りのダメージを回避することが有効だったと思う。
一応、ひろった枝をWストックにして下ったが、ここでダメージを蓄積したし、
いくら走れるからといって所詮はトレイル。ロードに比べて走れる限界がある。
100K程度のレースならこの区間は楽しく走れるのにもったいない=気持ちいい
トレイルだし、雁坂峠は寝坊なため(苦笑)まず自分ではこない。
そこを楽しく走れたのでよしとするか。



川又のエイドでは名物のカレー。
まだまだ胃が大丈夫だったが、普通盛りを食べる。
ほかにもフルーツや野菜スープもあった。ドリンクもお茶やスポドリ・コーラや
ファンタなど複数から選べるし、氷が用意してあり冷えてる。
ラーメンもそうだが、「こんなの走ってるとき食べられるの?」という人もいると
思うが、これが反して美味しい・・・食べられればだが。
食べられない=胃をやられた人向けにスープやおかゆも用意されているのがありがたい。
某ウルトラの大会では「きのこの山・たけのこの里だらけ」に比べるのもアレだが、
一番エイドが充実しているといわれる信越五岳よりありがたい内容。
へんにランナー=走ることを気にしたやわらかい・食べやすいモノより、
距離が長くなればなるほど普通のメシがありがたい。
エイドスタッフの皆さん、本当にありがとうございます&お疲れさまでした。

ラップがかなり遅れていたのと、自分の脚力では長居はできない。先をいそぐ。

【第3CP~第4CP/大達原/15.5K/通過時間17:24】

ここの区間ははじめの登りは歩き、あとは下り基調の惰性に任せて駒を進める作戦。
登りはじめにホースを車を洗っている方がおり、お願いして水を被った。
第3CPのスタートは15時前、一番暑い時間だ。
それでも、昨年の気温(33℃)より5度以上低いとのこと。
黙々と歩き&走りを繰り返す、山村だが工場などの脇に自販機があり、
冷たい飲み物を随時補給、リアルゴールドやマテ茶などいつも持たない飲み物が
うれしい美味しさ&冷たさだったが・・・秩父湖に近づいたときにこの冷たさと
汗冷えで、お腹がやばい状態に。
幸い湖畔のトイレで2回、工事用の仮設トイレを借りて1回と計3回トイレタイム。
きじうちできる場所ではないので、危なかったが、ここで手持ちのティッシュが切れたw
汚い話だが、でたモノがタール便状だったので、ここまでで内臓へのダメージがかなり
きていたんだと思う。それと眠気もひどい。

【第4CP~第5CP/秩父/17.5K/通過時間20:21】

第4CPに到着。このあたりから固形物が厳しくなり始めフルーツを食べる。
飲み物はコーラ。それとお茶。



第4CPはエイドでいえば中間だが、まだ75.5K。これからが本番なのだが、
すでに足はかなり使っているし、辛いし、初めて故障以外でリタイアしようかと思った。
こんなときは「気のせい」にするしかないので、FBに辛い顔をアップ、
連れにもメールで状況を報告。

ここでリタイアしても川越まで荷物をとりにいかなきゃならないし、自宅に帰った
ところで夜中だろうし「行くとこまで行く」ことにする。

眠気がひどい、コース途中のタバコやのところで、タバコ&コーヒーで眠気を覚ます。
レース中はタバコを吸わないが、眠気覚ましには一番なので吸って気のせいにする。

【第5CP~第6CP/正丸峠/14.3K/通過時間23:31】

第5CPでおしるこをいただく、うまいが胃のムカムカがひどくなっていて、
2杯目には手がでない。
このあたりは秩父市内、コンビニ以外にドラッグストアがあったので立ち寄り、
ゼリー系飲料とソルマックを飲んでしのぐ、食べなきゃガス欠で動けなくなる。
あとは正丸峠を越えれば下り基調、切れたと思った足も回復して下り基調は走る。
といっても、早足に毛の生えた程度で進む。

ここからが、時間内完走は無理でも準完走を狙えるかどうかの正念場。
惰性で速く進める下りでタイムを稼ぐRUN&WALKで駒を進めた。
タイムに追われて焦るような余裕は、言うまでもなくない(爆)

~続きます。