9/16‐17に参加した雁坂峠秩父往還143Kですが、永久ゼッケン獲得には届かず、
ゴールタイム9/17_8時10分(26時間10分)の準完走でゴールしました。
このレースは、ロードが苦手で苦戦しDNF経験のある富士五湖ウルトラ、
156K/48時間制限で3日徹夜で行動したUTMFよりも、はるかに苦戦しました。
晴れによる気温の高さではなく、コース設計にハードルの高さを感じます。
初期のころは数十名で開催されているとして、過去15回の大会で完走者=
永久ゼッケン獲得者が350名程度しかいないということは「完走」の重さを感じます。
充実したエイド(信越以上!)と買い食いOKのフレンドリーさに反比例した
コース設定の『どMさ』加減が心地よいレースです。
自分のタイムを分析すると、単純に1Kあたり約1分を短縮させないと24時間内には
至らないです。エイドは無駄に時間を浪費していないし(したとしても1~3分程度)、
コンビニでガリガリくんを食べる余裕も無かったです。
途中までは下り基調を惰性で走ることができましたが、川越に近づくにつれて
傾斜がフラットに近づくため、惰性で歩く(休みながら)のがやっとでした。
ゴール時にランニングデビルマンの中の方から「来年は永久ゼッケンを」と誘われた
のですが、自分が時間内完走を狙うとなると、
1.富士登山競争のような登りのロードをしっかりと走れる脚力
⇒前半のロード33K区間と、途中での微妙な登り。走れる登りと歩く登りの比率を、
どれだけ無理せず走れる登りの箇所を増やせるかが課題。
距離として、ハセツネ30Kや陣馬のロード登りクラスは止まらないで走れる
(または一部早歩き)基礎的な脚力
2.70Kや100K以上で惰性でもいいのでフラットな区間を走れる(not歩きonly)脚力
3.暑さと距離の疲れに負けない胃腸の強さ
⇒ハニースティンガーとベスパ【濃縮】は胃に刺激が強く摂取できるが、
吐き気や胃のムカムカが繰り返す。100K以降は固形物は梅干しやフルーツ
くらいしか食べられなかった。
の強化が必要なわけで、3は別として、1・2はトレイルレースの場合、
テクニックでカバーできる&してきた弱点なわけで、雁坂峠を完走するとなると、
根本的な弱点の克服が必要な感触が・・・あと2年はかかりそうな気がします。
まずは、「準」ですが完走のご報告までに。