昨日、「hoya_t トレーニング日誌」のhoya_tさん、「文系ランナー」のsheepmanさん、
「目指せ!ハセツネ」のエディさん、山ヤでランナーのMさんたちとハセツネ打ち上げ
&来年のハセツネに向けた作戦会議を新宿の某台湾料理屋で。
料理がどれも激辛美味!紹興酒もうまかった!
が、その辛さと同じくらい、今年のハセツネは一味違う激辛のレースでした。
反省点を先にあげておくと、
①スタート前に天候が晴れに急転・気温急上昇
・温度上昇が予測以上のため携帯した水が不足(2L)
・残りの水量がわからず、セーブするために脱水状態。第2関門で500ml程度
余っていた。予定通り残量確認できるヨーロッパスタイルで望むべきだった
・夜ステージの気温の予測間違い。レイヤリングなしでTシャツのみでOK
②第2関門直後のにわか雨
・雨が降ったらストックは使用しない作戦だったが、泥沼のトレイル状態で
は登りで使わないとダメだった(ピッケルみたく使わないと登りきれない)
・雨用ライトはハンドライトタイプ。ストックの上記使用は想定外だったため、
十分に活用できなかった
・継続的な雨ではないと判断し、雨具を防水から撥水素材のウェアに変更。
雨は防げたが、透湿性能の違いから汗だくで不快感満点
③滑る・転ぶことにビビッた
・目の前で大こけ&ケガをするランナーを見て腰が引けてしまった。
第1関門~第3関門まで走れる部分もダレた
・汚れ&ケガになる可能性の間を巧くとれなかったのが失速の原因
④スタミナ切れ
・暑さのため、第2関門以降で酷い眠気に。3回×5分程度仮眠をとった。
時間だけでなく、動いてるスピードも減退気味。ただ、仮眠を取れない体質と
あきらめていたが、キャパオーバーすると取れる経験は今後活かせる
・1回仮眠をとると自分に甘くなるのは世の常なのね
⑤ストックの活用について
・基本下りで使うので、ゴール後まで足が残った。四足状態は危険というけど、
長期戦を考えると有効。ただし、昨年までストックなし参加・ハセツネの距離
を考えると、100K~クラスの方が有効性が高いと思う
反省点としては上記の通り。
正直、今年14~15時間台=10~15%の昨対パフォーマンスUPならば、
嫁を質に入れてでもUTMB参戦と思いましたが遠のきました。
今年の食料を忘れないようにメモ
・水1.5L/チェン650ml ※月夜見で1.5Lと第3関門手前500ml補給
・パワージェル8個(フラスコに水と入れて2分け)※消化
・おにぎり2個 ※消化、もう1個ほしかった
・パワーショッツ1個(予備) ※未消化
・自作トレイルミックス(アーモンド・大豆・M&M他)※1口食べてやめた
・ザバスの一口ゼリー2個 ※消化
・ベスパプロ2個 ※消化
・塩飴3個 ※消化
・スポーツソルト2袋 ※1個消化
・小分けキャラメル1個(スタート前にアンさんにもらった)※消化
水はスタート地点で500mlのお茶を買ったのですが、暑くて走る前に飲んじゃった
ので意味無し。一緒に準備してたsilver fiddleさんが「あれ?飲んじゃうの?」って、
顔をしたのが今になるとわかりました。
食料はちょうどよい量。カロリーメイトかウィンダーインゼリーとか1個は余分に
もっていけば安心でした。
【スタート~第1関門】
会場でお会いしたsilver fiddleさんと談笑しながら準備。
来年はトル・デ・ジアン(200マイル)の出場を考えてるとのこと、さすがです。
12時に会館をだされて、ハセツネ会議でご一緒したhoya_tさん、エディさん、
daiさん、hidekichiさんでスタート、バラけるものの誰か知り合いがいるということで、
足も気持ちも先行。
途中から濃い汗をかき始めて、オーバーペースかな?とかなり心配したのですが、
どうも熱中症か水不足が原因だったような気がします。
エディさんと先行・ひっぱりあいながら第2関門まで進みます。
今年は渋滞が厳しかったですが、完全に止まってしまう場面は少なく流れにのれました。
3年目で感じたのは、先行して渋滞を最小限に回避するか、渋滞に巻き込まれても、
カラダを休めると考えて焦らないのがポイント。
また、この区間はシングルトラックなので、抜かせる場所も少なく、また抜きたい人も
多い区間なので、イヤフォンして「右入ります」「抜きます」が聴こえないまま走る
のはマナー違反(落石などを掛け声で伝達する山道で、それ以前のマナー違反)だと思います。
関門通過:4:29 ※写真は、第1関門手前のピークで見た富士山
【第1関門~第2関門】
ストックを装備しているところに雨。すぐやむと思ってスタートしましたが、
第1関門直後の傾斜が滑って登れない状態。
ここから西原峠まで、登りはすべり山道の脇だったり人が歩かない箇所を歩くか、
ストックをピッケル替わりによじ登ることになりました。
雨でも湿度・気温が高いため汗だくです。
笹尾根も粘土質のため、ところどこで水の少ないマッドな泥沼状態。
ここで、走れる箇所で走れなかったのが失速の原因。
西原峠・三頭山では水切れでリタイアを思案するかたに多く遭遇しました。
また、三頭山の下り以降はガレ場のため案の定、腰が引けてスピードがだせずに失速。
通常では走れるステージで心が折れて走りきれなかったのが無念です。
また、雨がやんだのにウインドブレーカーを着て走ったため、汗だく&体温が上がりすぎ、
濃い汗がしたたります。
各関門のポイントは、到着直後に何をして何分後に出発するか先に決めること。
長丁場のレースだとつい長居になってしまうのと、長い休息で足が硬直します。
今年は、関門やピークの休みは5分内、着替え&補給する箇所は10分内と決めて、
時計とにらめっこしていました。
ウルトラクラスのロングになると、このあたりの管理をしっかりしておかないと、
タイムアウトになるので注意です。
関門通過 9:57
【第2関門~第3関門】
月夜見駐車場で水1L・ポカリ500mlを補給。
例年だとここでは500ml程度の補給。暑さと汗の量の消耗がわかるが、
実際にはハイドレに500mlが残っていた。
ここで、500mlを少ないとみるか、多いとみるか?
補給できる箇所を念頭におき、-消費水量+補給水量で最小限の水=最低限の重さで行動し、
負担を減らしてます。
この作戦は、水の残量を把握しておくことが前提になるので、過去のハセツネ&試走での
消費量から
「このくらいあれば」+予備250ml程度を携帯してましたが、今回は予想外の天候変化で
計算がくるったわけです。
さらにボトルに携帯したチェンを先に飲みきってしまい、残るはハイドレの水。
水切れを恐れて十分に摂取できない、精神的に走りを抑える、残量がわからない恐怖感を存分に味わいました。
もともとハイドレの人肌温度の水は不味いので、ボトルをメインにしたヨーロッパスタイルが
自分にはよいのかな?と思う。
ボトルなら残量がひと目でわかるし、あと何本分あるという数量感でも把握できるし。
月夜見をスタートして、御前山へ。ここで強烈な眠気に襲われる。
御前山の登りはシングルトラックというより、広い箇所(滑るけど)が多い。
途中で5分程度仮眠。
人間は一度自分に甘くするとダメ。
5分程度で回復はするものの完全ではないので、だましだまし(すごーく遅く)頂上へ。
大ダワで摂取しようとしたベスパをここで投入。
ここから大ダワの下りはガレていて大嫌いな区間ですが、10分程度下れば走れる
区間にいけるとわかっていながら、滑りにビビッて失速。そのままダレてスピード
を上げることができなく、この区間で多くの方々に抜かれた(時間も多く経過)した
と思います。
大ダワでCCCで後半をご一緒したvinさん夫妻が応援&整理中。(ありがとうございます)
さらに「トレイル大好き!」のsasashinさんにも遭遇、CCCを思い出すメンバー。
先行して男塾のnoriさんも走っているとのこと。
vinさん曰く、ここであたしが言った「ハセツネってこんなにキツかったっけ?」が
今年のハセツネの厳しさを表していたとのこと。
みんな、つらい。
大ダワから先は走れる区間。走るがやはりここでも睡魔が。
なんだろ、夜のレース(1日徹夜程度)は強いと自信があったし眠気対策もしている。
それ以上の疲れとスタミナ消失からなんでしょうね。
大岳山は岩だらけだが登りきるまでには、御前山より短時間なのに5分×2回の仮眠。
回復を実感できたが、一度、自分を甘やかすとダメ。それは↓だから。
大岳山から岩場下りを抜けると、いつもは標識のない水場に10名程度が並んでいる。
並ぼうとしたが、よーーーく考えると、月夜身以降の行動から、まだ水の残量はあるはずだし、
並ぼうとしているのは単に「休みたい理由がほしい」だけと気づき、自分にカツ!
第3関門手前で補給にすることに変更。
そこが混んでて補給できなくても、御岳神社ですればいいし、眠って回復したことがもったいない。
ここからが第3関門まで、やっと走りモードに突入。
予測どおり、第3関門手前の水場は水量も多く人も少なく、ザックをおろすがめんどい
ので、ボトルに250ml程度補充して第3関門に到着。
※ハセツネの水補給は、前半がほぼゼロ。後半は大岳山~御岳山に集中しているので
本戦・試走時には注意
関門通過 15:13
【第3関門~ゴール】
第3関門では、昨年の同関門&スタートでご挨拶した女将さんが今年も応援。
女将さん曰く「いつものみんながまだきてない、この時間で780番だし、まだまだ頑張れる」と
励まされ(ありがとうございます)、休まずに日の出山を目指すことに。
結果として、第3関門~ゴールまで昨対マイナス1時間。
キタタンの姫次以降と同じく、走れる区間に足を残しておくことも大切。
日の出山で絶品の夜景を楽しみ&写真をとって下りはじめる。
今年はタイム更新が厳しいから、ここで夜明けなんて考えてたけど(苦笑)
日の出山の下り直後は、滑るし&丸太階段も落ちてるとこもある、道も水で溝が深い
難儀しながら金比羅尾根にむかう。
金比羅尾根まででれば、あとは走りきるだけ。
ポールのおかげで、去年&一昨年にくらべまだまだ足が残っていることにビックリ!
スタミナや足が切れてるとながーく続く場所だが、残っていればジョグペースでも1時間、
それも走りやすいゆるい下り区間。

途中、日の出が。雨のおかげで空気が澄んで都心だけでなく筑波山?までも見える
ベッピンな夜明けに興奮しながらも前に走る。だが、写真はしっかり撮る(笑)
金比羅山を抜けてあとは、ゴールまで下る下る下る。
ゴール手前で、不思議に涙がでてきた。
思い通りの走り・タイムでもないのに、ゴールできたことが何よりうれしかった。
それだけ、カラダではなくココロに辛口なレースだったんだと、いま思います。
ゴール 17:31
日本山岳耐久レースの名前とおり「ハセツネの厳しさ」を感じたレースでした。
「目指せ!ハセツネ」のエディさん、山ヤでランナーのMさんたちとハセツネ打ち上げ
&来年のハセツネに向けた作戦会議を新宿の某台湾料理屋で。
料理がどれも激辛美味!紹興酒もうまかった!
が、その辛さと同じくらい、今年のハセツネは一味違う激辛のレースでした。
反省点を先にあげておくと、
①スタート前に天候が晴れに急転・気温急上昇
・温度上昇が予測以上のため携帯した水が不足(2L)
・残りの水量がわからず、セーブするために脱水状態。第2関門で500ml程度
余っていた。予定通り残量確認できるヨーロッパスタイルで望むべきだった
・夜ステージの気温の予測間違い。レイヤリングなしでTシャツのみでOK
②第2関門直後のにわか雨
・雨が降ったらストックは使用しない作戦だったが、泥沼のトレイル状態で
は登りで使わないとダメだった(ピッケルみたく使わないと登りきれない)
・雨用ライトはハンドライトタイプ。ストックの上記使用は想定外だったため、
十分に活用できなかった
・継続的な雨ではないと判断し、雨具を防水から撥水素材のウェアに変更。
雨は防げたが、透湿性能の違いから汗だくで不快感満点
③滑る・転ぶことにビビッた
・目の前で大こけ&ケガをするランナーを見て腰が引けてしまった。
第1関門~第3関門まで走れる部分もダレた
・汚れ&ケガになる可能性の間を巧くとれなかったのが失速の原因
④スタミナ切れ
・暑さのため、第2関門以降で酷い眠気に。3回×5分程度仮眠をとった。
時間だけでなく、動いてるスピードも減退気味。ただ、仮眠を取れない体質と
あきらめていたが、キャパオーバーすると取れる経験は今後活かせる
・1回仮眠をとると自分に甘くなるのは世の常なのね
⑤ストックの活用について
・基本下りで使うので、ゴール後まで足が残った。四足状態は危険というけど、
長期戦を考えると有効。ただし、昨年までストックなし参加・ハセツネの距離
を考えると、100K~クラスの方が有効性が高いと思う
反省点としては上記の通り。
正直、今年14~15時間台=10~15%の昨対パフォーマンスUPならば、
嫁を質に入れてでもUTMB参戦と思いましたが遠のきました。
今年の食料を忘れないようにメモ
・水1.5L/チェン650ml ※月夜見で1.5Lと第3関門手前500ml補給
・パワージェル8個(フラスコに水と入れて2分け)※消化
・おにぎり2個 ※消化、もう1個ほしかった
・パワーショッツ1個(予備) ※未消化
・自作トレイルミックス(アーモンド・大豆・M&M他)※1口食べてやめた
・ザバスの一口ゼリー2個 ※消化
・ベスパプロ2個 ※消化
・塩飴3個 ※消化
・スポーツソルト2袋 ※1個消化
・小分けキャラメル1個(スタート前にアンさんにもらった)※消化
水はスタート地点で500mlのお茶を買ったのですが、暑くて走る前に飲んじゃった
ので意味無し。一緒に準備してたsilver fiddleさんが「あれ?飲んじゃうの?」って、
顔をしたのが今になるとわかりました。
食料はちょうどよい量。カロリーメイトかウィンダーインゼリーとか1個は余分に
もっていけば安心でした。
【スタート~第1関門】
会場でお会いしたsilver fiddleさんと談笑しながら準備。
来年はトル・デ・ジアン(200マイル)の出場を考えてるとのこと、さすがです。
12時に会館をだされて、ハセツネ会議でご一緒したhoya_tさん、エディさん、
daiさん、hidekichiさんでスタート、バラけるものの誰か知り合いがいるということで、
足も気持ちも先行。
途中から濃い汗をかき始めて、オーバーペースかな?とかなり心配したのですが、
どうも熱中症か水不足が原因だったような気がします。
エディさんと先行・ひっぱりあいながら第2関門まで進みます。
今年は渋滞が厳しかったですが、完全に止まってしまう場面は少なく流れにのれました。
3年目で感じたのは、先行して渋滞を最小限に回避するか、渋滞に巻き込まれても、
カラダを休めると考えて焦らないのがポイント。
また、この区間はシングルトラックなので、抜かせる場所も少なく、また抜きたい人も
多い区間なので、イヤフォンして「右入ります」「抜きます」が聴こえないまま走る
のはマナー違反(落石などを掛け声で伝達する山道で、それ以前のマナー違反)だと思います。
関門通過:4:29 ※写真は、第1関門手前のピークで見た富士山
【第1関門~第2関門】
ストックを装備しているところに雨。すぐやむと思ってスタートしましたが、
第1関門直後の傾斜が滑って登れない状態。
ここから西原峠まで、登りはすべり山道の脇だったり人が歩かない箇所を歩くか、
ストックをピッケル替わりによじ登ることになりました。
雨でも湿度・気温が高いため汗だくです。
笹尾根も粘土質のため、ところどこで水の少ないマッドな泥沼状態。
ここで、走れる箇所で走れなかったのが失速の原因。
西原峠・三頭山では水切れでリタイアを思案するかたに多く遭遇しました。
また、三頭山の下り以降はガレ場のため案の定、腰が引けてスピードがだせずに失速。
通常では走れるステージで心が折れて走りきれなかったのが無念です。
また、雨がやんだのにウインドブレーカーを着て走ったため、汗だく&体温が上がりすぎ、
濃い汗がしたたります。
各関門のポイントは、到着直後に何をして何分後に出発するか先に決めること。
長丁場のレースだとつい長居になってしまうのと、長い休息で足が硬直します。
今年は、関門やピークの休みは5分内、着替え&補給する箇所は10分内と決めて、
時計とにらめっこしていました。
ウルトラクラスのロングになると、このあたりの管理をしっかりしておかないと、
タイムアウトになるので注意です。
関門通過 9:57
【第2関門~第3関門】
月夜見駐車場で水1L・ポカリ500mlを補給。
例年だとここでは500ml程度の補給。暑さと汗の量の消耗がわかるが、
実際にはハイドレに500mlが残っていた。
ここで、500mlを少ないとみるか、多いとみるか?
補給できる箇所を念頭におき、-消費水量+補給水量で最小限の水=最低限の重さで行動し、
負担を減らしてます。
この作戦は、水の残量を把握しておくことが前提になるので、過去のハセツネ&試走での
消費量から
「このくらいあれば」+予備250ml程度を携帯してましたが、今回は予想外の天候変化で
計算がくるったわけです。
さらにボトルに携帯したチェンを先に飲みきってしまい、残るはハイドレの水。
水切れを恐れて十分に摂取できない、精神的に走りを抑える、残量がわからない恐怖感を存分に味わいました。
もともとハイドレの人肌温度の水は不味いので、ボトルをメインにしたヨーロッパスタイルが
自分にはよいのかな?と思う。
ボトルなら残量がひと目でわかるし、あと何本分あるという数量感でも把握できるし。
月夜見をスタートして、御前山へ。ここで強烈な眠気に襲われる。
御前山の登りはシングルトラックというより、広い箇所(滑るけど)が多い。
途中で5分程度仮眠。
人間は一度自分に甘くするとダメ。
5分程度で回復はするものの完全ではないので、だましだまし(すごーく遅く)頂上へ。
大ダワで摂取しようとしたベスパをここで投入。
ここから大ダワの下りはガレていて大嫌いな区間ですが、10分程度下れば走れる
区間にいけるとわかっていながら、滑りにビビッて失速。そのままダレてスピード
を上げることができなく、この区間で多くの方々に抜かれた(時間も多く経過)した
と思います。
大ダワでCCCで後半をご一緒したvinさん夫妻が応援&整理中。(ありがとうございます)
さらに「トレイル大好き!」のsasashinさんにも遭遇、CCCを思い出すメンバー。
先行して男塾のnoriさんも走っているとのこと。
vinさん曰く、ここであたしが言った「ハセツネってこんなにキツかったっけ?」が
今年のハセツネの厳しさを表していたとのこと。
みんな、つらい。
大ダワから先は走れる区間。走るがやはりここでも睡魔が。
なんだろ、夜のレース(1日徹夜程度)は強いと自信があったし眠気対策もしている。
それ以上の疲れとスタミナ消失からなんでしょうね。
大岳山は岩だらけだが登りきるまでには、御前山より短時間なのに5分×2回の仮眠。
回復を実感できたが、一度、自分を甘やかすとダメ。それは↓だから。
大岳山から岩場下りを抜けると、いつもは標識のない水場に10名程度が並んでいる。
並ぼうとしたが、よーーーく考えると、月夜身以降の行動から、まだ水の残量はあるはずだし、
並ぼうとしているのは単に「休みたい理由がほしい」だけと気づき、自分にカツ!
第3関門手前で補給にすることに変更。
そこが混んでて補給できなくても、御岳神社ですればいいし、眠って回復したことがもったいない。
ここからが第3関門まで、やっと走りモードに突入。
予測どおり、第3関門手前の水場は水量も多く人も少なく、ザックをおろすがめんどい
ので、ボトルに250ml程度補充して第3関門に到着。
※ハセツネの水補給は、前半がほぼゼロ。後半は大岳山~御岳山に集中しているので
本戦・試走時には注意
関門通過 15:13
【第3関門~ゴール】
第3関門では、昨年の同関門&スタートでご挨拶した女将さんが今年も応援。
女将さん曰く「いつものみんながまだきてない、この時間で780番だし、まだまだ頑張れる」と
励まされ(ありがとうございます)、休まずに日の出山を目指すことに。
結果として、第3関門~ゴールまで昨対マイナス1時間。
キタタンの姫次以降と同じく、走れる区間に足を残しておくことも大切。
日の出山で絶品の夜景を楽しみ&写真をとって下りはじめる。
今年はタイム更新が厳しいから、ここで夜明けなんて考えてたけど(苦笑)
日の出山の下り直後は、滑るし&丸太階段も落ちてるとこもある、道も水で溝が深い
難儀しながら金比羅尾根にむかう。
金比羅尾根まででれば、あとは走りきるだけ。
ポールのおかげで、去年&一昨年にくらべまだまだ足が残っていることにビックリ!
スタミナや足が切れてるとながーく続く場所だが、残っていればジョグペースでも1時間、
それも走りやすいゆるい下り区間。

途中、日の出が。雨のおかげで空気が澄んで都心だけでなく筑波山?までも見える
ベッピンな夜明けに興奮しながらも前に走る。だが、写真はしっかり撮る(笑)
金比羅山を抜けてあとは、ゴールまで下る下る下る。
ゴール手前で、不思議に涙がでてきた。
思い通りの走り・タイムでもないのに、ゴールできたことが何よりうれしかった。
それだけ、カラダではなくココロに辛口なレースだったんだと、いま思います。
ゴール 17:31
日本山岳耐久レースの名前とおり「ハセツネの厳しさ」を感じたレースでした。