暮らしに息づく京都の奥深い魅力を発信しているNPO法人「遊悠舎京すずめ」が「京都への恋文」を募集している。
多彩な視点で語られる魅力が京都活性化のヒントになるとの思いから、この街を訪れて、この街に暮らして気付いた魅力、愛すればこその改善点をあなた独自の視点で表現してほしいとしている。郵便はがき一枚分のスペースに文章で詩歌・川柳・絵手紙で。京都の歴史や文化、芸術・自然・暮らし・エコなどに思いを寄せて、いかがでしょう。(かりそめにも私などへの“恋文”などお寄せになりませぬように。)
市の財政悪化には拍車がかかり、まちづくりの分野では身動きが取れない状態に陥っていると説明されている。めざす姿・方向はどこにあるのか……?
ここに暮らす私たちには、今一度、どのような愛着を持ち何を誇りに暮らしているか、自ら魅力を語れる努力や視野の広さを持つ工夫も求められそうだ。
まちづくりは人の力、地域の力が支えていくものでもあろう。手を差し伸べ合えるつながりを、まずは自分がかかわりを持つ地域で構築するのに力を貸せるかかどうか。温かな人間関係なくして活性化はあるだろうか。
歩いていてそこかしこでふと出会える“歴史”に安らぎや潤いを与えられるまち、京都。「この世をばわが世とぞ思ふ……」、御苑の闇夜を歩けば、式部が道長がこの月を眺めたのか、と感慨に浸れる。それはここに暮らす何よりの魅力でもある。
五木寛之氏の連載『親鸞』と六角堂を結ぶ思いにもいえる。
こうした歴史の積み重なりや文化の力を、まちの活性化にどう活路を見いだすか。
私も応募してみようか。
六角堂の本尊如意輪観音のご開帳が始まった。136年ぶりの公開だそうだ。

多彩な視点で語られる魅力が京都活性化のヒントになるとの思いから、この街を訪れて、この街に暮らして気付いた魅力、愛すればこその改善点をあなた独自の視点で表現してほしいとしている。郵便はがき一枚分のスペースに文章で詩歌・川柳・絵手紙で。京都の歴史や文化、芸術・自然・暮らし・エコなどに思いを寄せて、いかがでしょう。(かりそめにも私などへの“恋文”などお寄せになりませぬように。)
市の財政悪化には拍車がかかり、まちづくりの分野では身動きが取れない状態に陥っていると説明されている。めざす姿・方向はどこにあるのか……?
ここに暮らす私たちには、今一度、どのような愛着を持ち何を誇りに暮らしているか、自ら魅力を語れる努力や視野の広さを持つ工夫も求められそうだ。
まちづくりは人の力、地域の力が支えていくものでもあろう。手を差し伸べ合えるつながりを、まずは自分がかかわりを持つ地域で構築するのに力を貸せるかかどうか。温かな人間関係なくして活性化はあるだろうか。
歩いていてそこかしこでふと出会える“歴史”に安らぎや潤いを与えられるまち、京都。「この世をばわが世とぞ思ふ……」、御苑の闇夜を歩けば、式部が道長がこの月を眺めたのか、と感慨に浸れる。それはここに暮らす何よりの魅力でもある。
五木寛之氏の連載『親鸞』と六角堂を結ぶ思いにもいえる。
こうした歴史の積み重なりや文化の力を、まちの活性化にどう活路を見いだすか。
私も応募してみようか。
六角堂の本尊如意輪観音のご開帳が始まった。136年ぶりの公開だそうだ。

