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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「PAY IT FORWARD」...世界を変える方法

2009年03月10日 | 映画・観劇
     Think of an idea to change our world
    ― and put it into Action

「君たちと社会」
「今は縛られていることも多いが永久にじゃない。いつか自由の身になった時に、自分の周りの世界が好きになれなかったら?」「失望しかない?」
中学1年生の社会科の授業は続き、先生 は、今後一年間ずっと続く授業のテーマとして課題を示した。
― 変よ・ムリだ・クレージーだという声に、「possibleってことは?」「可能だ」と先生は応じる。

 〔世界を変える方法を考え、それを実行しよう〕

11歳のトレバー少年が考えたアイディアとは、本人ではできないようなことを3人の人にやってあげる。親切を受けた人はそれぞれが別の3人のために何かをしてあげる……ということ。3人が9人、9人から27人にと、恩を返すのではなく親切を“次に渡す”。
映画のタイトルは「PAY IT FORWARD」、“先へ贈る”。

少年はホームレスに金と食事と寝る場所を提供、アルコール依存症の母親と先生の仲を取り持つ、……。善意は次々に贈られて。

「周りの人の状況をよく見なくちゃ、守ってあげるために心の声を聞くんだよ」

人の善意を信ずることで成り立つこと、「可能」であることを信じる優しさ、強さを思う。人と人とが直接か関わりあうことの温かさ。

人は人を呼ぶ。人の心に響くことは、必ず輪が広がることの可能性に明日を信じよう。
結果より考えること、考えてみようとすることが大事……。
う~~ん、私もぼちぼちながら、もう少し深く関わることをテーマに。

さだまさしさんのトーク番組(NHK)を機に知ったこの映画。DVDで。
ぜひぜひ、御覧下さい!
コメント (11)
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