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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

たくましくあれよとの応援歌で・・・?

2009年03月12日 | 今日も生かされて
親の経済的環境によって、平等に与えられているはずの学ぶ機会が子供から奪われてしまう。「奪労働」問題も生存の土台に関わることであるのに、親世代の困窮が子供に波及し圧力がかけられていく。学び直したい機会もままならない日本。

小さな小さな種子にひそんだ命がはじけ、光の中に咲き出るのも自然の摂理なら―
未来のある子供達に不安や恐れを抱かせることがあってはならないだろう。

踏んでも刈っても抜いても抜いても、所かまわず根を延ばし、伸び放題に伸びる一面のどくだみ草。こちらが根負けする生命力の爽快さが広がる光景に、やがてまっ白な花が咲く。薄暗がりの中に映える白の美しさよ。
どんどん伸びて広がって、たくましくあれよと応援歌、我が家の庭は彼らの天国になっちゃって……。

豊かな想像力は、現実に潜む可能性を次々と引き出して広げていく。そこに集まる人間の力にもよって増幅され、あたかも無限大であるかのように。

  どこかに美しい人と人との力はないか
  同じ時代を共に生きる
  したしさとおかしさとそして怒りが
  鋭い力となって たちあらわれる
       (茨木のり子『見えない配達夫』よりの抜粋)

子どもに重点を置いた社会保障制度の充実の必要性がテレビから問いかけられていた。
教育に医療に……。
コメント (7)
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