ドラゴンズ、７０勝一番乗り。

と言うようなわけで今週も滞りなくオセロリーグもまた終えることができた。パリーグの方は強いて言えば最下位争いがいちばん熱い。今週バファローズがマリーンズ変わって５位に上がった。でもゲーム差は１ゲーム、どうなるかは誰にも判らない。首位に躍り出たのはファイターズ。ホークスとライオンズの２位争いも熾烈である。
しかし、セリーグの方はもっと面白い展開に突入した。ドラゴンズが人知れずひっそりと７０勝に到達した。他に６０勝台が１チームもいない中、圧倒的な勝率を誇っている。追いかける方のジャイアンツが先に息切れしてしまった感じだ。これで１位と２位が１０．５ゲーム差になってしまった。９０年代前半、圧倒的なスピードで勝ち星を重ねた、ナイジェル・マンセルが２位を周回遅れにするため頑張っていた頃を思い出す。今週で２位ジャイアンツが周回遅れになったような二桁のゲーム差となり、ベイスターズに至っては４２．５ゲームも離れてしまった。惜しいのは首位のドラゴンズが勝率７割台、２位のジャイアンツが６割台、３位のタイガーズが５割台、４位のスワローズが４割台、そして５位のカープが３割台、最後ベイスターズが惜しくも３割ジャスト。もう一回負ければ２割台だったのに。惜しい。