散歩のベンチにて

　　

秋を探しての散歩でした。公園の樹木の葉っぱがやや少ない気がしたのですが・・・暑過ぎた夏場に葉が焼けて落ちてしまったこともあったかなぁ・・・と、我が家のイチジクの葉っぱも暑さ焼けたりしたことを思い出しました。
でも、まだまだ緑の方が多いね。
最初の写真は公園内にある茶室を少し小高い処から眺めたものですが・・・ちょっといい風情でしょ？（笑）
相変わらず携帯写真なので写りが悪いのは勘弁してもらおう(^^ゞ

その小高いベンチに腰掛けて少しあれこれ話した中に・・・ちょっと気になる話もあったのです。
散歩友が三年前に亡くなった父上の墓石の後ろに彫った文字・・・一字違いが分かって・・・直したという話から墓終い云々の話にまでなりました。
一文字・・・「信」とすべきところを「真」になっていたのを法事に来たお坊さんから指摘され、既に一年以上もそのままだった墓石・・・今更、墓石を換える訳にもいかず墓石屋さんに相談したら、直せるらしいというのでお願いしたその金額が４万・・・へぇ～！一文字で？！
でもキレイに跡形分からぬように直ってた・・・というので、ほぉ～・・・そりゃ凄いねと。
母上の２３回忌もあるし・・・と、弟達が離れているせいで、地元に残る長女としての役目を果たそうとする彼女に明日は我が身か・・・と耳を傾けた。
で、墓を終うというのはワタシも母と話したこともあり、少し気になりました。
たまに聞く話題ですが・・・現実として、お墓云々については・・・ちょっと思う事もあり・・・で。。。。

墓を継ぐものが居なくなるであろうこと、或いは遠方から訪れるのが加齢と共に縁遠くなること、などを配慮して墓終いをする・・・そういう考えがあるのだというのは今までは知らずにいたのですが、母からその話をされた時に直ぐには納得出来なかった・・・というのも、少し母を見くびっていたところもあり、そんな先の事を考えるのは似つかわしくないような気でいたワタシの愚かさなのですが・・・・
母は今のお墓を終う考えを持っていて、自分は共同墓地にと言われたからでした。

実際には見えないものだからどうでもいい・・・という訳にもいかず、生きてる側の思いだけのような気もするのに疎かにも出来ない微妙さがあれこれと考えさせる・・・訳です。
そして、その場合の経済的な負担も請じる訳で、あぁ・・・しんどいもんだなぁ・・・しかし、明日は我が身なのだなぁ・・・と、少し身につまされ・・・散歩友の話は他人事では済まない気がした。

そんなこんなをボンヤリ考えながら・・・
でもま、母はまだ健在ですからね・・あまり考え過ぎないようにします。
さてさて・・・能代へボランティアに行こう(^^;)