kyon's日誌

つれづれに・・・

凍る心

2003年07月10日 | 日記
今朝の新聞のTOPは痛ましい事件である。

そのTOPの編集手帳の一文に・・

映画監督の大林宣彦さんのある小冊子に記された、「日本文化は木と紙の家で風通しがよく、気配を思いやる文化だ」、、、
「家族が言葉を交わさなくても、いま誰が幸せで、誰が傷ついているか全部わかった」という引用と・・

記者の目線の
「『補導』という言葉のイメージが、むごい手口と頭の中で溶け合ってくれない」・・・
という言葉に・・・
全てが言い尽くされているかな・・・と。。

罪を問える相手が刑法に叶った年齢であればいいというのでは無い。
けれど、それ以上にショックは大きく悲しみも怒りも、より深い。
こんな時の専門家やカウンセラーのコメントは殆ど意味が無いように思えてならない。。
交差点で交通事故が起こると、信号を設置する・・という行政のあり方に似ている。。
起こってからではどれも付け刃でしかないのだ。
どんなにかやり切れずに悔しい思いで過ごしているかと・・・被害者の家族の気持ちに思いを馳せて・・見るも聞くも無残なこの事件に心が凍る。。そして虚しさを感じる。。

今日は雨・・・暗く重い雨が降っています。
ご冥福を祈ります。。
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