kyon's日誌

つれづれに・・・

読後感

2020年02月29日 | 日記
天気はとりあえず晴れ・・・これも、どこまでいい天気かは保証されないけどね・・とりあえず・・・である。
毎日コロコロ変わるんで・・・たまらんね~・・
体が変化に付いて行けないわ・・・と。空に文句を言っても仕方がない。(苦笑)

「重耳」三巻を読み終えた・・・う~~ん・・・・
19年も流浪の果てに自国に返り咲いた晋国の重耳・・・流浪と言っても、重耳の周りの家臣の何と辛抱強く粘り強い家臣達か、まさしくこの優れもの達の忠臣に支えられた生涯である・・・中でも孤偃(コエン)という忠臣にワタシは興味が湧いたが・・・
重耳の良さはその家臣らの話をよく聞き、適材適所を見抜き自己中にならなかったという良さなのかな・・・
一国の宰相になり得るような人材ばかりが支えた・・・実に忠臣に恵まれた人だった・・・流浪で得た知己や非常さを人の有りようとしては嫌というほど見せられながら、介子推という天才的な棒術の家臣に幾度も暗殺者を退けられ、食の無い時の奔走で命も救われ・・・人知れずその孤高の忠臣の存在を生きてる内に認めてやれなかったのは残念なことだろうねぇ・・・
以前、「介子推」という本を読んでるから、その人の志の高さ、精神の高さを読むにつけ残念でならなかった記憶があるので・・・重耳のような素晴らしいトップでも知らぬことはあり、総てを見通せる訳ではないのだと・・・
残念とはワタシが読後感として介子推に対して同情的で勝手に思うことだが、
人知には限界もあり、総てを救いあげるような聖人君主は居ないということなのだろうね・・・

変な言い方だが、古代の中国史の中の物語とは言え、現代の政治家の有りようなどが客観的にあれこれ見えてくる気がする・・・というのも面白さではあるなぁ・・・
とまぁ、独り悦に入って相変わらず本に毒?されてしまう自分であるが、(苦笑)
今日はリハビリに行く・・・出来る時にやっておかねば・・・と、今のコロナウィルスがこれ以上悪さをしない事を祈りつつ・・・
コメント
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