花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

サービスを極める!

2012-08-21 23:37:18 | 仕事
残暑が厳しい8月、夏休みもあと少し
子供たちが夏休みのママ達、学校が始まるまでもうひと踏ん張りですね

今日、振込の用事で郵便局に行った時の事。
ATMで並んでいた私の前にいた60代位の女性が突然倒れたんですそれも勢いよく後ろへバタッと
周りの人達が、心配する中すぐに起きて「大丈夫です~」と話されていたので、皆元の位置へ・・・

女性は再びATMの操作をし始めた途端、また思い切り後ろにバタッ
貧血のように座り込む感じでは無く、勢いよく後ろに倒れていたので頭をぶつけたのではないかとハラハラ

今回は意識も無く危ない状況だったので、郵便局の人が救急車を呼びにいき、たまたま横で振込をしていた赤ちゃん連れの女性が医療従事者だったようで、的確に対応脈の取り方が素人とは全然違いました。

倒れた女性はしばらしくて目を冷まし救急車で運ばれていき、とりあえず良かったのですが・・・
その時の郵便局の職員の人達がアタフタ、オロオロ・・・対応に困っていたのが印象的でした。
(もちろん、私自身も何をやればよいのかわからず、お力に全くなれませんでした
医療関係の赤ちゃん連れの女性がいなかったらもっとパニックだったかも

郵便局や銀行など多くの人が出入りするような公共機関の場合、今回のようなケースも起きうる可能性もあるので、救急処置について学んでおいた方がよいのでは・・・と感じました

大きな事は出来なくても、呼びかける、倒れた時に動かさない、嘔吐があれば横向きにする、AEDの使い方、他のお客様への対応などなど。
サービス業はお客様に対して起きうる様々な事を想定して仕事を考えていく事が重要だと思った1件でした。

さて、サービスといえば、最近話題になっているのが化粧品の「クリニーク」

渋谷ヒカリエの店舗で「どのように接客して欲しいか?」を来店客が3色のリストバンドを選んで腕に巻いて選択するという方法
白は「時間がないので早く買い物を済ませたい」ピンクは「自分で自由に楽しんで試す」黄緑は「時間があるので接客希望」。

賛否両論はあるかと思いますが、私自身は素晴らしいサービスだと感心致しました
何といっても100%お客様の目線にたっている事がすごい

私も店員がすぐ声かけてくるお店は苦手で、焦らされてしまって逆に購買意欲がダウン
クリニークのこの試みは店員、お客様どちらの立場もお互いに嫌な思いをさせない点がいいですね~
声をかけられない事でより長く店舗にいる→商品を良く知る→買いたくなる・・・・目の付け所が良いです

もちろん、このサービスで売り上げが上がるか下がるかはこれからの見どころですが、お客様の気持ちに対しての配慮が素敵です。

出張着付けの仕事を始めてからサービスについて本当に色々と考えるようになりました
会社員時代はお客様とかかわる事もなく、今考えるとお恥ずかしい位適当にお仕事していたと思います

今は直接お客様と接しているので、毎回出来るだけお客様が望む事をしてあげたいと考えて行動するようにしています
着物に対するアドバイスはもちろんですが、

・赤ちゃんのオムツ替え
・お子様の着替えの手伝い
・病床のご家族の着替え

などなど・・・・出張着付けの際にお手伝いさせていただきました。
着物を着慣れないお客様は動きにくくなるので、困っている部分のフォローをしたまでですが・・・

他にも色々できる事があるんじゃないかな~といつも考えていますね。

まだまだ至らない部分もありますが、お客様が必要な事をできるだけ組み上げてお仕事をさせて頂きますっ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七五三 タイプ別傾向と対策... | トップ | リンクさせてみました! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事