12月に入り、今年も残りわずかとなりました
前回のブログで書いた、体調不良も無事に回復
健康あってのお仕事だと大きく考えさせられました
さてさて、七五三シーズンも終盤戦となりましたが、今年もたくさんのお客様、そしてお着物と出会う事ができました
お客様がご準備されるお着物には大きく分けて3パターンあります
① ご自身用に購入した着物
② 親や姉妹、親戚から譲られた着物
③ レンタルした着物
今回は③レンタル着物について焦点を当てさせていただきます
最近ではレンタル会社さんがネットでも乱立していて、たくさんの会社の中からお着物を選ぶのはなかなか難しいと思います
レンタル着物を選ぶポイントは、お客様と着付け師とでは大きく異なっています。
お客様がお着物を選ぶポイントは・・・・色、デザイン、価格
着付け師がお着物を選ぶポイントは・・・色やデザイン以外に、サイズ、素材、着付け小物、半襟の状況、小物との色の組み合わせ
着付け師の方が間違いなく選ぶ視点が増えますね
なぜなら・・・お仕事でたくさんのレンタル着物を見てきて、レンタル会社さんの満足度の差が大きい事がわかってしまったからです
「ここのレンタル会社さんは良いな~」と思える会社さんもあれば・・・
「これはないんじゃないの~」と感じてしまう会社さんも正直あるんです
その差はずばり
お客様に対する思いやり
の差だと思います
私が見てきた、びっくりな困ったレンタル会社さんの数々です
明らかに紐の数が足りない
ここ最近の七五三のお子様に多いのですが、7才の女の子の着付けに紐が2本しか付いて来ない
本当は4本、最低でも3本欲しい所です
小物の色合わせが悪い
淡く優しい着物と帯になぜかビビットピンクの重ね襟。さすがにお客様もお気に召さず重ね襟は使用しませんでした
半襟がシワシワ
既製品の半襟は簡易についているのでペラペラでシワがついている事も多いのですが、そのままレンタルに。きちんとしたレンタル会社さんはその上に綺麗な半襟を縫いつけてレンタルしています
重要な小物が安っぽい
帯揚げや帯締めは着物や帯と違って脇役ではありますが、意外と目立つポジションです。
帯揚げに長襦袢の布をカットしたような物を使っていたり、黒留袖の帯締めに三分紐のような細い紐が入っていたことがありました
髪飾りが安っぽい
七五三のお子様のレンタル着物に髪飾りがついている事も多いのですが、安っぽい飾りがついてくる会社さんもよくお見掛けします
安く作った髪飾りを寄せ集めた物、いつの時代の物?と思うような髪飾り、先日は黄色い小鳥の人形が1匹()ついてきたレンタル会社さんもありました
肩上げが出来ていない
七五三のお着物をレンタルしているのに、「肩上げはできていません」というレンタル会社さんがありました
1-2日前に着物が到着してからお客様に短期間で肩上げをしてもらうのでしょうか?
Bigサイズなのに、紐は普通の長さ
お客様がBigサイズの着物をレンタルしているのに、ついてきた着付け小物は通常の長さの物 長尺という長い紐や、シャーリングの伸び縮みのある伊達締めもあるのに・・・
微妙なレンタル品を見て感じるのは・・・
お客様に対する思いやりがない
着物を扱っている会社さんなので、お着物を着られるお客様の身になれば、何が大切かどうかわかるはずです
そこには、手抜きや損得勘定が見え隠れしているのがわかります
良いレンタル会社さんは、お客様がスムーズに綺麗に着る事のできる工夫があちこちに施されてあります
それは、まさしく思いやりのあるレンタルです
そういえば・・・先日、ちょっと変わったレンタル会社さんの着物に遭遇しました
レンタル着物の中に入っていたものが、なんと・・・・
汗脇パッド
「 着る前に貼ってください 」
とお願いが入っていました
きっと、汗の多いお客様から返却されたお着物が大変な状況だったのかもしれないですね
レンタル着物を選ぶ時は色やデザイン、価格だけでなく、もう少し視点を増やして選ばれると良いと思います
着物選びにお困りの時は、お気軽にご相談ください
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです
前回のブログで書いた、体調不良も無事に回復
健康あってのお仕事だと大きく考えさせられました
さてさて、七五三シーズンも終盤戦となりましたが、今年もたくさんのお客様、そしてお着物と出会う事ができました
お客様がご準備されるお着物には大きく分けて3パターンあります
① ご自身用に購入した着物
② 親や姉妹、親戚から譲られた着物
③ レンタルした着物
今回は③レンタル着物について焦点を当てさせていただきます
最近ではレンタル会社さんがネットでも乱立していて、たくさんの会社の中からお着物を選ぶのはなかなか難しいと思います
レンタル着物を選ぶポイントは、お客様と着付け師とでは大きく異なっています。
お客様がお着物を選ぶポイントは・・・・色、デザイン、価格
着付け師がお着物を選ぶポイントは・・・色やデザイン以外に、サイズ、素材、着付け小物、半襟の状況、小物との色の組み合わせ
着付け師の方が間違いなく選ぶ視点が増えますね
なぜなら・・・お仕事でたくさんのレンタル着物を見てきて、レンタル会社さんの満足度の差が大きい事がわかってしまったからです
「ここのレンタル会社さんは良いな~」と思える会社さんもあれば・・・
「これはないんじゃないの~」と感じてしまう会社さんも正直あるんです
その差はずばり
お客様に対する思いやり
の差だと思います
私が見てきた、びっくりな困ったレンタル会社さんの数々です
明らかに紐の数が足りない
ここ最近の七五三のお子様に多いのですが、7才の女の子の着付けに紐が2本しか付いて来ない
本当は4本、最低でも3本欲しい所です
小物の色合わせが悪い
淡く優しい着物と帯になぜかビビットピンクの重ね襟。さすがにお客様もお気に召さず重ね襟は使用しませんでした
半襟がシワシワ
既製品の半襟は簡易についているのでペラペラでシワがついている事も多いのですが、そのままレンタルに。きちんとしたレンタル会社さんはその上に綺麗な半襟を縫いつけてレンタルしています
重要な小物が安っぽい
帯揚げや帯締めは着物や帯と違って脇役ではありますが、意外と目立つポジションです。
帯揚げに長襦袢の布をカットしたような物を使っていたり、黒留袖の帯締めに三分紐のような細い紐が入っていたことがありました
髪飾りが安っぽい
七五三のお子様のレンタル着物に髪飾りがついている事も多いのですが、安っぽい飾りがついてくる会社さんもよくお見掛けします
安く作った髪飾りを寄せ集めた物、いつの時代の物?と思うような髪飾り、先日は黄色い小鳥の人形が1匹()ついてきたレンタル会社さんもありました
肩上げが出来ていない
七五三のお着物をレンタルしているのに、「肩上げはできていません」というレンタル会社さんがありました
1-2日前に着物が到着してからお客様に短期間で肩上げをしてもらうのでしょうか?
Bigサイズなのに、紐は普通の長さ
お客様がBigサイズの着物をレンタルしているのに、ついてきた着付け小物は通常の長さの物 長尺という長い紐や、シャーリングの伸び縮みのある伊達締めもあるのに・・・
微妙なレンタル品を見て感じるのは・・・
お客様に対する思いやりがない
着物を扱っている会社さんなので、お着物を着られるお客様の身になれば、何が大切かどうかわかるはずです
そこには、手抜きや損得勘定が見え隠れしているのがわかります
良いレンタル会社さんは、お客様がスムーズに綺麗に着る事のできる工夫があちこちに施されてあります
それは、まさしく思いやりのあるレンタルです
そういえば・・・先日、ちょっと変わったレンタル会社さんの着物に遭遇しました
レンタル着物の中に入っていたものが、なんと・・・・
汗脇パッド
「 着る前に貼ってください 」
とお願いが入っていました
きっと、汗の多いお客様から返却されたお着物が大変な状況だったのかもしれないですね
レンタル着物を選ぶ時は色やデザイン、価格だけでなく、もう少し視点を増やして選ばれると良いと思います
着物選びにお困りの時は、お気軽にご相談ください
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