花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

川の石。

2017-02-10 11:03:57 | 七五三
毎日寒いですね~
寒さのつらい季節ですが、お仕事でご訪問しているスタジオ様では毎日ホットな刺激が溢れています

そこのスタジオ様はなかなか七五三のご予約が取れない大人気店。
1日のお客様の人数も少ないので、1家族に対してとても手厚い撮影とサービスが素晴らしいです

カメラマンさん以外にコーディネーターさんがいて、衣装選びから撮影のお子様の盛り上げ役までこなしています

そのコーディネーターさんと子供たちのやり取りが本当に面白いんです
子供たちをいかにして盛り上げるべく、クイズやおもちゃで手を変え品を変えお子様の笑顔を引き出していきます。

しかし、相手は3才から7才のお子様、時には脱線し、摩訶不思議なやり取りが起こることも・・・

とある撮影風景・・・
コーディネーターさんはタヌキに似てると言われている男性スタッフさん VS 可愛い3才さん

スタッフさん 「質問でーす お兄さんはタヌキでしょうか?人間でしょうか?」

3才さん 「たぬき~っっっ」(真顔・・・

全員 「正解~~~


スタッフさん 「次の質問でーす。お兄さんの好きな食べ物は葉っぱでしょうか?納豆ご飯でしょうか?」

3才さん 「はっぱ~っっっ」 (またまた真顔・・・・、それも自信満々

全員 「正解~~~



え”~~~~っっっすごい、それで成立しちゃうのね


それはそれは、盛り上がりました
3才お子様はいたって真剣。それがなんとも愛らしい。


毎日、そんなお子様の可愛いやりとりを見ていて、子供の感性のキラキラを感じます
どのお子様も個性全開、面白さの塊です

ふと、人の成長って川の石に例えられるのを思い出しました
川の上流の石たちは大きさも形も色もごつごつ具合もばらばらで、粗削りだけれでもとても個性的。

川に流され、もまれて下流になると石たちは綺麗な丸になり、大きさも形もどれも似た用の物になっていく・・・

人間もそんな感じなのかもしれないですね
子供たちをみていると、いろいろな観念にとらわれず、自分らしく生きている。
この素晴らしい個性が削られてしまうのは本当にもったいない気がします

かといって、ごつごつのままでは社会からはじかれてしまうから、様々な経験の中で角がそがれて丸くなっていくのは仕方ないですね。

でも、やっぱり、大人の先入観に押し込められずに、個性を大事に大きくなってほしいな~と感じるのでした

子供達からエネルギーをもらえる楽しいお仕事で、日々パワーチャージさせてもらっています


本日のお写真は、昨年ご訪問した七五三の姉妹ちゃんです。
お姉ちゃんが3才の時にもご訪問させていただきました
すっかり成長された姿に感動~
姉妹の七五三はとても華やかで可愛かったです

コメント
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