老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都・「十二段家」(祇園・花見小路)

2008年10月25日 | 京都の食事処、京料理 & 酒場

昨日(24日)も、午後になると、ほとんど雨も止んだ。

京都に来てから、連日の雨で、ほとんど食事も買い物も、自宅の界隈(堺町・六角付近)で済ませて来たのだが、雨も止んだので、夜、四条のジュンク堂に寄った後、祇園の方に出かけた。

お目当ては、祇園・花見小路にある、「十二段家」。

連日、運動もせず、自宅にいたため、あまり、食欲もない、それなら、「十二段家」で、お茶漬けでも、ということになったのだ。

この、「十二段家」は、もともと、四条の北側、一力の向かいにあって、当時、まだ近くに遊郭のあった頃、そこで朝まで遊んだ、旧制高等学校の学生たちに、お茶漬けを出して、人気になった、という伝説のある店で、もちろん、名物は、今でも、お茶漬け。

今回の滞在で思ったのだが、錦市場を歩いていても、妙に外人が多い。

お店に入っても、決して広くない店内に、外人が2組、計4人いて、日本人が、私たちをいれて、4人、そのうちに2人も帰り、結局、私たち夫婦は、外人に囲まれて、お茶漬けを食べる、という、妙な、シチュエーションになった。

京都は、円安で、潤う街だ。日本人観光客は、円安で、海外旅行がしにくくなる分、京都に眼が向く。逆に、海外からの観光客は、日本での買い物や食事が割安に映るから、次々に来る。

長らく続いた円安も、どうやら、終わりそうだから、京都の観光産業も、これからが正念場だろう。

そんなことを考えながら、秋の夜風が心地よい、四条大橋を渡って、自宅に戻る。

(→自宅に戻って、為替をチェックすると、さらに急激に円高が進み、一時、ユーロが113円台、ドルが90円台をつけていた)

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