百貨店で「おせち」の予約が始まった、というニュースを聞くと、一気に、お正月気分が高まってくる。
2003年に、京都にマンションを買って以来、年の暮れから、お正月にかけては、必ず、京都で過ごすようになった。
京都のお正月というものを、一度でも、体験すると、東京の正月というのが、どうも味気なく感じられ、東京にいる気がしないのだ。
喩えて云えば、京都のお正月が、極採色のカラー映画、東京の正月が、白黒映画、といったところ、だろうか。
東京の拙宅は、南青山にあり、明治神宮には、歩いて30分ばかりで行けるから、東京の正月をエンジョイする環境としては、恵まれているハズだが、
どうも、東京の正月というのは、東京らしさ(東京の良さ)が休みに入っている感じで、味気ないし、そらぞらしい。
東京という都会の論理と、正月という催事は、本質的に、ミスマッチ、という感じが拭えないのに対し、
京都のお正月は、お正月という催事が行われるべき場所で行われている、といった感じの自然さ、内から滲み出る華(雅さ)がある。
これから、本ブログでも、何回かに分けて、京都の年の暮れから、お正月にかけての、京都の魅力について、お伝えしていきたい。
↓ 「京風おせち」の一覧が見れます。
私どもも3年ほどまえから、NYの本拠地と京都町中の家を行き来するようになりました。仕事の関係で夏と冬の京都が一番厳しい気候のときに京都に行くようになるのが残念なところです。六波羅蜜寺も、主人が好きなお寺です。
コメントありがとうございます。NYと京都のマルチハビテーションというのは、なんともステキなライフスタイルですね。
私、大晦日やお正月の京都も好きですが、クリスマスの季節のNYも大好きです。そろそろイルミネーションの綺麗な頃ですね。
NYのお話や、NYと京都の比較など、いろいろ、コメント頂けましたら嬉しゅうございます。取り急ぎ御礼まで。