東京駅をつくった男: 日本の近代建築を切り開いた辰野金吾 | |
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くもん出版 |
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先日も京都の町中に残る辰野金吾の建築を紹介したばかりだが( → コチラ )、
この辰野金吾さん、もちろん、
京都だけでなく全国各地にその作品を残したのだが、
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太平洋戦争の空襲によってその多くが失われたため、
空襲の被害がほとんどなかった京都で
辰野金吾さんの作品の数の多さがやけに目につく結果となっている。
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冒頭に掲げた、「東京駅をつくった男
日本の近代建築を切り開いた辰野金吾」 は、
その辰野金吾さんの伝記で、以下はその内容紹介。
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「 江戸時代が終わるころに、唐津藩(佐賀県)で下級武士の家に生まれ、まもなく武士の時代の終わりを体験。
明治時代の初めには、まだ新しい学問だった建築学を東京で学び、大正時代にかけて、
日本中にたくさんの建物を設計しただけでなく、大学で若手を育て、日本の近代建築を開いた辰野金吾。
彼が手がけた代表的な東京駅をはじめ、日本銀行や地方の銀行、私鉄の駅舎やホテル、発電所など、
いまも全国に残る、二十をこえる建築物に近づくと、激動の時代を生きぬき、
「建築」という世界の礎を築いた金吾に、まるで出会えたように感じられるかもしれません 」
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「 開業から100年をむかえた東京駅。
駅舎の外まわりは、“赤い”れんがと“白い”石の帯。
ドームの内部には、車輪や動植物など、さまざまなかざり。
たくさんのアイデアをもりこんで、デザインした男とは… 」
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