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冒頭に掲げたのは、以前、東洋経済オンラインに載っていたリストで、
2004年に分譲された新築マンションの分譲時の価格(坪単価)と、
2014年時点でのそれらマンションの中古市場での流通価格を比較したもの。
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( データの出所は、東京カンテイとのこと。
ちなみに、「価格維持率」とは、中古価格を分譲価格で割った数値 )
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これを見ると、上位7位まで京都の中心部が占めているのがわかる。
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他方、下は、同じ時点でみた首都圏マンションの「価格維持率」上位のリストだが、
首都圏で上位にランクインした地域には、
新駅開通や大規模再開発関連のものが多い。
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( 京都の方は、この間、新駅開通も目立った大規模再開発もなかったから、
そういう意味では、自然体の中での価格上昇といえる )
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注目すべきは、その上昇率(価格維持率)。
( なかでも、「京都市役所前」の上昇率169% は、近畿圏・首都圏を通じてトップ )
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ようするに、京都の中心部は、自然体のままで、
首都圏の新駅開通や大規模再開発といった特殊材料で高騰した例外的なエリア
と同等(ないしそれら以上)の上昇をしていることになる。
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これは何ともスゴイことではないだろうか。
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( 追記 )
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ちなみに、京都では、上記リストの調査時点(2014年)以降、
2015年から2016年にかけてマスコミでも注目された
「京都億ションブーム」というのがあり、
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また、2017年以降は、土地がすべてホテルの建設用地として買い占められ
建つのはホテルや旅館ばかりで、
もはや京都の中心部にはマンションは建たないだろう、、、、
とさえ言われる事態(新しいマンションの分譲がない空白状態)も現出している。
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下は、京都の不動産がその希少性ゆえに
最強の投資対象だ、、、、と説く
「誰も知らない 京都不動産投資の魅力」という書籍だが、
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この本の著者もいうように、厳しい高さ制限で供給が限られている中、
狭いエリアに、巨額の資本(マネー)が次々に流入する京都の不動産市場は、
「最強の投資対象」と呼んでもあながち誇張ではないのかもしれない。
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