05:08起床
まだ暗い。
昨日は7時半過ぎにレストランで朝食を食べた。その後車に乗り込んでフェリー乗り場のある古仁屋港に向かった。雨もすこしぱらついていた。緋寒桜の咲いている道を通ってホテルから1時間くらいで港に着いた。10:20発の船に乗り込んだ。
線が引かれていて脇の歩行者用の道を通って船内に入った。往復690円、片道25分で着く。行きの切符はもぎ取られている。ぱらついていた雨も止んだ初「加計呂麻島」に上陸した。島を走るバスや折り返しの船で奄美に向かうひとたちが待っていた。さて島に着いたものの無計画で何処に行けばいいのかさっぱりわからない。近くを通りかかった人にレンタカーはありますかと聞いたら5分ほど歩いた所の板金屋さんで貸してくれると言われた。乗ってきた船が停泊している。小雨が降り出したなか傘を差して2人で歩いた。出てきた板金屋のおじさんにこの車で最後だと言われた。「加計呂麻板金塗装」「加計呂麻レンタカー」と書かれた領収書に3,000円と書いてくれた。近くのガソリンスタンドで満タンにして返すように言われ12時間使ってもいいようだったが時間など書き込む様子もなくゆるい感じの商売だ。車に乗り込んでみたもののどっち方面に行けばいいのかさっぱりわからない。いつまでも走り出さないのでおじさんが出て来た。前の道路を真っ直ぐに走って行けば食堂もあると言われてそっち(??)方面に向かった。通る車も少なくほとんど貸切り状態の道路を走った。
島尾敏雄文学碑公園の表示もあって行きたかったが時間が限られているので諸鈍ディゴ並木に行ってみる事にした。諸鈍郵便局。ゆっくりとこんな道を散歩しながら暮らしていたい。貸切りと書かれていた黒板が外されて中に入れてもらった。予約していた客のキャンセルが入って奇跡的にお昼を食べさせてもらえる事になった。「かなめちゃん」食堂の中からは海とデイゴ並木が見えている。綺麗なお姉さんがひとつひとつ丁寧に作られているのが良く分かる盛り付けたお皿をカウンターに出してくれた。味噌汁は熱々、ご飯も美味しい。かなめちゃんに行くときは予約して行った方がいいよ。お姉さんのセンスは抜群で美味しい食事にありつける事間違いなし。これで800円で飛び入りだったのに値段も安く最高だった。5月頃にはディゴの木に赤い花が咲くようだ。青い海を見ながらいつかディゴの花の咲く頃に歩いてみたい。車に戻り04:40発の船に乗り込んで古仁屋港に戻った。同じような食事が並ぶレストランで私は生ビール、妹はレモンチュウハイを頼んで車の中からの「議論」を続けた。ひとはそれぞれの考え方があって口から出てくる言葉ひとつにもそのひとの性分がもろに出てくる。だれもが自分の考えていることと違う言葉に出会った(??)時にゆっくり落ち着いて静かに考えればいいのだが咄嗟の反応は過激な言葉になってしまって相手の気持ちを汲むにはかなり高度な技術が必要になってくる。多分何処にでも転がっている車という密室での出来事だ。運転手と助手席に乗っているふたりのやりとり程面白いものはない。人生の縮図がそこに詰め込まれていて会話を録音して「公表」したら下手な小説を読むより価値がある。ここで会話を再現する事はやめておくが、誰もが自分の考えを譲らないところからあれこれ問題が発生する。車という密室、家庭という密室、友人知人いう密室、親しくなるほどに世間の他人さまの目がない「本音」が飛び出す。議論の末の結論はどっちも頑固な性分で「自分の考えの方が正しい」と思っている暮らし方にあった。この世に生まれ落ちた時から幾つもの別れを経験してきているが姉妹は血が繋がっているだけに過激な議論もするがいつか元に戻ってケラケラと笑いあえるのがいい。自分らしく、自分らしくって幾つになっても変わらない自分の気持ちにほどほど呆れかえることもあるがまるごと抱えてこの先も暮らしていくしかない。頑固者はいつか誰からも見放されるかも知れない恐怖も感じないではないがその時はその時だ。仕方がない。
今日は島豆腐を食べに行く予定だ。
まだ暗い。
昨日は7時半過ぎにレストランで朝食を食べた。その後車に乗り込んでフェリー乗り場のある古仁屋港に向かった。雨もすこしぱらついていた。緋寒桜の咲いている道を通ってホテルから1時間くらいで港に着いた。10:20発の船に乗り込んだ。
線が引かれていて脇の歩行者用の道を通って船内に入った。往復690円、片道25分で着く。行きの切符はもぎ取られている。ぱらついていた雨も止んだ初「加計呂麻島」に上陸した。島を走るバスや折り返しの船で奄美に向かうひとたちが待っていた。さて島に着いたものの無計画で何処に行けばいいのかさっぱりわからない。近くを通りかかった人にレンタカーはありますかと聞いたら5分ほど歩いた所の板金屋さんで貸してくれると言われた。乗ってきた船が停泊している。小雨が降り出したなか傘を差して2人で歩いた。出てきた板金屋のおじさんにこの車で最後だと言われた。「加計呂麻板金塗装」「加計呂麻レンタカー」と書かれた領収書に3,000円と書いてくれた。近くのガソリンスタンドで満タンにして返すように言われ12時間使ってもいいようだったが時間など書き込む様子もなくゆるい感じの商売だ。車に乗り込んでみたもののどっち方面に行けばいいのかさっぱりわからない。いつまでも走り出さないのでおじさんが出て来た。前の道路を真っ直ぐに走って行けば食堂もあると言われてそっち(??)方面に向かった。通る車も少なくほとんど貸切り状態の道路を走った。
島尾敏雄文学碑公園の表示もあって行きたかったが時間が限られているので諸鈍ディゴ並木に行ってみる事にした。諸鈍郵便局。ゆっくりとこんな道を散歩しながら暮らしていたい。貸切りと書かれていた黒板が外されて中に入れてもらった。予約していた客のキャンセルが入って奇跡的にお昼を食べさせてもらえる事になった。「かなめちゃん」食堂の中からは海とデイゴ並木が見えている。綺麗なお姉さんがひとつひとつ丁寧に作られているのが良く分かる盛り付けたお皿をカウンターに出してくれた。味噌汁は熱々、ご飯も美味しい。かなめちゃんに行くときは予約して行った方がいいよ。お姉さんのセンスは抜群で美味しい食事にありつける事間違いなし。これで800円で飛び入りだったのに値段も安く最高だった。5月頃にはディゴの木に赤い花が咲くようだ。青い海を見ながらいつかディゴの花の咲く頃に歩いてみたい。車に戻り04:40発の船に乗り込んで古仁屋港に戻った。同じような食事が並ぶレストランで私は生ビール、妹はレモンチュウハイを頼んで車の中からの「議論」を続けた。ひとはそれぞれの考え方があって口から出てくる言葉ひとつにもそのひとの性分がもろに出てくる。だれもが自分の考えていることと違う言葉に出会った(??)時にゆっくり落ち着いて静かに考えればいいのだが咄嗟の反応は過激な言葉になってしまって相手の気持ちを汲むにはかなり高度な技術が必要になってくる。多分何処にでも転がっている車という密室での出来事だ。運転手と助手席に乗っているふたりのやりとり程面白いものはない。人生の縮図がそこに詰め込まれていて会話を録音して「公表」したら下手な小説を読むより価値がある。ここで会話を再現する事はやめておくが、誰もが自分の考えを譲らないところからあれこれ問題が発生する。車という密室、家庭という密室、友人知人いう密室、親しくなるほどに世間の他人さまの目がない「本音」が飛び出す。議論の末の結論はどっちも頑固な性分で「自分の考えの方が正しい」と思っている暮らし方にあった。この世に生まれ落ちた時から幾つもの別れを経験してきているが姉妹は血が繋がっているだけに過激な議論もするがいつか元に戻ってケラケラと笑いあえるのがいい。自分らしく、自分らしくって幾つになっても変わらない自分の気持ちにほどほど呆れかえることもあるがまるごと抱えてこの先も暮らしていくしかない。頑固者はいつか誰からも見放されるかも知れない恐怖も感じないではないがその時はその時だ。仕方がない。
今日は島豆腐を食べに行く予定だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます