【空想の森ARTコレクティブ】が発足しました。
「コレクティブ」とは、「共同するー集合するー収集する」という三つの価値観を集約する概念で、「現代アート」の先鋭的な動向として各地で展開され始めたアートシーンです。
1986年、由布院の地域活動を母体として誕生した「由布院空想の森美術館」(第1期 1986〜2001・第2期 2018〜現在)が行なってきた活動は、この一点に統括されるという認識をもとに、今回、「空想の森アートコレクティブ」を起動します。
このプロジェクトは、「由布院空想の森美術館」の運営に関わってきたスタッフ群と藝術新社 漂泊 主宰の廣瀨凪里による共同作業を運営母体とします。この母体に由布院空想の森美術館がこれまでに連携して活動してきた各地のミュージアムやギャラリーのオーナー、コレクター、作家などが参加を表明してくれています。
上記に参入する施設・個人の所有するアート作品を同コレクティブに委託し、リストを作成。 リストアップされた作品が各地の地域アート・古民家再生アート等で行われる企画展への出品・展示(貸し出し、販売を含む)作品の核となります。
この主旨のもとに、これまでに集まってきた作品、由布院空想の森美術館のコレクションなどを合わせて、「空想の森アートコレクティブ展<VOL:1>」を開催することとしました。
第一回はインフォメーションを兼ねて3月26から4月4日まで「友愛の森空想ギャラリー」にて。以後、次々に会場を変えながら厚みを増してゆきます。まずは会場風景を紹介。一点ずつの説明もこのあと開始します。
*写真は右下友子さん。