太宰がえり

太宰大好き芸人　又吉くんに影響されたわけではないけど、最近電車の中で太宰を読んでます。
昔は太宰の生家　津軽金木町の斜陽館にいったほどの太宰ファン。
数年前には、三鷹の陸橋もみたし。

でも作品を読むことはとんとご無沙汰でした。
電車の中で読む本に困り、昔読んだ短編集を読んでみたらこれがおもしろいのなんの。
特に《眉山》が面白かった。


読んだ覚えはあるものの、内容は忘れていたので、クライミング的にいうと　気分はオンサイト。

それで、新しく御伽草子を購入。
その中の《新釈諸国噺》、これは西鶴原作のものを太宰がアレンジしたものがおもしろい。
西鶴も好きだったけど、太宰のスパイスをふりかけたのでぐんと読みやすくなりました。

《大力》は相撲大好き男の噺なんだけど、相撲をクライミングに置き換えてみると
より楽しい。

《猿塚》も悲しい話なんだけど（子守もしてしまう猿ってすごい）面白かった。

当分電車の中は太宰です。

写真（上）は新たに買いなおした文庫。

　

↑昨日城ケ崎の遊歩道で見た鳥。ヤマガラかな？？
ズームにしたけど、小さすぎと後姿すぎ。