REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『炎のランナー』を観た

2013-07-12 | Weblog


最近気づいたんだけど、府中で新・午前十時の映画祭というのをやってるようです。
2週間交代で本数は25本。
そのうち半分は第一回と第二回の映画祭で評判のよかったもの、あとの半分は新たに上映されるものです。

今日観たのは『炎のランナー』。
ロッキーを観た事がないのにもかかわらずロッキーのテーマを知ってるように
この『炎のランナー』のテーマ曲も映画を観たことがないけど、曲は知ってました。
劇団鳥獣戯画の知念座長も好きな映画だそうで、この曲を芝居に使ったこともありました。


その芝居の印象からか、長距離走かなと思っていたら、短距離の話でした。
しかも、オリンピック(パリ)。
スポ根というより、対ユダヤ人への偏見だったり、神か国王かという自分自身の中の戦いだったり、
単なるスポーツ映画じゃなくなんていうか自分の軸っていうか価値観みたいなものを問う感じでした。

また1920年代の女性のファッションもとても素敵です。

あ、どうでもいいけど、私は陸上部だったので、あのハードルの越し方とか、
400Mのとき、手紙(メモ)を握ってたのに
途中で手紙が消えてるぞ、とか細かいことが気になってました。
スターティングブロックもなくて、スタートの位置に穴を掘ってましたね。時代を感じる。

鍛えられた肉体と無駄のないフォームでの走りは美しいです。
シーンで好きなとこは、海辺で特訓するとこの水平線の美しさでした。
あと、ライオンの蝋燭たてが気に入った。細かすぎるぞ、自分。

関係ないけど鮎が食べたい